シッケイノ頭    1740m          

 
   2015.3.28(土)    


  晴れ    単独       毛渡橋より往復。仙ノ倉北尾根を伝う   行動時間:11H57M 

 装備:12本爪 ワカン ピッケル


@毛渡橋西入り口4:10→(90M)→A群大ヒュッテ5:40→(137M)→B1182三角点峰(小屋場ノ頭)7:57→(173M)→C1627高点10:50→(43M)→Dシッケイノ頭11:33〜12:00→(29M)→E1627高点西鞍部(大根下シ沢下降点)12:29→(58M)→F仙ノ倉谷出合13:27→(12M)→G平標沢出合13:39〜45→(45M)→H群大ヒュッテ帰り14:30→(97M)→I毛渡橋西16:07


iriguchi.jpg  tocyuukara.jpg  enei.jpg  gundaihuxtute.jpg
@毛渡橋西。平標山道標の在る分岐より。 途中から見る仙ノ倉山。 途中の堰堤 A群馬大ヒュッテ
hashi.jpg  790.jpg  970.jpg  1060.jpg 
ヒュッテ前の橋を渡って右岸へ。スキートレールが残る。トレールが伝えたのはここまで。 標高790m付近。最初から急登ぎみ。潜るは潜るは・・・。 970m付近。締まっていれば快適なのだが・・・。苦しいツボ足が続く。 1060m付近。やや急斜面が続く。
1150kara.jpg tutauone.jpg  tore-su.jpg  rixtuji.jpg 
1150m付近。小屋場ノ頭手前で、伝う北尾根が見え出す。 B1182m峰。小屋場ノ頭から伝うリッジ尾根を見る。目指す高みは右に。 B引っ張ってきたカンジキトレース。 リッジ突入。なにせ柔らかい・・・。
rixtujihouraku.jpg  1320.jpg  1450.jpg  1520.jpg 
リッジの崩落した所でアイゼンにスイッチ。しかしその先が柔らかすぎて、アイゼン+ワカンで進む。 1320m。少しブッシュが出ている。 1450m付近。もう少しなのだが、先は長い・・・。 1520m付近。なかなか姿を表さないシッケイノ頭。
1530.jpg  1530syamen.jpg  1590.jpg  1620.jpg 
1530m峰から。やっと見えてきた。 1530m峰の南側の1530m付近。勾配の強い場所が出てくる。 1590m付近。ピッケルを刺しながら登る。 1620m付近。見えているのが1627高点峰。シッケイノ頭はその向こう側。
1627.jpg  saigono.jpg  pixtukeru.jpg sennokura.jpg 
C1627高点峰よりシッケイノ頭。 最後の斜面。ここも気を抜けない。 Dシッケイノ頭到着。 D仙ノ倉山が見事。単独のスキーヤーがシッケイ沢へ滑り降りていった。
nixtupaku.jpg hokusei.jpg  kita.jpg  kakou.jpg 
D日白山側 D北尾根側。 D万太郎山側。 下降して行くと、単独行者、3名のパーティーが登ってきた。
1627nishi.jpg kakoukaishi.jpg  15902.jpg  1300.jpg 
E1627高点西の鞍部から大根下シ沢へ下降する。 最初は少し急峻でアイゼンで降りたが、すぐにワカンにスイッチする。 1590m付近。ここはスキーで降りたい斜面。 1300m付近。まだまだ心地いいバーンが続く。右はデブリ痕。
1300ue.jpg 1130.jpg  1050.jpg  sennokuradanideai.jpg 
1300mm付近から見上げる。 1130m付近。 1050m付近で大根下シ沢も見納め。 F大根下シ沢と仙ノ倉谷の出合。
sennokuradanideai2.jpg  tairaxtupyousawadeai.jpg  tairaxtupyousawa.jpg  sji.jpg 
F仙ノ倉谷(右) G平標沢と仙ノ倉谷の出合。 G平標沢(右) S字ブリッジの場所。近距離で2回のブリッジでの渡渉がある。
3.jpg  gundaikaeri.jpg  toire.jpg  jyouetusen.jpg 
3回目のブリッジ。大きく穴の開いたシュルンド脇を通過して行く。 H群馬大ヒュッテ帰り。 トイレ舎。通常の入り口は雪面の下。 上越線の下を潜り。
kousoku.jpg  toucyaku.jpg  syaretu.jpg   
関越道の下を潜り。この先から除雪。 I入山口に到着。  Iこの日の路上駐車は4台のみ。全て県外者。  




