片蓋山   1488m 
           

 2013.2.23(土)   


  曇り    単独      南富士エバーグリーンライン分岐東側から        行動時間:28M


@富士山スカイライン水ヶ塚P東10:13→(10M)→A林道終点10:23→(10M)→B片蓋山10:33〜34→(7M)→C駐車余地10:41


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@水ヶ塚公園より東に250mほど行った場所に駐車。1台分の除雪余地あり。 よく判らぬ林道に入って行く。すぐ先に、重機による雪山が造られていた。 雪山の先にはスノーシューのトレースが続いていた。スノーシューツアーでもされる場所のよう。 A林道終点地には、かまくらや雪のオブジェがあり、スノーシューで踏み固めた文様が見事。正面の場所から取り付く。
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歩き辛いササの繁茂した斜面。黒いマーキングも見られる。 B片蓋山最高所。鹿の角研ぎ跡が見られる。 B南側の様子。 降りてきたササ斜面。
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林道に乗る。 C駐車余地に戻る。    


 
 富士山スカイライン沿いの山として最後になった場所。どう狙おうかと、スカイラインを走りながら見ていると、フェンスに守られた道形があるよう。これを見る前は、普通に北西尾根を伝ってゆこうと思ったのだが、あるものは使う。その前に駐車余地だが、安全なのは水ヶ塚駐車場。ただ、少しだけ歩かねばならない。歩きに来ているのに、歩かねばならないとは何事ぞ・・・と言われそうだが、なにせ近い方がいい。裾野市と御殿場市の市界から御殿場側に100mほど入った場所に、1台分の除雪余地が出来ていた。そこに突っ込む。これもクロカン車の恩恵。

 車道を渡り、少し西に進むと、林道の入口にゲートがしてある場所がある。現在は容易に跨げる高さまで雪がある。ワカンの利を使ってワッサワッさと雪の上を進んで行くと、道の前方で小山が出来ていた。攀じって上に上がると、それが重機で人工的に造ったバリケードのような物と判った。そしてこんな場所に車道側からスノーシューのトレールが入ってきていた。なにか上の方に電気施設でもあり、その点検にでも登ったのかと予想したが、経路の様子がおかしい。スコップが並べられたように放置され、トレールが物凄いしっかりしている。進んで行くと、おもちゃのバットのようなものがデポしてあった。これは・・・スノシューツアーコースか、と理解した。遊ぶ為、遊ばせる為の道具がある。

 さらに林道を行くと、終点地となり、そこにはかまくらや、雪で作った塔等のオブジェが見られた。一番凄いのは、皆が揃って踏んだであろう渦巻き型の紋様。踏み荒らしてなく、綺麗な形で残され立ち去っている。私もその意図を汲んで、絵を崩さぬように丸く歩きながら先の方へ抜けてゆく。林道で楽をさせてもらったはいいが、この先が厄介だった。

 林道終点の南端から藪尾根の乗る。鋭角に戻るように山頂を目指す。笹薮であり、そこに雪が乗り、フワフワと覚束ない足元。踏み抜くと股までストンと落ちてしまうような場所で、かなり辛い行動となった。林道が使えてよかったと思ったが、北斜面を伝った方が楽だったかと・・・少し思ってしまう。それでももうすぐ、山頂は目と鼻の先。

 藪を濃いで行くと、最高所に鹿の角研ぎ痕の痛々しい立ち木がある。他に目ぼしい目立つ物はない。林道があったので、山頂も少しに賑やかしいのかと思ったが、予想外。静かな静かな藪山であった。天気は急に下降線。一気に冬の様相になってきた。この後、次第に悪くなってゆくのかも。下山に入る。

 下りは林道の在り処が判ったので、北に笹薮を降りて行く。乗ったり分けたりの、あまりいいルートではなかった。でも、早いタイミングで林道の乗ることが出来た。ワカンをここで外す。足かせが取れたようで楽なこと・・・。雪のバリケード前から車道側にクネクネと道形がついており、それに伝って車道に出る。8座終了。

 この後、有料道路を麓側に降りて、園地内の山を目指す。


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