根塚 327m
2015.11.1(日)
晴れ パーティー 東側より 行動時間:13M
@入口(敷石住居跡)8:18〜21→(30S)→A根塚8:22〜30→(30S)→B入口8:31
@入山口から見上げる。 | @遺跡解説表示 | 中腹の敷石住居解説。 | 突起した石が残る。 |
A根塚山頂。周囲に石積みが見られる。 | A根塚遺跡解説。 | A山頂から高社山。 | A厳冬期装備のハイカー |
B駐車風景と、その向こうに大塚。 |
前夜、イベント開催時に塚3座の登頂順番を話し合った。間違いなく大トリは「大塚」。では、根塚と平塚の順番は・・・。結局は順番付けは出来なかった。それほどこだわる事でもないようだった。
イベントを終えて宿を出発する。宿からも見えていた場所であり、距離は5キロほどでエンジンが温まらないうちに到着してしまう距離であった。まずは根塚から登る。大塚が最後となれば、一番山手側に在るのが根塚だった。
田んぼの中の道を西に進むと根塚の麓に到着する。ここでは山に対する麓と言う言葉が全く似合わない場所となる。サンダルでも、もっと言えば裸足でも登れてしまうような場所で、階段状に枕木のようなステップが置かれていた。
何も準備は要らないのだが、準備をして登って行く。中腹、ここでも中腹と言う言葉が似合わないのだが、そこには銀杏の雌木があり実がたくさん落ちていた。そこは敷石住居跡とのことで、その石が地表に見えていた。そして最後の登り。こう書くと辛そうな山にも思える。
根塚山頂。広く遮るものが無くて見晴らしが良い。南に西にと動くとあちこちに石積みされた場所が下側に見られる。墳墓と言うことが判る。その説明が大きく立っていた。高社山が見事な姿でこちらを見下ろしている。低いけど悪くない山頂だった。大塚も平塚も指呼の距離にあり、全て歩いて登頂しようとも思えたが、この時の重装備がそれを諦めさせた。前夜のハロウィーンを引きずっていたのか、ピッケルにワカンに、ザイルやガチャを装備していた。過剰装備に、登られた根塚の方が驚いていたであろう。
下山する。この下山と言う言葉もこの山には似合わない。厳冬期装備であったので、その為のいい汗をかいた。
参考までに。冬季の積雪期にこの場所を狙った事がある。除雪道路から腰ほどの雪を分けて進まねばならなかった。ピッケルはいいとして、ワカンやスノーシューが必要な場所なのだった。厳冬期装備も気温低下によっては間違っていない。ただ、この快晴の日にそれは・・・。