大岩山     417m        行道山     434m               

 
   2015.11.3(火)    


   晴れ   単独     毘沙門天の先、林道終点より   行動時間:49M 

                 


@林道終点13:43→(8M)→A大岩山15:51→(10M)→B石尊山14:01→(5M)→C行道山14:06〜09→(6M)→D石尊山帰り14:15→(10M)→E大岩山帰り14:25→(7M)→F到着14:32


nyuuzanguchi.jpg  ooiwayama.jpg  ooiwayamahyoushiki.jpg  mumeihou.jpg
@林道終点地から尾根ルートと山腹ルートが切られている。 A大岩山 B剣ヶ峰表記の方が大きい 大岩山の北側の無名峰
sekisonsan.jpg  sankakuten.jpg  hokora.jpg  gyoudousan.jpg 
B石尊山 B割れて等級不明 B北側にひっそりと祠が立つ C行道山の壊れた祠
nishi.jpg gyoudousanhyoushiki.jpg benchi.jpg  sekisonsankaeri.jpg 
C行道山西側ピーク C東側ピークに標識がかかる 行道山から戻って行く。道を塞ぐように置かれたベンチ。行道山側は歩かないよう仕向けているのかも。 D石尊山帰り
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E大岩山帰り F林道終点に戻る。    




 大岩町の最勝時の毘沙門天へと向かって行く。狭い道の途中で上から降りてきた車と衝突しそうになった時には驚いた。こちらも向こうも、少し飛ばし過ぎだったよう。以降注意しながらソロリソロリと登って行く。毘沙門天から先に行くと、トイレを擁した展望場があり水道も引かれていた。この場所から登るのかと思ったが、林道はさらに先に進み終点となっていた。終点の場所が入山口であった。降りてきたのか、東から登り上げてきたのか、一人のハイカーが休んでいるところであった。駐車するにはちょっとおかしな幅の場所なので、停める場合は先ほどの場所だったのかもしれない。と思ったが、この場所に停めてしまった。

 

浄因寺への山腹の道もあるようで、道標で示されていた。その道を右に見ながら高度を上げてゆく。クネクネと九十九折が続くが道の状態は一級品。多くの人が伝う様子が伺える。経路に聞きながらきたTBSラジオが面白かったのでradikoを立ち上げ聞きつつ登っていた。ラジオを持たずともラジオが聞ける時代。まあ常備している無線機でもラジオは聞けるのですが・・・。

 

大岩山にはすぐに到着した。剣ヶ峰の名前の方が前に出ているのか、入山口にもそのように書いてあった。この道の状態なら行道山まで行けるか、そう思った時は「行く」と判断している時でもあった。下り込み北の無名峰に乗り上げる。西側からは終始破裂音が聞こえていた。猟のようではないし発破のようでもなし・・・。快適な道をズンズンと足を進めてゆく。水平動的な場所で単独の男性がすれ違う。

 

三角点峰は石尊山とふられ立派な東屋が建っていた。同定盤も設置され、それらに隠れるようにひっそりと祠が北側に並んでいた。石尊山らしいと思わせるのが、この祠であった。名付けられる場所の多くで、この祠が見られる。三角点はニョキッと起立しており、それがために違うものに見間違うほどでもあった。悪戯しやすい高さでもあり、角が割られ等級が読めないほどになっていた。

 

北に進みベンチの場所が浄因寺への下降点。その先は道形のグレードがかなり落ちて踏み跡程度に感じてしまった。ここでいいのかと探るようにして登ると、祠が壊れ折り重なったピークに着く。上を見ると「行道山」と標識が読めた。狭く寂し過ぎる山頂で、西側に見えるピークへ足を向ける。少し展望があるのでは・・・と期待したのだが、リボンやテープが無数に残るピークで、先ほどの場所とたいして差は無かった。日の入らない暗い場所と言う事も寂れた印象を強くしていた。往路を戻ってゆく。

 

帰りに石尊山で同定盤にて周囲を見るが、どうにも見難い仕様のものであった。富士が望めるようでその方角を見るが、雲に阻まれていた。快晴なもののやや風が強く吹いてきていた。その風が冷たく、立ち止まっていると冷えてゆくのが判った。帰りも足早に行く。

 

大岩山まで戻ると、ご夫妻らしき方が何も持たずに登ってこられており、行道山側へ進んで行った。と言う私も空荷での行動であった。九十九折を降りてゆく。日が入らない場所で、季節相応の空気を感じる場所となっていた。無事降り立つ。

 

仕事前に予定外の2座を加え、計4座を踏めた事となった。気持ちいい秋の里山歩きであった。カーナビで仕事現場を入れると、30分ほどで着いてしまうように経路時間を示していた。それでは早すぎるので、毘沙門天上の展望地で読書をしながら時間の経過を待った。風は冷たいままだったが、日差しが強く心地よかった。何せ展望が良い場所でちょっとした穴場にも思えた。

 


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