牛首山     1407.9m  
            

 
   2015.11.7(土)    


   くもり  単独     北東側破線路を使う   行動時間:24M 

                 


@入口10:37→(14M)→A牛首山10:51〜54→(7M)→B入口11:01


iriguchi.jpg  sasano.jpg  479.jpg  ks.jpg
@入山口。リボンが乱打されている。 伝って行く尾根。道形は・・・笹に覆われる。 途中の境界標柱 KS氏の作業。
midashi.jpg  kyuuto.jpg  ushikubiyama.jpg  sanmei.jpg 
見出標が食われ・・・。 直下の急登箇所。 A牛首山の山頂は、矢名瀬のエバタ山の山頂に似ている。 Aこれが落ちていた。
santou1.jpg santou2.jpg kita.jpg  higashi.jpg 
A三角点の場所にダンダラ棒が立つ。 A朱に似られ、角の割られた三等点。 A山頂から北側。 A東側に立派な道形が下りていた。地形図の破線路とは異なる。
kakouten.jpg  oritatu.jpg  oritekita.jpg  cyuusya.jpg 
尾根が林道に近接した場所から降りる。 降り立った場所。 下ってきた斜面。 B駐車余地の様子。大型バスも停められるほど。




 大尾根を終えて近くの牛首山に向かう。ここは地形図に破線路が書かれているので、何も調べないで来ていた。

 飛騨高山スキー場の分岐から、間違えて一本西の道を選んでしまったら、これが岐阜大学の施設への道で、白い大きな建物がその先にあり、誰か常駐しているように1台の車が停まっていた。戻り一本東の道に入る。この道も駄吉線と言うようで、起点の文字も見えた。駄吉地区とは離れているようであるが、どこまでを言うのだろうか。

 

快適な舗装路を行くと、牛首山を前にして、ピンクのリボンが賑やかな場所が出てくる。駐車余地も十分で、大型バスをも停められそうな広さがあった。少し先まで偵察に進む。牛首山を巻き込んで下りに入る。こちらは急な斜面で取り付けるような場所ではなかった。先ほどの場所へ戻る。

 

リボンの場所から入山する。向かう先に対し少し戻るように東に進み尾根に乗る。しかし思っていたほど明瞭な道形ではなくササが覆っていた。破線路はやや廃道化しているのだった。ただそんな中、境界標柱だけは赤く新しい雰囲気があった。前年度の補修作業があったようで、そのサインが書かれている場所も見られる。ササを分けながら進んで行く。

 

途中からやや急登が始まる。破線路で道形が在ったなら、階段があっても不思議でないような斜度であった。そこをズリズリと滑りながら登って行く。登り切り進む先に平らな場所が見えてくる。この日、最初に登った矢名瀬のエバタ山そっくりの山頂部で、不思議な巡り合せと思った。

 

山頂の東側で道形は途切れ、そのササが繁茂しだす際に、「牛首山」と青くプリントされた山名を書いたものが落ちていた。そこから笹の中を泳いでゆくと、中央にぽっかりとササが無い場所があり、側面が赤く塗られた三等点が埋まっていた。一角が大きく割れ、塗った以後に誰かにより悪行がされたようであった。木々の間から展望はあるが、望むほどの展望ではなかった。東に戻ろうとして、少し真東に進んでしまった。往路の在処は東北東の場所であり、約20度ほど南に進んでしまった事になる。するとそこには、立派な、幅2.5mほどあろうかという切り拓きの道が存在した。地形図を見るに、東に続く尾根上に切られているようであり、破線路と違う場所に別の道が在るようであった。少し伝ったが、違う方向に連れて行かれそうで、途中で引き返す。

 

往路を辿り急斜面を降りてゆく。最初に林道に近づいた場所で、ここから林道に降りてしまうことにした。ピンクのリボンが続き、薄い踏み跡も残っていた。伝い易い場所ではないが、酷く伝い難い場所でもなかった。林道に降り立ち東に戻ってゆく。まだ11時、予定では3座で終えようと思っていたが、終わりにするにはもったいない時間であった。そうだ、高山市内中心部の低山に行こう。

 


chizu1.jpg

chizu2.jpg 
                            戻る