 上越国境の谷川岳近辺には、まだまだ落ち穂が転がっている。シッケイノ頭も然りでずっと気になっていた場所であった。踏むには季節を選び、相応にハードルがあがる場所のよう。山名事典からは、「シッケイ」はカモシカの現地の呼び名と解説がある。それを知ると、さらに踏みたい意識が強くなった。

 

 スキーでの遊び場でもあるこのエリア。最後の最後まで道具を迷った。滑りたい気持ちと仙ノ倉北尾根を伝いたい気持ち。前者は遊び風味を含むが、後者は本気度が強くなる。こう思い天秤にかけると、迷うことなく後者の選択となった。本気で遊べばいいのだが、なかなか両立が難しい。そんなに器用ではないもので・・・。

 

 木曜日に新潟では降雪があった。そして金曜日はピーカン。降ったものの、たいぶ落ち着いたろうと予想した。付近のライブカメラで逐一状況を把握し、出来うる情報収集はしておく。ありがたいことに、群馬大ワンゲルOB猛者が、ヒュッテの小屋開きに21日入ったよう。その報告が上がり雪の様子もおぼろげながら把握できた。インターネット社会のありがたさを強く感じる。あとは、自分との闘い。

 

 1:00家を出る。星の綺麗な夜だった。17号でとも思ったが、回り込むような恰好なので関越道に乗って湯沢まで走る。しかし現地入り手前のセブンには、いつもの欲しいブツが無かった。スキーヤーでごった返し、パン自体も品薄だった。ヤキソバパンと言う最終装備が整わない中、入山となってしまう事となった。そして土合の毛渡橋の所に着くと、1台の車が停まっていた。バタバタとやっては安眠妨害なので、右岸側に渡って準備をする。登山靴を履きザックにピッケルを結わえ、もう歩くだけとなってもう一度毛渡橋を渡って左岸に行く。路上駐車してサッと出かける。それでもその1台の運転手は起きてしまったようで、運転席に姿があった。

 

 4:10出発。舗装路を進み関越道の下をくぐり除雪道は左に進んでいた。右に見える林道側へはいくつものトレースが行き来していた。ここから入るのは理解しているが、もしやと除雪の道を伝ってみる。しかしこれは河原の工事現場に行き着くだけで、う回路ではなかった。高速下まで戻り、そこから雪を踏みしめて進む。いやに沈む。嫌なくらいに沈む。このエリアなら、もう少し締まっていてもいいように予想するが、前日がよほど暖かかったのだろう。この状態がどこかで変わってくれればと祈りたい。

 

 前日のものか、スキートレールが二人分のストック痕を残して続いていた。そのトレールを申し訳ない感じで踏みつぶしながら進む。背中にはワカンがあるが、そのうちに雪面が固くなるだろうと予想し我慢のツボ足行軍だった。毛渡沢の太い流れを左にして、ヘッドライトを頼りに進んで行く。夜が白みだすと、進む先に白き高みが見えてくる。最高峰が仙ノ倉山で、その手前が目指すシッケイノ頭となる。近くにも見え、遠くに見える。こんな場合は往々にして遠い場合が多い。

 

 堰堤を左に見て10分ほどで赤色を基調にした群馬大ヒュッテが山手側に見えた。スキートレールはそのまま仙ノ倉谷に進むものと、右岸側に進んでいるものとあった。右岸側に進んでいるものに伝って橋を渡りバッキガ平に踏み入れ、林道らしき跡を進んで行く。そろそろ腐れ雪に我慢の限界でワカンを装着しスキートレールに別れを告げる。北尾根の取付き箇所となるが、最初からいい感じに勾配が強い。よって、一気にと言うよりはじわりじわりと高度を上げてゆく。

