妹背山     14m        鏡山   20m        奠供山     14m  
              


 
   2015.11.22(日)    


   晴れ      同行者あり      和歌浦散策       行動時間:48M

                 


@玉津島神社駐車場から7:38→(7M)→A妹背山7:45→(5M)→B不老橋7:50〜8:01→(1M)→C塩竈神社8:02〜03→(3M)→D鏡山8:06→(12M)→E奠供山8:18〜21→(5M)→F玉津島神社8:26


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@玉津島神社に停めて三断橋を渡ってゆく。 妹背山の島内に在る住宅と集会所。 観海閣 民家脇を登って行く。洗濯物が見える。
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海禅院多宝塔 A妹背山山頂 A山頂から片男波側 島内の古い井戸。民家前。
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三断橋を戻って行く。 B不老橋 C塩竈神社 鏡山へと登る道
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D鏡山山頂と東側の様子 D鏡山から妹背山 D鏡山からあしべ橋と不老橋 玉津島神社から奠供山への道標
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経路の古い階段 E奠供山山頂 E大きな碑が立つ E片男波側
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F玉津島神社に戻る      



 

 章魚頭姿山のあとは妹背山に行く。適当な駐車場がないのかと思ったら、玉津島神社の駐車場が開放してあり便利に使わせてもらう。そして道向かいと言うか、海上に浮かぶ妹背山に向かって行く。

 

 三断橋は趣のある石組み構造で、老朽化も見えるがそのまま使えている事が素晴らしい。島に上陸する。向かって左側に歩道が進み、その先にはこの場所に不釣り合いな住宅が現れた。なにか普通の家に見える。その先には集会場のような建物があり、左に見つつ進むと海が現れ、そこに観海閣が出迎えてくれた。これは謂われがあるにしてはコンクリート構造なので気持ちの移入がし辛い場所であった。さてここから山頂へ向かう。

 

 古い階段の横には家があり、予想だにしない洗濯物が干してあった。見えるそれから女性が住まいしているのが伺えた。一気に歩調が忍び足になる。石段を登り上げた場所が海禅院多宝塔で、ここは木造の古風な作りで安心して見られるものであった。ただし洗濯物を干した家の庭のような場所、他人の家の庭にいるようで居心地が悪かった。じっくり観たいが、それを憚るような空気があった。逃げるように上に続く道に足を乗せてゆく。

 

 妹背山山頂。何も標識のない山頂部で、ヒンディー語が書かれた旗のようなもののみが縛られていた。学校の築山ほどの小山だが、廻りの景色がいいので見栄えがする。片男波からなぞるようにあしべ橋へと海岸線のつながりが見える。ボーッと見つつ長居できそうな山頂であった。でもすぐに降りる(笑)。

 

 三断橋を戻り、次は不老橋を観に行く。この時、地元の女性が居たので、先ほど見た住宅の事を聞くと、見てきた2軒に各一人づつ住まいしているとのことであった。すぐに三断橋をレジ袋を持った人が通過する絵面を想像してしまった。それより、島内でのし尿処理はどうなっているのだろう。余計なお世話か。でも気になる。観光地に住む意味では、白川の合掌集落の人らと同じ心境かもしれない。

 不老橋の横に新しい新不老橋があるが、これはあしべ橋とも言うようだ。舗装の有無の差はあれど、どちらも横面となる石の表情が良い。不老橋の方は崩壊が進み、これもいずれは普通になるのだろう。その時の為に一度通過しておく。欄干が一部崩壊しており、そこに敷設されたバリケードが景観を乱していた。

 

 北に戻り塩釜神社に立ち寄る。岩穴の中に同化したような社があり、和合の松なる表示があるが、どれを示しているのか判らなかった。西に進み玉津島神社の方へ行くと、塩釜神社の裏山が鏡山と言うらしく登路が切られていた。石の階段を登って行くと、ここも絶景ポイントだった。

 

 鏡山山頂からは、先ほどの妹背山と不老橋が見下ろせ日本庭園を見ているような構図であった。次に鏡山を降り玉津島神社を参詣してゆく。根上りの松などを見つつ本殿の方行くと、さらに先に道が続き、そこに「てんぐ山」と書かれた標識が出てくる。民家の迫った通路を西に行くと、古い石段が上に続いていた。ここを味わい噛みしめるようにゆっくりと登って行く。

 

 奠供山到着。大きな石碑が待っており、これまでの2座に対し、かなり広い山頂部であった。野外型最古のエレベーターの場所の名残を探すが、よく判らなかった。在ったろうそれを思いつつ、想像しつつ山頂を楽しむ。夏目漱石も立った場所に自分が居ると思うと、何か不思議な感じがした。

 

 下山。こうなったら玉津島六山の全てを登りたくもなるが、観光予定がこの後も詰まっておりここまで。


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