三原山(東山)     700.9m   
            

 
   2015.5.1(金)    


   晴れときどき小雨    同行者あり      林道終点アンテナ施設より往復    行動時間:1H32M 


  


@林道終点アンテナ施設10:39→(45M)→Aアンテナ施設11:24→(3M)→B三原山11:27〜38→(33M)→C林道終点12:11



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橘丸にて竹芝より八丈島底土港へ。 @下から歩こうかとも思ったが、ガスの被りが早く、林道終点まで車を上げる。 @終点の表示 よく管理された道が続く。
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しかし途中よりモシャモシャしてくる。 途中の展望地でガスが晴れこの景色。 手前ピークより山頂を望む。 A途中のアンテナ施設。
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B三原山山頂。 B三等点 B山頂からアンテナ施設。 B山頂から林道側。
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ルート途中のアンテナ。 入山口は、このフェンスを巻き込むようなルート。 C林道終点に戻る。駐車余地は3台分。




2015年ゴールデンウイークは、青ヶ島を目指すことにした。九州方面に照準を合わせていたのだが、どうにも計画が進まず伊豆諸島に転進を決める。さりとて青ヶ島は、船の就航率の悪さはぴか一で計画通りに行かない予想もできる。ようは行ってみないと判らないというギャンブル性のある旅となる。

直通便は無いので、前座となる八丈島で遊ぶ。ここだけでも、思い立ったのが遅かったのでやっとフェリーが予約できたのだった。それでも天気予報はまずまずであり、30日(木)に仕事を定時で終え竹芝に向かう。纏まった連休に入る1日前ってこともあり、そう多くない乗船客であった。22:30竹芝桟橋を出港し、三宅島と御蔵島とを経て8:50に八丈島底土港に到着する。すぐにレンタカーを借り、底土野営場に塒を構えてから、まずは三原山に向かう。

 

八丈町のパンフでは、役場側から歩きあげるコース案内になっていたが、既に八丈富士と三原山の上には雨雲が見え、登頂を急いだ方が得策と判断した。東京電力の施設横から舗装車道を上がってゆき、分岐道標に従い上へ上へ進む。その行きついた先はアンテナ施設の場所で、詰めて3台分の駐車余地があった。経路途中には歩かれている方も居られた。下からだと1時間ほどは要すだろうと思えた。

 

すぐに歩き出す。アンテナ施設を左から巻き込むようなルートで、最初に下りになり、すぐに登りだす。見事に階段状にステップが作られ、管理されている様子が伺えたのと、ここが東京であることを感じられた。ガスの垂れこむ中、ステップをコツコツと上がってゆく。予想はしていたが、同行者が遅い。少し歩調を合わせるようにゆっくりと登ってゆく。

 
 
この階段状の道が途中から様相が変わり、やや足元が泥濘地形となり左右からの木の繁茂が強くなる。分けるほどではないが、足元は露払い状態で濡れてゆく。そして進路が左に巻き込むように登った先が肩のようになっており、そこでちょうどガスが晴れて下界が見下ろすことができた。ハッキリ見えたのはこの一瞬のみで、ちと残念であったがこれも自然。さらに先に行くと、手前峰的な高みがあり、そこから吊り尾根の先を見ると、アンテナ塔を擁した三原山を望むことができた。


 足許にはアシタバが多く、だんだんと雑草に見えてくる。吊り尾根途中には悪石島のボゼのようなアンテナ2体が並んで立っている。そんな風に見るのは私だけかもしれない。ここからわずかに登ると、大きなアンテナ施設の下に出る。アンテナに着いたガスの雨粒が、風に吹かれて落ち、ここだけ大粒の雨が降っているようであった。残念ながらガスは晴れず展望なし。山頂へ向け斜面を駆け上がり、わずかに尾根を伝って最高所に立つ。


 三原山山頂。割れていない綺麗な状態で三等点が出迎えてくれた。虫が多く虫よけを振りまきながら休憩とする。東側を見下ろすと林道が見える。大チョンボコースで登頂しようと思った事もあり、見える距離では登頂感を味わえないのがハッキリと判る。ガスが晴れる様子も無く、逆に雨粒が多くなってきたので下山を急ぐ。


 アンテナ施設の場所では、相変わらずここだけ大粒の水滴が落ちてきていた。吊り尾根を戻ってゆき、手前峰からモシャモシャした中を戻ってゆく。ルートが階段状になったところで、車道で見た男女のパーティーとすれ違う。このルート(狭い)で混んでもらっても困るが、八丈富士に対してこちらは、かなりマイナーピーク。あとにも先にもこのパーティーとしか会わなかった。トコトコと降りてゆき、登山口としたアンテナ施設に到着する。



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