富士山 182.1m
2014.4.5(土)
晴れ 単独 みどりが丘配水場から 行動時間:5M
@配水施設11:30→(1M)→A富士山11:31〜34→(1M)→B戻る11:35
@配水所脇から踏み跡を登る。 | 直下。アンテナ施設が出迎える。 | A富士山。古の物と新造されらメカニカルな物が同居。 | A富士仙元大菩薩。仙元と浅間は、同じ意味合いなのだろうか? |
A割られた三等点。 | A南側の様子 | A東に見える正式ルート。 | A「G」 |
B配水所脇に戻る | Bよく見ると標識が揚げられていた。 |
小川町への小用ついでに富士山を狙う。富士山と言う響き、日本人にとってはとても心地いい。
最初は南斜面から取り付こうかと、直下の道を東に向かいながら地蔵尊の方へ向かって行く。東に行けば登路が在る事が判っているので、向く先は東なのだが、どうにも西側の住宅地の「みどりが丘」が気になった。ユーターンして現地入りする。ここは、全て同じ表柱が並び、家の形状も色こそ違えど皆一緒、綺麗だが面白みのない注宅地となっていた。その南東端に、上に向かうスロープがある。ちょうどさくらの見ごろで、舗装された道の脇をソメイヨシノが並んで続く。
細い道ですれ違いは不可能。恐る恐る上がると、途中には花見の為の場所取りだろう、ブルーシートが置かれている場所もあった。行き着いた先は配水施設。駐車余地は特になく、ユーターン場所も特にない。停めるにはちょっといやらしい場所であった。それでも“誰も来ないであろう”と施設門扉前に駐車し、その脇から這い上がる。
踏み痕には、その横に真新しいタイガーロープも流されていた。それほどに急登で間違いなく、足許も滑りやすい。尾根に乗り上げ、すぐに高みにアンテナ施設が見え出す。あっけないアプローチだが、そこが山頂であった。
富士山登頂。これだけ聞くと何か凄い場所に到達したようだが、182mの標高。山頂の大半を占めるアンテナ施設の脇に、富士仙現大菩薩と彫られた石碑がある。その石碑の裏にも二つほど同じ物が見える。三角点が在り、それがために登頂感はあるが、残念なことにこの三角点も角が割られていた。東を見ると、正規ルートが防火帯のような幅で降りて行っていた。南に小川町駅を見下ろすような場所だが、樹木が邪魔をしており展望のいい場所ではなかった。里山ともならない丘陵のような場所。
往路を戻る。登り口まで戻ると、その南側に標識を見つける。「富士山 すぐ先」と案内していた。この標識とタイガーロープ、同じ設置者だろう。4月、残雪季の富士山登頂。