 

 900mを越えると開けた景色となり、周囲が良く見渡せるようになる。振り向くとヒュッテが赤く見え、それによりまだまだ高度を上げていないのを感じる。しかし様子がおかしい。上がっても上がっても雪は締まっていかない。勾配の強い場所では、アイスバーンの上にふわふわの雪が乗っている場所があった。30センチほどは降ったのだろうか、堅い雪にワカンの刃をくい込ませながら上がるのだが、堅い場所はほんのわずかであった。進路右側に平標山側の連なりがある。気持ちよさそうな白いスカイライン。17号側からスキーでアプローチしてシッケイノ頭を踏む方法もある。そんなことも脳裏に掠めるが、今日は北尾根を伝うことが主題。潜る足に、時折腕で太ももを持ち上げるようにサポートする。これがどこまで続くのか・・・。暖かい、快晴ではないものの今日も暖かく無風だった。

 

 1160mまで上がると、この先のリッジルートが姿を現す。そして目を凝らすと北尾根に点在する勾配の強い場所も見えてくる。この雪では出直した方がいいのかも・・・なんて弱気も出だす。それでも何とか1182の三角点峰まで登りあげた。小屋場ノ頭と言われる場所。多くの人が付近でテントを張るようだ。360度の大展望の場所でかなり心地いい。時計を見ると、ここまでで4時間弱を費やしている。見える地形からシッケイノ頭まで8時間ほどを予定する事にした。試練の腐れ雪に勝てるのか・・・。

 

 小屋場ノ頭から下るようにして北尾根を進む。そしてリッジとなる。ここも緩く遅々とした進度で頂部を進んで行く。そろそろ誰かトップを交代してくれないか、後続を期待して振り向く回数が増えてきた。しかし見える範囲に人の姿は無い。“見えてるけど遠いなー”手が届きそうな場所に見えるが、この雪質は予想外の大ブレーキとなっていた。少し西寄りの斜面を拾って進む。あまり降りすぎると滑落もあり得るので注意しながら堅い雪を探しつつ行く。

 

途中、リッジの雪が東側に大きく崩落している場所があり、距離10mほどのクレパスが出来ていた。ここに堅い雪が出ており、ワカンでは飛び移るのが危ないのでアイゼンに換える。そして向こう側に乗り上げると、その先はまたまた緩い雪でアイゼンの足では潜るのだった。この先はアイゼンの場所となるだろうからと、しばらくもがき進んだが進度が上がらずアイゼンの下にワカンを装着する。道具は道具、格段に楽になる。

 

北尾根が屈曲する1380m付近まで登ると、ややブッシュの出ている尾根となった。ここは西側をトラバースするように斜行してゆく。そして尾根に乗ると、一気に視界が開け白い白い万太郎山が姿を現した。これぞ雪山。一点の穢れもない姿。アップダウンを繰り返しながら高みを越えてゆく。振り返ると、赤い服の単独行者が後を追ってきていた。そのはるか先に3名の黒い姿も確認できる。小屋場ノ頭を越えてリッジ尾根を進んできているので、みな本日中にシッケイノ頭を狙うようだ。まあトレースがあれば狙えると判断するだろう。自分でもそう思う。だがしかし今日のトップは辛い。いろんな思いはあるが、この距離差ではこの部分は最後まで変わらない。日ごろの鍛錬の無さから、足が攣りだしている。食う物も食わず飲むものも飲まないからだろう。ハングリーと言うよりバカなんだろうとは思う。

 

