長興寺山     953.8m       

 
   2016.3.26(土)    


   晴れ   単独     観音路トンネル東より   行動時間:49M 

                 


@観音路トンネル東8:52→(5M)→A尾根分岐8:57→(19M)→B長興寺山9:16〜22→(7M)→C社ピーク9:29〜31→(20M)→Dトンネル東9:41



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@トンネル東の社。この脇から取り付く。 道形に乗る A主尾根に合流。ここは4差路になっていた。 社ピークからの尾根合流点
textutoushita.jpg  cyoukioujisan.jpg  santouten.jpg  ribon.jpg 
鉄塔下を行く。展望地。 B長興寺山 B三等点 B山名が書かれたリボン
sanmeiban.jpg yakisoba.jpg hieinarukami.jpg  kitagawa.jpg 
B山頂標識が朽ちていた Bここでヤキソバパン 鉄塔の場所から、鳴雷山(右)と比叡ノ山(左) 鉄塔の場所から後立山
yashiropi-ku.jpg  kitani.jpg   onewohanareru.jpg   touboku.jpg  
C社ピーク C何かおかしい。社を覆う建物が移動してしまっている。 主尾根を離れトンネル東側へと向かう 大量の倒木が道形を塞ぐ。
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トンネルの南側に導かれる。 観音堂への道。 D駐車風景  




 比叡ノ山の後は長興寺山に行く。ここは破線路が各所から上がっており、里山らしく幾重にも道が在る場所であった。そんな中で、芦ノ田地区の観音路トンネル東からの道を伝ってみることにした。

 

 芦ノ田バス停からの道は住宅地内の狭い道で、この先に本当にトンネルが存在するのかと疑いたくなるような雰囲気があった。くねくねと進むと暗く長い、〇〇スポットとしてもいいようなトンネルが口を空けていた。しかし、気にして見てきたが北側斜面に道形が目に入らなかった。在るのは真新しい祠で、ちょうどその場所が駐車余地が出来ていて突っ込んだ。

 

 祠の東側から尾根を登ると3分ほどで明瞭な道形が現れた。どこから上がってきているのかと見るも、ここも雨氷被害なのか倒木が多く下側の道形が目で追えない状況であった。帰りに調査することにして先を急ぐ。ゆるい道形を進むと尾根に乗り、ここは尾根道と谷の道とで十字路になっていた。道標類は一切なし。

 

南に進んで行くと、890m峰に乗り上げると東からの道形が合流する。目を凝らしてみると東に社が見える。地形図に見える神社マークの場所のようだ。ここも帰りに参詣することとする。南西に進んで行くと開けた場所となり、ここが送電線鉄塔下の展望地であった。見える北アルプスの白き峰々が綺麗であった。そして反対側には、先ほど登った比叡ノ山と鳴雷山が良く見えていた。この先、一部倒木で道形を伝えない場所もあるが、僅かに巻いて再び道に乗る。

 

長興寺山到着。無残にも割られた三等点が待っていた。色白で綺麗な点で、割られた事が痛々しかった。南側の木に古い山名板の残骸が留まっていたが、文字が見えるのは標高くらいであった。もう一つピンクのリボンに山名を書いてあるのも見られた。あまり展望が得られない山頂であるが、唯一東の谷方面で、木々の間からなんとか塩尻側が見えていた。葉が茂る季節では、全く展望の無い山頂となるだろう。往路を戻る。

 

送電線鉄塔の場所で山頂で見えなかった分の展望を楽しみ、その北の分岐点からは東の社のある高みに立ち寄ってゆく。分岐からの最初は倒木で道が塞がれており、ここは除去して進んで行く。小さなコルからの僅かな急登を上がると大木が横たわっており、その先に境内のような広い地形が広がっていた。

 

社には鏡が見え厳かな雰囲気を醸し出していた。ただし、何かおかしい。社を守るために、その外側に社が組まれているのだがシンメトリーでなく左右のクリアランスが違っている。よく見ると、社を固定した南北の杭が斜めになって曲がっていた。地震か風の影響で動いてしまったようだ。100mm〜130mmほど動いてしまったようで、自然の力の恐ろしさを知る。と言うより、基礎が石のために摩擦抵抗が少なかったのだろうと思えた。参詣してから戻ってゆく。

 

トンネル上の十字路からは、最初に分岐している道形に降りてゆく。これはちょうどトンネルの東口に向かうように九十九を切りながら降りてゆくのだが、ここも下の方で大倒木帯となり道形は寸断されていた。ガレ斜面を途中に入れて再び乗ると、なんとトンネルを跨いで南側に進み、車道に出るわずかな距離は道が在るとは判らないほどに荒れてしまっていた。これでは登りには使えないし判らない。道を挟んで北側の道形を探すが、こちらもよく判らなかった。地形がザレ斜面で、流れやすいのも影響していると思えた。

 

祠前に戻り、観音路トンネルに潜って次の城山に向かう。


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