大日向山   1260m   
           

 2013.12.7(土)   


  晴れ     単独      駆ヶ越トンネル南寄り       行動時間:50M


@林道路上9:19→(1M)→A駆ヶ越トンネル9:20→(19M)→B尾根に乗る9:39→(3M)→C大日向山9:42〜56→(13M)→D林道上10:09


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@トンネルの出口付近がやや広いがカーブしており不適。少し戻って停めた。 A駆ヶ越トンネル。右側の降り口が足場が悪い。 やや急峻の斜面が続く。 尾根直下。フワフワとした足場斜面。
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B尾根に乗る。 笹枯れが進路を塞ぐ。 C最初のピーク C大日向山最高峰。3つの小さな高みが連なっている。
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C北側に進むと、西側の展望地がある。 C西側の様子。妙法ヶ岳が右に。 Cこの山でヤキソバパンが撮影されるのは初めてだろう。 尾根を戻る。
tonnneruheno.jpg  tonnneruue.jpg  tonnnerumaue.jpg  modoru.jpg 
トンネルへの斜面。グリップがよく下りやすい。 トンネルの上。草地にホウヅキが生っていた。 トンネル真上 D駐車場所に戻る。



 榊山から戻り、大血川林道を三峰側に登って行く。途中太陽寺というお寺さんが見えてくる。この場所にして大きなお寺さんで、手前駐車場には乗用車の姿も見える。人気無い場所と思っていたが、ゼロでは無いようだ。さらに登って行くと、路肩に数台車が停まる。霧藻ヶ峰への登山口が林道途中にあるのだった。立派な東屋も設置され登山口として、下からの経由地として整った場所となっていた。ここからしばしで駆ヶ越トンネルとなる。

 
 一度トンネルを抜けてみるも、そこからの斜面は地形図を見たとおりの斜面。コンクリートのよう壁工事がされていて、取り付く場所が無かった。再びトンネルを戻り南側に出る。こちらは日差しがあり温かい。斜面の条件としても環境もこちらに軍配が上がる。トンネルのすぐ出口が広くなっているが、緩くカーブしており駐車に適さない。少し戻るようにしてガードレールの切れた余地に寄せ停める。

 
 目指すピークはすぐ上。駆ヶ越トンネルの口の縁を右に回り込む。誰か伝ったのか、ここのみに一つマーキングがされていた。コンクリート養生されている場所と自然地形との段差があり、少しだけいやらしい場所が最初のここ。その先の斜面はやや急登で、日差しのある中央の凹み地形を九十九折りに登って行く。

 
 一気に上がってしまおうかと意気込んでいたが、ややズルズル滑る斜面に手こずりながら、途中で数回息を整えるほど。なめてかかると意外と負荷を感じる場所であった。そして尾根に乗り北に進んで行く。下草が無く快適と思っていたら、すぐ先で笹枯れ地帯になる。獣道を選んで分けて進むと、その距離は20m程でまた歩きやすい地形となった。この辺りから大日向山の山頂部となる。

 
 笹枯れの場所を登ると最初のピークがあり、さらに先にもう一つ。多分ここが最高峰となろう。大小3つほどのピークがあり、さらに先の北側には、展望地があり、西側の妙法ヶ岳がよく見える場所であった。ヤキソバパンを取り出し朝食。日が入らず寒いので、展望を楽しむならこの時期は午後に訪れた方が良いだろう。それでもくっきりと見える山塊、そして山腹を巻く林道に、高度感を感じなかなか居心地がいい。マイナーピークであり展望などないと思っていたところに、この出迎えは感激。この先にはワイヤーなどが残置されていた。林業作業がここでされていたよう。

 
 尾根を戻り、トンネルへの斜面を降りて行く。登りづらかった斜面は、頗る降りやすい。下りは流れると思っていたが、重力と体重を、丁度良くホールドするようにグリップしてくれていた。要するに登りづらい斜面ではあったが、降りやすい斜面なのだった。

 
 トンネルの上に出る。往路では気がつかなかったが、ホオズキのオレンジ色の実を見つけた。野生種か、工事用の土砂に混ざったものなのか・・・。なにせこんな場所にと思えたひと株だった。慎重にトンネル出口左側に降りて行き林道に乗る。

 
 テクテクと戻って行く。通行量が無く静かな林道で居心地がいい。季節柄なのだろう、バイカーの騒音も無いのもいい。車に戻り大血川の方へ降りて行く。

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