1530m峰に立ち、やっと位置関係からシッケイノ頭が把握できた。手前にある1627高点峰がそれと思っていて歩いていた時間もあった。偽ピークのように起立し、その向こう側に目的地の姿があった。深い鞍部が手前にあり1627高点への登り上げ。ここを再びを戻るのかと思うと、面倒くさくなったりもする。そして1627高点に立つと、今ほどの1530m峰からの山容と酷似してシッケイノ頭までの尾根が続いていた。そろそろかと思っている気持ちに、山が「まだまだ」と言っている様な場所でもあった。

 鞍部から先はややそり立つような雪の壁があり、どうルート取りしようか迷いつつ登る。場所を選ばないとクレパスが潜んでいて、その上に新雪が乗っていた。同じ角度で一辺倒に登っていると、ストンとそれに捕まる。雪の色や周囲の様子を見極め、ほとんど神経衰弱のような場所の選び方であった。これもトップの試練で誰も助けてはくれない。最後の斜面は、爪を蹴りこみ直登する。なるべくダケカンバが出ている場所を選び登ってゆく。途中何度も呼吸を整える。休憩したいが、足元がおぼつかない斜面では、いくらピッケルを打ち込んでいるかと言っても休める気持ちになれない。早く抜けたい。がしかし足が前に出ない。我が非力さを痛感する時でもあった。

 

シッケイノ頭到着。少し前から風が強く雪煙が舞うようになってきた。すぐにアウターを纏い防寒する。青い空に少し雲が混ざり残念だが、それでも周囲の山の輪郭はしっかりと見えていた。仙ノ倉山が神々しく凛々しい姿でこちらを見下ろしている。日白山が里山に見えるほどに低い位置にある。万太郎山への尾根が特に美しく目に写った。なにか人の声がする。辺りを探すと、仙ノ倉から一人のスキーヤーがシュプールを毛渡沢の方に描いて降りて行っていた。こちらの姿が見えたのか見えないのか、奇声をあげたくなる気分も判らないではない。

 7分ほど強い風があったが、パタッと止んだ。どうやら山に受け入れてもらえたようだ。日差しを背に受けながら下山路を探るべく地形図を眺める。登りながら見ていた小屋場沢も楽しく降りられそう。しかしそこまでは往路の尾根を伝わねばならない。ここからすぐとなると、大根下シ沢か仙ノ倉谷が選べる。二つのうち等高線が緩い方は前者で尾根から下見も出来ている。新雪の乗りも気になるが、この時間ならまだ大丈夫だろう。上部で等高線間隔が細かいことから、その上部で流れやすいか判断してもいいだろう。方向性は決まった。12時を目安に休憩を切り上げる。登り以上に神経を使って降りねばならない。山頂の綺麗なシュカブラを目に焼き付けてから下山開始。

 

往路側へ戻ってゆくと、急斜面の下に単独行者が到達していた。このまま自分のトレースを降りては壁の途中でぶつかってしまう。それを考慮しコースを変えて降りてゆく。雪面側に向き合い、ピッケルを打ち込んでは二歩三歩とバックステップで降りてゆく。そして単独行者とすれ違う。「どこから来たんですか?」と聞かれる。後からこのザックの色が見えていなかったのか・・・「このトレースの主です」と返すと「ありがとうございます」とご褒美の言葉を頂く。「気を付けて」とお互いにこの場所らしい声を掛け合い上へ下へと距離を空けてゆく。

 

勾配が緩くなり前を向いて進んで行くと、3名のパーティーが上がってきた。しんがりにはハーネスを巻きガチャ類を腰に纏った装備であった。真黒く雪焼けした3名の表情に猛者の風合いを感じる。話を聞くと、シッケイノ頭までで戻って来るようだ。同じルートを戻るとのことだが、バックステップの場所、アイゼンの場所、ワカンの場所、戻るのも容易ではない。先ほど山頂で決めたルートを伝え新たにトレースを延ばしてゆく。

 

1627高点西側の鞍部まで戻る。ダケカンバの幼木をブレーキにして少し休憩してから降りてゆく。しかし腐れ雪でアイゼンの役目を全くしていない。と言うより、この雪にアイゼンは無用。少し下った場所にある太めのダケカンバの場所でワカンにスイッチする。ドラエモンのようにスキー靴とスキー板を出せたならと思うのだが、滑りたけりゃ持ち上げろって話で、この日はツボ足で降りてゆく。

