黒岩山     911m  
            

 
   2015.10.31(土)    


   晴れ   単独     鷹落山分岐点から    行動時間:37M 

                 


@入口9:21→(18M)→A黒岩山9:39〜42→(16M)→B入口9:58


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@鷹落山への林道を背にしてモシャモシャの中を入って行く。 尾根に乗った場所。このあたりから状態が非常に良くなる。 信越トレイルの道標。 林道の様子。
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東側に大きなフェンスが続く。 A林道最高所。最高点は西側の藪の中。 A最高点から西。 A北側
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途中の展望地から鷹落山側。 飯山の田園風景。 ススキの密生帯。 B戻る。
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おまけ 桂池キャンプサイト キャンプサイトには水(ペットボトル:新品)が常備。    



 

希望湖からは北に進んで飯山街道に出る。この経路は細く畑の中の農道的な場所があり、暗い中での通過はしない方がいいように感じた。藤の木交差点から北に入り、旧の信濃平スキー場へと向かって行く。飯山新井線の交差点付近には道標は無く、判って折れていかねばならない交差点だった。途中には「11月9日より通行止めになる」看板が出ていた。滑り込みでセーフな感じでもあった。

 

道は狭いが見事なまでの紅葉の出迎えがあった。撮影したい気持ちを抑えながら高度を上げてゆく。いくつもの九十九折を経て向かう先にアンテナ塔がある顕著なピークが見えてくる。どうもその脇を道は行くよう。そろそろ入山口があるはずであり、地形図からはアンテナピークへの分岐のわずか先から山手側に入っているように書かれている。

 

分岐の場所に来ても、アンテナピークへの道標も無ければ黒岩山を示す物も無かった。少し進みつつ左側を気にしてゆくが、何もないまま下りに入り桂湖の平丸峠に辿り着く。そこでは仏ヶ峰に登るであろうパーティーが準備をしていた。同じ登山者と見せかけて駐車場に入れるが、Uターンして後にする。先ほどのアンテナピークの分岐まで戻る。その道向かいには廃道のような道が見える。ただし「立入禁止」とある。それがためにモシャモシャなのか、モシャモシャだから立入禁止なのか判らない。このあたりも信越トレイルのはず・・・立入禁止とはよく判らなかった。

 

分岐の場所に2台ほどの余地がある。ここに停める。紅葉シーズンだからか、通れる日が限られているせいか、意外と通過する車が多い。用意しているとハンググライダーを積んだ男性が林道に入って行った。フライト場があるようだ。薮化した林道幅の道を入ってゆく。かなりススキが茂り前が見えない場所もある。距離にして40mほどか、そこを抜けるとこれまでが嘘のように快適な林道となる。以前は車が通っていたようだが、もう十数年は通られていないだろう場所に思えた。

 

尾根に乗った場所からは、尾根上をまっすくに林道が伝っていた。その途中に信越トレイルの道標が現れた。やはり今伝った道もその一部らしい。でも立入禁止とは如何に。その先で、この山で一番開ける場所となる。ここしかないと言っていいかも。飯山の稲刈りの終わった水田地帯が黄色く見えている。さらに足を進めると、東側に強固な鉄製のフェンスが出てくる。何かの為の防御用だが、落石なのか風よけなのか、車道が下にあるからそのためかもしれない。

 

自然と下り勾配になる。その場所が黒岩山の山頂であった。事前情報では小屋があるはずであるが何も見えない。ナビで確認すると間違いなく911高点に到達している。少し下った南側にそれはあるのだろう。標識類は皆無で、尾根筋の中央を削り取って林道を作ってあるので、南北に高い場所が残っていた。西側がより高いので、僅かに藪を漕いで攀じ登る。密生していて入り辛い場所でもあった。

 

黒岩山最高所は、上に出るとやや展望がある。背の低い人は「展望は無い」と判断するかもしれないが・・・。ここでも人工物は何もない。長居は無用で往路を戻る。

 最初こそ不安になるような道だったが、全容が見えると負担は減った。最後のススキを分け進む場所も、気にならずにズンズンと進んで行く。往路に少し濡らされたが、早朝での入山は雨具を着た方がいい場所に思えた。

 

 入山口に戻る。

 
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