七ッ峰 1533.2m
2014.8.3(日)
くもり 単独 梅地パイロット農園より 行動時間:1H41M
@梅地パイロット農園南端7:14〜23→(9M)→A尾根に乗る7:32→(36M)→B接阻峡への下降点ピーク8:08→(7M)→C七ッ峰8:15〜16→(7M)→D接阻峡下降点8:23→(32M)→Eパイロット農園8:55
@梅地パイロット農園の南端の場所。舗装はここまでで、先にはダート林道が伸びる。 | @伝いたかった場所はゲートされていた。 | @東に尾根を目指すもフェンスが張り巡らされて無理。しばしルートを見つけるのに足踏みをする。 | 農園の西側まで林道を進み、ピンポイントでよう壁の登れる場所を見出し取り付く。 |
植林斜面は歩き易い。 | 引水しているだろうパイプに伝う。 | おおぶりな作業小屋を見る。 | A北側の尾根の乗る。 |
倒木が連続してけっこう面倒くさい。 | B接阻峡への下降点ピーク | C七ッ峰 | C行政の標識 |
C二等点 | C富士か? | 直下の標識 | D接阻峡への下降点ピーク帰り |
ピンクのリボンが降りていっている場所もあった。 | リボンは福養の滝のルートなのか? | 歩きやすいのは尾根の南側。こちらにルートがある。倒木帯とは雲泥の差。 | 途中で谷部に入って行く。ルートを逸れる。 |
畑の場所に出る。 | 南西端の場所を巻き込んで林道に向かう。 | 林道に降り立つ。よう壁の上側から撮影。 | E戻る。 |
家への帰路に絡めているので、どうしても富士見峠側からのアプローチになる。計画段階では、智者山、天狗石山と抱き合わせで歩こうかとも思ったが、今回は北側の山と抱き合わせたために北から攻め入る格好になった。
三ッ峰から林道を南に進む。なにか開拓者の土地のような雰囲気があり、休耕しているフェンスで囲まれた土地も目立つし、そんな中でもしっかり農作物がある土地も多い。地形図に示される七ッ峰北東の実線の突端まで車を入れる。そこには付近で一番立派な畑があり、広範囲に農作物が植えられていた。しかし伝おうと思ったルートの場所にはゲートがされカギも掛けられていた。畑の周囲はエキスパンドメタルのようなフェンスが張り巡らされており、何人たりとも入る事が出来ない。車は一段下の広い土地に停めさせて貰う。
さて困った。尾根に乗り上げようと東側に直登するも、その先にもフェンスがあり北に延びていた。100mほど伝ったが、切れ間なく繋がり進む方向に対して逆行しているために諦めた。こちらから攻める方法はないのか・・・。林道は畑の前で終わっていたように見えたが、さらに先に草に覆われた状態で延びていた。ふりだしに戻り、林道をそのまま詰め、適当な場所から斜面を駆け上がる作戦に変更した。
草の茂った林道を行くと、畑のある側には4尺ぐらいの高さにブロックが積まれよう壁となっていた。登れそうな場所が無く注視しながら進むと、畑のフェンスの西端があるその場所に丁度良く蔦が垂れて、根がよう壁に一本蔓延っている場所がピンポイントで在った。ここしか無く腕力で身体を持ち上げる。そしてフェンスに沿うように東に進むと、古い林道跡を跨いでその先は植林帯となっており、歩き易い斜面となった。
歩き易いと言っても間伐された木々が横たわり跨がねばならないのだが、下草が全くないのが幸いしていた。漕がねばならないかと思っていたので、かなり省力出来たことになる。途中から進路を南に変え、トラバースするように進んで行く。と言うのも、そこに引水している黒いパイプが続いていたから。その横には薄いものの踏み跡も出来ていた。しばらく伝って行くと、右前方に大ぶりな作業小屋が見えてきた。完全に廃屋の様相だが、その大きさからここでの林業の盛んな様子も伺えた。あまり高度を上げないので、途中でパイプに見切りをつけて尾根を目指して上がって行く。
尾根に上がったら道が在るものと思って居たが、全くそれらしい気配がない。こんなルートをみな歩いているのか・・・中京の人は薮勘がいいのか、ちょっと不思議に思いつつ尾根を西に伝って行く。すぐに倒木帯となり、無数の木が横たわっている。これは北側に多く、南側には全く見えない。それでも尾根上を進む方が判りやすいと跨ぎながら進んで行く。
いつしか倒木がなくなると、不思議なほどに歩き易い地形が続く。さらにはチラホラとマーキングが見えだし、足元にもハッキリとそれと判る道が出てきた。どうやら正規ルートを外していたようだ。倒木の場所は、ルートは南に在ったようであった。
小ピークに乗り上げ、いったん下り駆け上がった先が、接岨峡への下降点ピークであった。ここにきて初めて道標が見られ、この先も散見できる。メインルート言うか推奨ルートは北からのアプローチとなるようだ。もう僅かと進んで行くと、初老のご夫妻らしき方がすれ違う。のんびりとマイナーピークの山旅、他人事ながら楽しそうであった。山頂までもう僅か。
七ッ峰山頂。このピークは東側が開かれ、左端に富士山らしき姿も望むことが出来た。西の側にも防火帯のような巾があるが、展望を楽しめるほどの巾では無かった。時計はまだ8時台、欲を出してまだまだ登れそうだが、帰路の運転を思うとここまでで十分。往路を戻る。
接岨峡への下降点ピークを過ぎ、マーキングなども確認しながら正規ルートを追って行く。倒木帯の北尾根に対し、やはり踏み跡は南側を伝っていた。こちらは雲泥の差で快適。このまま伝って三ッ峰側に出ても良いとも思ったが、適当な場所から進路を西に向ける。
植林帯を降りて行き畑のフェンスに行き当たる。西に巻き込み往路に伝った場所に戻る。林道に戻るにはピンポイントで降りねばならなく、そこに向かっていた。そして藤蔓を握り、2m程をジャンプして飛び降りる。蔓がどんな動きをするのか不安があったが、丁度良く伸びてくれ無事着地。草の中を戻り駐車場所に着く。
この場所を歩いているとき、往路も復路もラジオの音が聞こえてきていた。付近に住まわれているのか、作業している人が居たようであった。
車に乗り富士見峠を目指して行くと、途中で行き会ったご夫妻らしき2人が三ッ峰に向かって歩いておられた。どこから入山するのが順当だったのか。畑の場所まで行く前に尾根に向かう入山口があるようだ。今回はそこを見いだせなかった。