水行寺山     1327.0m   
            

 
   2015.10.24(土)    


   晴れ   単独     林道鬼岩線を使い鬼岩側より   行動時間:18M 

                 


@鬼岩南10:50→(4M)→A林道終点10:55→(25M)→B水行寺山10:58〜11:00→(24M)→C戻る11:08


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林道鬼岩線に入って行く。 鬼岩線に入ってすぐにフェンスがある。施錠無し。 途中、この先にゲート在りと書いてあるが、そのゲートは壊れていた。 @破線路を伝い、車で入れる最終地。この先は勾配が強すぎて現在はやや荒れてきており登れない。
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道形終点地へ。林業作業用の道と判る。左上が山頂側。 A尾根にぶつかった場所で、道形は途絶える。 山頂直下。下草は無く伝いやすい。 B水行寺山山頂。北から見ている。
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BG標が待っていた。 Bテプラ標もすかいさんも残り、フジオカのそれは千切れそうだった。 B利根森林組合の方のフルネームが書かれている。 B三角点が眠る。
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B三等点。 シダ類の斜面を直下降して林道に出る。 三ヶ峰側の展望がいい。泙川も俯瞰できる。 C到着。ここまで入れる車は限られる。小型四駆以外は厳しいだろう。 




 

丸山を終え、次に予定していた水行寺山を狙う。「水餃子山」と勝手に言い換え登頂をより楽しみにする。地形図には実線と破線が書かれているので直下まで伝えそう。

 

平川小学校前から南に泙川を渡り、東に登って行く。向かう先に大きく水餃子山、もとい水行寺山の山塊が見えており、近づいてゆくのが判る。舗装路を道なりに進むと、暗い樹林帯の場所で鋭角に「林道鬼岩線」が分かれている。入り口付近は落ち葉が乗り、タイヤが空転しながら必死に登るような場所になっていた。するとすぐにゲートが現れる。獣よけとの文言があり施錠はしていない。勾配のある場所でサイドブレーキを強く引いて停車し、開門して中に入ってゆく。

 

フェンスゲートからしばらく進むと、もう一つゲートがあり一般車は入れないとの注意書きが緑の表示で出ている。覚悟して進むが、現れた該当物は、どなたかが激突したようで大きく曲がったものが谷側に見えた。二つ目のゲートは、見る事は出来るが進路を遮るものではなかった。地形図に書かれた通りに進むと、途中で記載のない道が奥に続いていた。迷ったが、記載のある方がリスクは少ないと判断し、舗装道を右に見送り左に入ってゆく。

 

枝分かれした形の林道は、急こう配で登って行く。ここも落ち葉が乗りドキドキしながらローギヤで登る。舗装が切れると深く掘れややこしい道となった。季節柄のススキが左右から叩き、スギの幼木も山手側から車体を叩いていた。これで道が抜け落ちていたら見えないしアウト。そんなギャンブル性のある中、四駆にして唸りながら登って行く。密かに、こんな場所を登るのが好きだったりする。トラクションを感じながら、ハンドルを微妙にコントロールして轍と高くなった場所を適切に選び判断しながら進んで行く。当然そこで、バックする事も想定する。

 

軽四なら3台ほど停められるか、そんな場所に出る。さらに上に道は続くが、柔らかい土に、前進できるのはここまでだった。Uターンできるほどの広さはあり、向きを変えて停車する。今来た道をすぐに頭の中でトレースする。四駆のままエンジンブレーキをかけつつ下らねばならない。この場所は、鬼岩と書かれている場所のすぐ上付近だった。下を見下ろすも、ごつごつした様子は見られなかった。上に続く道を登りだす。

 

登って行く道は続く全てで柔らかい地形で、ブロックパターンの強いタイヤでないと登るのは困難だろうと思えた。途中、右側からの道が合流し、さらに先に進むと地形に沿うように右にカーブしだす。その上部には山頂らしき場所が見える。駆け上がってもいいが、道形の続く先が見たい。進んで行くと、北尾根とぶつかった場所が終点となっていた。ここは道幅のまま途切れ、もしここまで上がってきてもUターンのしようがないような場所であった。これを見ると、経路の勾配からしても乗用車での通過ではなく特殊なキャタピラーの付いた車両対象にした作業道だったのかもしれない。その終点地から尾根を登って行く。下草は無く最初は快適。直下で10mほど野草が茂るもののその先でまた快適になる。

 

水餃子山、いや、水行寺山到着。久しぶりに見るG標が倒木にしがみついていた。三角点は僅かに地面から顔をだし、辛うじて三等と読み取れた。展望の無い場所ではあるが、閉所的な感じは無く、居心地は悪くない場所であった。おそらく下草が無いからだろうとは思う。下山は北東側に降りてゆく。

 

一面シダ類の生い茂る場所で、胸丈ほどあった。枯れた葉も多く分け入ると舞い上がるような咽たくなるような場所も多かった。そこに蔦類も多い。知っていれば往路を戻ったのだが、これも誰かが通過しないと判らない事。黒いズボンのあちこちを白くして林道に降り立つ。そしてテクテクと戻るのだが、この辺りからの展望が良い。泙川も見下ろせ、三ヶ峰側や、その奥の両毛国境の山々がいい感じに見えていた。広角に見える場所であり水と緑が見え心地いい場所であった。急こう配の場所を足元に注意しながら降りてゆく。

 

駐車場所に到着。もう1座ほど予定していたが、後の楽しみにとっておく、と強がりを言ってみる。


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