虚空蔵山   672.9m 
           

 2013.1.26(土)   


  晴れ    単独      富士見台住宅地より        行動時間:14M

 


@富士見台アンテナ施設12:14→(6M)→A虚空蔵山12:20〜24→(4M)→B戻る12:28


antena.jpg ringo.jpg sancyou.jpg  cyousa.jpg 
@富士見台住宅地の東端にアンテナ施設があり、ここを始点とする。 経路にトレースがあった。リンゴ畑の方か、散歩の方のよう。山頂へは、途中で途切れていた。 A山頂台地に乗る。 A山頂では植生調査中。
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A三角点が顔を出している。 A三等点。 A「宇賀神社」があったよう。雪を刻みに擦り込んで撮影。 A火事で消失なのか、焼けた大木があった。
kitagawano.jpg  kaeri.jpg  cyuusya.jpg     
A北側の展望。 往路を戻る。 B到着。  



 虚空蔵山を踏み、東にあるもう一つの虚空蔵山へ行く。先の、太郎山トンネルに潜って見えない虚空蔵山。標高こそ低いが、こちらの虚空蔵山は見える。もっとも18号を走っている分にはどちらも見えるのだが・・・。少し興味と面白さを加味させるために虚空蔵山のダブルヘッダーとした。

 

 地形図では、西側斜面に果樹園の作業道が見える。ここでの果樹はりんごで間違いなし。ただしこの時期にその道が伝えるとは限らない。となると同じく西側にある富士見台住宅地からのアプローチが有効になる。神川を擁し、その自然地形に居城があったような場所に思えるのだが、どうだろうか。

 

 住宅地の富士見台だが、途中に道標などなく、知っていないと入って行けない住宅地であった。大々的に案内している場所かと思ったのだが、既に入居者が埋まり、その必要は無くなったのだろう。曲がり角が判らず、高速の側道をあたふたと迷って現地入りとなった。カーナビと地形図を見比べながら、くねくねと住宅地の中を縫って進む。そして西端でT字路になったら右折し、南側に進むと先の方にアンテナ施設が見える。そこまでの間は雪の平原。畑なのか広場なのかも判らない。でも車の轍はある。四駆なので気合を入れて入って行く。少し足を取られるが、問題なくアンテナ施設前まで入ることが出来た。

 

 アンテナ施設の東側には、道形があった。これは予想外。さらにはトレールとなっており至極歩きやすい。好事家集団が訪れたか・・・まさか・・・。半信半疑で追って行くと、右手には大型ゴミの放置が目立つ。そこを過ぎると、リンゴ畑の中に入った。トレールはそのリンゴ畑の中央で南西側に向かっていた。どうやら登山者ではないようである。少しホッとした。こんな場所に、これほど多くの人がやってきたら、普通におかしいと思う。私もおかしな人の一人なのだが、これもまた拘りでもある。

 

 リンゴ畑は気にしていないと行き止まりとなる。よく見ると、畑の北東側に道形があり、そこへの入口がよく判らないのであった。リンゴ畑は敷地に沿って木のフェンスがあり、方角だけ定め知らずに進むと袋の鼠的になってしまう。リンゴ畑の敷地から抜け出し道形に乗ると、すぐに登り勾配になる。登り上げた場所が虚空蔵山。

 

 山頂は意外に広い場所で、雑木林の居心地の良い場所。最高所に三等点が顔を出しており、一応到達感を得られる場所であった。東側に何やら石柱があるので近付いてみると、石柱には「宇賀神社跡」と彫られていた。どうやらここには神社があったよう。そう見ると、周辺が境内としての敷地に見える様相であった。そして山頂からは木々の間からの展望がある。往事は、もっと開けていたことだろう。そしてこの石柱の南側には、焦げた大木がある。落雷か事故か、何せ炭化した部分が黒く見えていた。あと、この山頂では植生調査がされているようで、その文言が書かれた紙が残され、選抜された木にマーキングが縛られており、それがあたかも花が咲いているように見えた。

 

 下山は往路を戻る。下山と言うほどでも無いのだが・・・。歩きながら思ったが、住宅地からの散策に適当に思えた。でも灯台もと暗しで、地元に居るとここに三角点がある事など知らない人が多いだろう。全ては興味。車に到着し、この日の全ての山行を終える。

 

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