浅間山     931m   
            

 
   2015.10.3(土)    


   晴れ   単独     東側林道ゲートより    行動時間:41M 



  


@ゲート10:04→(12M)→A山道入口10:16→(7M)→B浅間山10:23〜28→(7M)→C林道に出る10:35→(11M→Dゲート帰り10:46


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@ゲート前の分岐に駐車。 @ゲート @ゲート前の鋭角に入った道はお墓への道。 A林道からのショートカット道。ここを入る。手前には湿地がある。
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尾根に乗った場所。撮影背中側から伸びてきている。 途中の鳥居。ここから右の絵の祠まで62段の階段がある。 小さな祠。 山頂手前に狛犬のような存在の石が両側にある。
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B浅間山山頂。円形の石積みが見事。 B中央に鎮座する大きな祠。 B北側から見る山頂。 B南側の祠。かなり古い。右の木には大きなサルノコシカケが生えている。
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少し下った場所にある岩窪。 C林道に降り立つ。 サワグルミが沢山落ちており、身の詰まったおいしいものが多かった。 Dゲートに戻る。
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D駐車場所    





 148号を何度も通過しているが、ここを気にして見上げた事はなかった。今回、岩戸山を計画している中で初めてこの場所を知り、抱き合わせで計画する事にした。アプローチは道が見える西側からとした。

 白馬大池駅側から栂池高原に上がり、南に進んで落合地区に進む。この辺りも心地いいゆったりとしたエリアで、ペンションや冬季に向けた宿が散見できた。サッカー場もあり父兄の歓声の中で元気に球を蹴っている姿もあった。東に進んで行くと道は地図どおりに北に進みだし、すぐに鋭角に道が入っていた。これが上に行く道。車で入って行くと、20mほどでゲートが現れた。ゲート前でも良かったが、先ほどの分岐にまで戻って車を停める。

 空荷で歩き出す。ゲート前には鋭角に入る山道があり、浅間山側に向いているので入ってみる。しかしこれはお墓への道だった。ちなみにお墓前にはヤマグリが沢山落ちていた。ゲートに戻り舗装林道を登って行く。この林道は、先ほどのクリに続き胡桃が多い。周囲の木からしてサワグルミのようだが、舗装路の上でいい感じに外皮が腐り、路肩の石で割ると美味しい身にありつく事が出来た。胡桃が高騰している昨今において、ここは採り放題の場所であった。クネクネと林道を行く。林道横には流れもあってこれは意外であった。

 林道が南に向くと、カーブの場所に湿地があった。なにか駐車余地にも見えたのだが車は入れない。そのすぐ南に山道が入っていた。先ほどのお墓の事があるので2匹目のドジョウになりそうだったが、入って行く。ここもヤマグリでいっぱいの道であった。トラバースするような道を行くと、南北に走る尾根の上に乗り、そこにはしっかりとした山道が切られていた。林道終点地からの道であろう事は判る。

 北に進んで行くと鳥居が表れる。そこからの急登には62段の階段が切られ、登った先に小さな祠がある。やや右に薄い道を進みさらに高みを目指す。山頂の肩的場所には狛犬のような石が両側に従えており、その先30mほどで山頂だった。

 浅間山の山頂は浅間神社の場所であった。見たことの無い円形の石積みがされ、その中央に大きく重そうな祠が待っていた。これは凄い。石積みは四尺ほどの高さがあり、その中の空間がとても厳かに感じられた。祠には彫り物があるが、判読は出来なかった。この南側にももっと古い祠があった。そしてまた竈のようなものもあり、今でも祭事が行われる様子も見えた。

 往路を戻って行く。ヤマグリを齧りながら、サワグルミを割りつつ、秋の山と秋の味を堪能しながら戻って行く。サッカー場からだろう子供らの声が聞こえてくる頃、ゲートに到着する。

 予習が全く無かった場所だけに山頂の出迎えには驚いた。一見の価値があり、パワースポット的な場所にも感じた。


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