浅黄塚   1577m 
           

 2013.2.23(土)   


  晴れ    単独      富士山スカイライン裾野・富士市界から入山        行動時間:32M


@市界から取り付き6:51→(21M)→A浅黄塚7:12〜13→(10M)→B下山7:23


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@富士山スカイラインの裾野市と富士市の境から入山。 緩い雪に深いツボ足を強いられる。ここを体感して、これ以降の山ではカンジキ装着。 下側斜面。 A浅黄塚山頂と富士山。
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A東側の様子。 A南側の様子。 AMLQ氏の絶縁テープ。 Bほとんど余地が無い場所に無理無理に駐車。



 西臼塚を終えて、雪の量が少し把握出来た。思ったより少ないよう。なんて思ってここに来たら、場所を違えたほどに多い感じ。標高差分の量かとも思うのだった。とりあえず、元気なうちはツボ足を決め込んでカンジキはまだ封印する。ここは駐車余地に苦労した。高さ700mmほどの雪の壁が出来ており、そこが凍って硬くなっている。さすがに体当たりして駐車スペースを広げられない状態。裾野市と富士市の境に居るのだが、その富士市側に20mほど入ると、一台分にもならない半台分の余地がある。そこに停める。他に場所が無く、冬季に狙うのは、駐車の関係で厳しい場所となる。でも決行。全速前進が必須。心して踏み入れてゆく。

 最初からかなり厳しい登り。時折踏み抜きがあり、硬さが安定しないのは至極疲れるのだった。ただし、視界がいいので、快適斜面。一定しない深さの乱れたトレースを引きづりながらゆっくり、いやかなり急いで登って行く。東側から来光があり、気持ちよさが相乗される。南西側からの尾根筋に沿って緩やかに左に弧を描きながら巻き上げてゆく。既にカンジキを着けない事を後悔していた。急いでいるときほど、距離が長く感じる。肩的場所に登り上げ、山頂かと思ったら、まだその先にしっかり勾配が待っていた。ササの上に雪が乗り、無数にある鹿のトレースの一つを伝って行く。周囲にかなりの足跡がある。それも小鹿と思えるもの。増えているようだ。

 浅黄塚。赤い絶縁テープが見え。まさしくそれはMLQ氏のマーキングであった。「07.12」と読み取れる。かなり薄くなっているが、それでもしっかりと筆跡は判る。木々の間からしっかりと富士山の姿がある。今日、上に居る人は最高だろうと思うのと、風で大変だろうと思うのと・・・。雪煙が東の方へ流れている。上層はかなりの風だったろう。撮るものを撮ったら、すぐに下山。

 経路の半分くらい降りると、「路上駐車はしないで下さい」のようなアナウンスが聞こえる。はっきり聞こえず、スキー場のアナウンスのようでもあるが、自分の意識がそうなので、そうにしか聞こえなかったのである。急いで駆け下りる。駐車違反ではないが、往来車に迷惑を掛けているは事実。黄色の回転灯をまわした監視車両が、交通違反者でも捕まえた警察のようにしている絵面を想像する。大丈夫か、そろそろ車が見える位置、運動とは別に心臓がバクバクしだした。そんなことなら止めとけばいいのに・・・。

 スカイラインに下りると、とりあえずセーフ。空耳だったのか。次は東臼塚を狙う。駐車はこのまま、懲りないヤツなのである。

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