西臼塚   1293m 
           

 2013.2.23(土)   


  晴れ    単独      西臼塚駐車場より周回        行動時間:22M


@西側駐車場西端登山口6:14→(7M)→A西臼塚6:21〜22→(12M)→B車道に出る6:34→(2M)→C駐車場に戻る6:36


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@西臼塚駐車場の西側駐車場の西端に遊歩道入口あり。 @山頂まで20分と書いてある。 山頂直下。左から巻き上げるよう登る。 A西臼塚山頂。
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A山の神があり、解説が添えられている。 A山頂標識と指示標。左側の道は、作道中。 北から見る山頂部。 作道中の散策路は、まだ各所で深く抉れている。
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B車道に出る。 B出てきた場所。ここから入っても、ルートが判らないだろう。経路に道標なし。 C駐車場に戻る。



 2月23日、語呂をあわせた「富士山の日」。この週末もまた日本海側は荒れ模様で、思っていた場所に行けず、ここは富士山の日には富士山で遊ぶ事にした。

 1時、家を出る。星空と月の綺麗な夜空だった。野辺山を越えて韮崎に降り、20号、358号と繋いで精進湖を右に見る。見るっても真っ暗なのだが、それでも月明かりで水面が見える。そして139号でズンズンと南下して行く。上井出交差点から白糸滝公園線に左折し、篠坂交差点から富士山スカイラインに入って行く。一番に路面状況が気になっていたが、当然の凍結はあるものの、そこそこのスピードを出せるほどの除雪管理状況であった。今日はこの付近の10座を地図上にプロットしてきた。雪の状態如何で達成、未達成となるが、多くを高望みせず行こうと決める。途中で仮眠を入れてきたので、5時半に西臼塚の駐車場に到着した。ここは全部ではないが一部除雪され普通車でも入れるスペースが作られていた。外気温はマイナス7度。ここにしたら暖かいようにも思えた。夜明けまで仮眠を決め込む。

 到着してから、スカイラインを通過して行ったのは2台のみであった。白みだした外に対し急いで準備をする。偵察に車を移動しながら山手側の斜面を見て行くと、駐車場の西端に、なにか散策路道標が見えた。車を寄せてゆくと、そこには「西臼塚」と書いてある。下準備をしてこなかったのだが、危ぶむなかれちゃんと散策路があるようだ。まず1座は間違いなしとふんだ。

 散策路に足を乗せてゆく。こまめに分岐点に行政の標識がある。一帯に散策路を作ったようで、そのための枝道も多くなっている。雪があるので、実際の道形を見ていないのだが、そう思えた。枝分かれする場所は、当然のように高い方へ、高い方へと進んで行く。右へ、右へで良かったと思う。すると目の前に高みが見えてくる。このあたりになると、丸太で階段が造られている。しかし楽そうで楽でなく、ステップ間隔が我が歩幅と合わず、ちと登り辛かった。道標には経路20分とあったが、かなり急いだので半分くらいの時間で踏める感じ。

 西臼塚。登りあげると、「あれっ、ここでいいの」なんて思わせる場所。まず山の神が出迎え、山頂標識は西側を向くような形で設置してあった。登りあげた方向を向いていれば、登頂感があったのに・・・。山頂に来て「臼」の感じがしないのが気になった。もっと火口が見て取れるのかと思っていたが、ちとここは肩透かし。それでも、散策者を飽きさせない配慮があり、掲示物が待っている。樹林間隔があり、居心地のいい山頂であった。

 帰りは往路を戻らずに。西に進む散策路を降りてみた。途中でその道はロープで封鎖されていた。廃道なのかと思って進むと、全く反対で、作道中であった。指導標も無くなり心細いルートとなる。荒れている掘れた地形に雪が乗り、確かに足場が良くなかった。もう少しでスカイラインに出るというところで、道形はあやふやになり、やや大ぶりな谷地形が進路を塞ぐ。これが地形図に見られる溶岩流の跡となるだろう。谷の右岸側と言えよう所を伝って進んで行くと、西側からの路に乗り、僅かで車道に出た。振り返り記憶から進路を逆回転させるが、こちらからのアプローチは現在は無理だろう。何処に進んでいいか判らないのだ。散策路が完成するまで入らないほうがいいだろう。

 車道に出て駐車場へ戻って行く。実は、散策路で駐車場のスタート地点付近に戻れるかと思っていたのだが、大きく違う場所に出た。途中、どこかで大きくミスをしているのか。散策路を造っているくらいなので、下調べをしてルート取りを決めているだろうから、「外している」のは間違いなのであろう。どこで間違えたか・・・その場所が判らず歯痒いのだった。駐車場に戻り、次の場所へとスカイラインを東進して行く。

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