ほとんど登山の形態をなさずに登れる所を探すと、ここが目に付いた。それでも降雪の後の状況下、それなりに緊張を伴って歩かねばならなかった。

　公園の駐車場に停めて歩いてゆく。経路にある森のふれあい館は閑散としていた。理由は有料だからだろう。そこを右に見ながら、ここから登りになる。散策路には塩カルが撒いてあるが、ツルツル状態で足に力が入る。そして何とか登りあげると分岐で、ここにはトイレ舎があった。スマホを起動させながら、最高所の場所へ寄せてゆく。地図もなにも用意してこなかったのでスマホのみが頼み。

　畑引山最高所。と言っても普通に山頂らしくない場所。丘の上のような雰囲気でもあった。駒ヶ岳方向のみ見えるような場所で、閉鎖感はないものの視界はちと窮屈にも思えた。真の最高所は藪の中で、一応踏み込んで登頂とする。一応これでも１座。

　復路は来た道を戻る。ふれあい館で展示してある物を見ていこうかと思ったが、思いのほか高額なので中止。駐車場に戻る。



　

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