阿土山     202m       

 
   2016.5.2(月)    


   くもり   単独     阿土山処分場前より  行動時間:19M 

 ※鹿捕獲用くくり罠注意
                 


@処分場前(この時はバリケードあり)5:56→(4M)→A林道を離れる(取付き)5:59→(6M)→B阿土山6:05〜06 →(9M)→C処分場前6:15


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@阿土山処理場のところで、工事のため封鎖されていた。 A林道が北東に逸れてゆく場所から山腹に取り付く。 起伏の大きい岩の混じる場所であった。 B阿土山山頂は円錐形の顕著なピークだった。
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B岩穴があったり。 B人工物も在った。南側に下ったが、ルート取りが難しい複雑地形だった。 C戻る。駐車余地がこのようにある。 C阿土山処分場。前日、日曜日でも稼動していた。
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C降りてきた斜面。シカをわなに誘うように林道沿いはフェンスが続く。 面白い占用掲示板。



 

 平成新島トンネルの東を通る211号線は、トンネル出口の北からも南からも、進んで行くと途中でゲートされ通れなくなっている。災害での崩落が原因のようだが、当時を話しとして聞くが現地の人は北と南とで行き来が出来ずに大変だったろうと思う。現トンネルのその長さに、以前の大変さも感じたりした。

 

 トンネル北から211号に入ると、ゲートされている手前に、阿土山林道が東に入っている。ここを入ってゆくと、新島でのごみの集積場(阿土山処分場)が右に現れる。林道はこの先も続くが、現在は風力発電設備のためにここで封鎖している。ゲート前には1台分の余地があり、月曜日で工事がされるとしても邪魔にならない場所が得られた。

 

 ここもご多分に漏れずくくり罠が各所に仕掛けてある。15m間隔にあるのではないかと言う多さでもあった。バリケードから先に進んで行き、林道が北東に進みだす場所から鋭角に戻るように尾根に乗って入山する。尾根と言っても起伏の多い複雑地形で林道に近い場所は大岩が多かった。

 

 尾根の起伏が落ち着くと緩やかな斜面となるが、やや植生が濃い雰囲気となる。樹林帯の中で暗く、見通し距離は20mほど。両手で少し分けるように進み山頂に到達する。

 

 阿土山山頂は、境界標柱と判るコンクリートの杭が埋まっていた。他に、ここも垂直の穴が開いていた。ここまで登って、新島山と丸島峯は別として、似通った山塊の印象がある。それは大戦の名残りを残しているように感じるのだが、実際の過去を知らないので思い過ごしかもしれない。

 

 下山は南側に降りて行く事にした。しかし最初こそいいが、途中から至極複雑地形になった。ここは南と言うより南西に下るにはいいのかもしれない。南に進むと崖のような場所の上に出て垂直に切り立っていたり、大岩が堆積していたりで、ややこしい場所となってしまった。こうなると往路を戻った方が無難であり、駐車場所へ最短路で降りようと思った魂胆は、危険を伴うルート選びになってしまった。ただここで、行動に十分時間があるのであれば、こういういろんな出会いは遊ぶのには楽しい。

 少し西に進むようにして一つ小尾根を乗越すと、先の方が明るく見え、それが処分場施設であった。笹原を進んで行き、最後は鹿捕獲のためのフェンスを跨いで林道に戻る。これで北側の全山を終えた。残りは南の2座。

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