 

一見平らだが、デブリの上に雪の乗っている場所もあり、そんな場所では大きく踏み抜く場所もある。そのデブリの痕を乗ってゆく方が硬く楽なのだが、リスクも伴うのだった。左右の斜面に春らしいデブリの紋様が見える。怖いと言うより美しく見えてしまうのは病気かもしれない。何度か後ろを振り返る。いつかスキーで来る時の為の下見でもあった。1050mほどで大根下シ沢も見納めとなり、わずかに右にカーブしつつ仙ノ倉谷と合流し出合となった。その仙ノ倉谷側には、数日前のスキートレールが見えた。この山塊は、スキーヤーがあちこちに入っている様だ。この景色、スキーヤーの遊び場としては最高であろう。いや、スキーヤーでなくとも最高の気分である。

 

シュルンドがあり流れの音がする横を通過する。沢を縫うように進み、今度は平標沢と出合う。ここでザックに腰を下ろし休憩とする。寒くなく暑すぎず、手を伸ばせば雪を掴め口に入れられる。なんて心地いいのだろう。自然に抱かれた感じが強い場所であり、長居をしたくなるような雰囲気があった。この先はスキートレールを追って進む。すぐにS字渡渉点で、上流で少しいやらしいトラバースがあるが、そこを過ぎればスノーブリッジに乗ってS字を描いて進む。ここから5分ほどでもう一度ブリッジで左岸に渡り、その先は幼木の中を進んで行く。樹林帯であるが、間隔があり開けていて心地いい。往路の尾根が右にあり、進んだ場所を復習したりした。雪虫が多く、踏まないよう進むのが大変でもあった。

 

左側に赤い建物が見えてきた。群大ヒュッテ到着。トレースからは、スキーヤーが2名、そして上で行きあった方(合計4名)、さらには既に下山している1名の痕跡が見えた。となるとこの1名は小屋場ノ頭までで引き返しただろうと推察できる。ワカンのトレースを追って行く。腐れ雪に、しっかりと残るツボ足の痕。スキートレールが、私を含めたハイカーの踏み跡で見るも無残になってしまっていた。かえって抵抗が無くなり滑ったり・・・。

 

途中で単独行者に追いついた。やはり小屋場ノ頭までで戻っているとのことだった。要求があり、仙ノ倉山をバックに記念撮影をし先行する。ツボ足の続く上にワカンを乗せて進む。次回は間違いなくここではスキーを用いよう。心に誓うのだった。林道の分岐地点付近では、スノーシューのトレースも増えていた。これらはタカマタギでも狙った跡か・・・。戻ってゆくと河川工事の音が大きくなる。そこに上越線の通過音が綺麗なリズムを挟んでいた。その下を潜り、次の関越道の下でワカンを外し除雪された舗装路を降りてゆく。朝は凍っていたこの路面も、場所を選ばずベタ足で降りて行ける。

 

ゲートに到着する。山中で出会った分の、私を含めた4台の車が路上駐車されていた。翌日は天候が悪い予報であり、場所柄、日帰りで狙うしか今週末は遊べない。だからこそのこの台数なのだろう。筋肉疲労の体をロボットのようにぎこちなく動かし着替えをする。疲れた。温泉が恋しい!!

 

振り返る。北尾根を伝ったが、いろんなルート取りでアプローチできる場所と判った。多彩な面白みのある場所であり、少々のスリリングな場所も伴い、それがために満足度の高い場所でもあった。冷え込み様によっては、雪面がガチガチになっている場合もあるだろう、それはそれで難易度が高くなるだろう場所。私レベルには、緩すぎるぐらいで助かったのだろうと思う。

chizu1.jpg

chizu2.jpg

chizu3.jpg

chizu4.jpg 

                            戻る