天母山     491m       

 
   2016.9.24(土)    


   くもり   単独   天母山法華道場内    行動時間:8M 

 
                 


@駐車スペース10:12→(2M)→A天母山10:14〜19→(1M)→B駐車場所10:20


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車道からの入口。夜間は閉門している。朝は何時に開くのか判らないが夕方は17時に閉門するよう。 @駐車余地からマンジュシャゲの咲く道を登って行く。 A天母山山頂部の庭園 A天母山法華道場の建屋。宗教法人とのこと。和尚は東京へ行っていたようで、使用人らしき人が解説してくれた。
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A広いわりに良く管理された庭園。かなり大変な作業らしい。 途中から富士宮市街を見下ろす。 B駐車スペースは3台分のみ。現状だと、東の三角点峰側を山頂としたほうがいいような・・・。




深夜、通過点にあるので、まず最初に天母山に上がってしまおうと思っていた。しかし地形図に見える通路の入り口は鉄の扉が閉ざされ、入れずに横目に通過して行く。最後にしよう。

 

4座を登り終え、最終座として天母山に行く。閉じていた門扉は開け放たれていた。でもその通路の狭さから、入って行っていいものかどうかと迷うような場所であった。結局は入ってゆくのですが・・・。途中には畑などがあり、私有地的雰囲気が強い。広い駐車場があるのかと思ったら、3台ほどしか置けないようなスペースしかなかった。既に1台置かれており、何となくそれに並べる。

 

季節柄の曼珠沙華が咲く小道を上がってゆくと、日本庭園風の山頂部に達する。山としてどこが最高所か判らないような場所で、ジャリジャリと響く砂利を踏みながら進んでゆく。赤い屋根の本堂が構え、その前に案内看板があり、この場所の成り立ちが書いてあった。それを読んでいる中で、背後から近づいてくる足音があった。やはり入っては拙かったのか・・・。

 

「何か御用ですか」と男性に訊ねられる。「いや、天母山に登りに来ただけなのですが・・・」と丁重に返すと、なにか訝しがるような表情で応対してくれた。使用人のようで、「和尚は東京に行って今日は留守なんです」とも言われていた。話の調子を合わせてゆくと、ここのいろいろ語ってくれ、東側の公園の敷地は以前は全てこちらの持ち物であったが、半分にして富士宮市に売ったとも教えてくれた。最後に、「入ってきちゃまずかったですか?」と聞くと、御仁は苦笑いしていた。

 

 スッキリしない登頂感を抱いたまま往路のスロープを降りて行く。その途中、下界がよく見える場所があった。駿河湾も見える。海なし県に居ると、ちょっとでも海が見えると新鮮な気がしてしまう。駐車場に戻ると、先ほどの男性は畑で作業をしていた。私が訪れた為に、畑からわざわざ上がってきたようだ。申し訳ない事をしてしまった。

 

 ここは、西側の高点ではなく、東側の三角点で天母山とした方が現地状況からは無難に思えた。



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