大正山    1060.1m   
           

 2013.7.28(日)   


  快晴    単独     番場池側登山口より        行動時間:34M


@登山口9:39→(13M)→A西側展望地9:52→(5M)→B大正山9:57〜10:02→(11M)→C登山口10:13


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@登山口。向こう側に番場池へ降りて行く道があり、その入口に駐車余地あり。 @道標。 下側は何とか道形が出ているが、それにしても日が上がってから入りたいような茂った場所。 上の方は完全に埋もれている。
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山頂への分岐点が判らず、西に進んでしまう。 A西側の展望地。以前は山頂一帯でこんな展望だったのだろう。 A松本市街。 B大正山。幼木が育ち展望は皆無。
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B三角点の場所も覆われてきている。 B三等点。 B旧本郷村の石碑。 B2002年の火事は大きくニュースにされた。
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B「元号名の山シリーズ」。こんな拘りも面白い。 B山頂から美ヶ原 蝉があちこちで見られ採り放題。 淡い黄色い花も見られ。
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この二つのリボンが下がる場所が、山頂へ向かう分岐点。気にしていないと往路に通過してしまう。 C下山。    



 R254から美鈴湖への案内道標に導かれる。松本浅間カントリークラブを左に見て、スカイラインと言えよう快適な道を進んで行く。しばらく進むと、右に番場池が見えてくる。見えてしまうと進み過ぎで、そこより西側にフェンスのされた道形入口と、もう一つ「大正山」とふられた登山口がある。後者はやや見出し辛くなっている。付近には駐車余地がピンポイントでしかなく、番場池に降りて行くダート道の入口に1台分の余地がある。

 この余地と登山口の間には、ガードレールへの衝突なのだろう、花が手向けられてある。スカイラインにはタイヤ痕が多かった。遊びが行過ぎると、取り返しがつかないことになる場所のよう。手を合わせ前を通過して行く。

 登山口からしばしは道形が見えている。ただ、朝露でびっしょり濡れるような場所であり、今日のような日の高い時間に登る山と思えた。次第に藪化したルートとなり。中盤はけっこうに分けて進むような感じとなった。足許には道形があるのだが、下を見ず、目線の先では判断がしづらい場所であった。両手で分けながら探るようにゆっくりと登って行く。

 上の方へ行くと道形は薄れ、踏み跡らしきものが西へ続いていたので伝って行く。進んだ先には切株の上にワイヤーが置かれた場所があった。展望こそいいが山頂ではなかった。ここからは松本平野の展望が抜群。さらに西側へ踏み跡は続いていたが、どこかでルートを間違えたようで、進まず東へ戻って行く。コンパスを見ながら、適当にやや漕ぐようにして北東に修正して行く。登山口道標があったので安心していたが、油断ならない山となっていた。あちこちに踏み分けた跡があり、変な風に誘われてしまう場所だった。途中でリボンの下がる踏み跡に出て伝って行くと山頂に到着。

 大正山山頂。周囲展望は幼木がブロックしてしまい、閉鎖的な空間の山頂であった。旧本郷村の石碑が二つ。何故ここに・・・と思えるようなものだった。空間の端の方に三角点があった。やもすると樹木や野草に覆われてしまいそうな雰囲気もあった。2002年の山火事に関係する標柱も立つ。火事後の植樹がここまで成長した事となり、その繁殖力に驚いたりもした。踏み跡が多く見えるのは、そのためのよう。植樹はされているものの、ルートの切り開きはしばらくされていないようで、だいぶ藪化が進んだ経路になっていた。ふと、南側の木を見ると、白いプレートが見えた。そこには「元号名の山シリーズ」とテプラが貼られていた。面白い拘り・・・。

 伊深城山も多かったが、こちらもミンミンセミの数が凄い。特に松の幼木に多かった。クモの巣も多く。登りも下りも同じほど引っ掛けながら降りて行く。それほどに誰も登らない場所となろう。下の道が近くなった頃、ヤマドリの群が居り、鶏のような大きな体躯を見せてくれていた。こちらは日影がほとんどなく、風も少なかった。しっかり汗して登山口に降り立った。

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