大洞山    847m         藤山   780m      井上山   771.4m   


                                            
  
                                        

   2016.12.17(土)


  晴れ    単独     馬越峠から    行動時間:2H29M


@馬越峠10:05→(62M)→A妙徳山東1230mピークで引き返す11:07→(28M)→B馬越峠再び11:35→(21M)→C大洞山11:56→(6M)→D藤山12:02→(4M)→E井上山12:06〜07→(3M)→F藤山再び12:10→(12M)→G大洞山再び12:22→(12M)→H馬越峠12:34


   
山新田地区の分岐。ここにある道標には、舗装路側に進んでも林道側に進んでも太郎山とあり、その表示を見て、舗装路側に進んだ場所を馬背峠と勘違いしてしまった。実際は馬越峠。 @勘違いしているので、峠から南に入ってゆく。妙徳山側。 途中の祠 三峰権現と掘られている。この祠、屋根が90度違えて置かれているような・・・。
       
A1230mで、妙徳山が見えて間違えを把握する。 B馬越峠に戻る。 B最初にしっかり見ればよかった・・・。 北に進んでの最初の高み。
     
C847高点峰は大洞山とふられていた。 C高甫の小学生が毎年登っているよう。 C井上山と書かれている側に進む。 Dこの場所が日本山名事典による藤山の場所。
       
途中の鉄塔 井上山手前で巡視路の下降点がある。 E井上山 E三角点と標識。ん、三角点が大きい!!
       
E割られて判読できないが、一等店の大きさ。 E測量起点の場所のよう。 F大洞山帰り F標識の裏がにぎやかしい。
        
F薬師堂側への下降路もあるよう。 G馬背峠に戻る。    




 湯田中で忘年会の日となり、併せて山を登りつつ向かってゆく。ただし病人なのでゆるゆるな山旅で・・・。

 まず最初は、太郎山に登るつもりで峠を目指していた。山新田地区の分岐には、どちらの道を選んでも「太郎山」と書かれており、そこで道なりの左に進む道が本道で、これが馬背峠に通じると思い込んでいた。そしてその場所に到着し、薬を飲むためにパンを食べ、そのあとにリリカと言う眠気とふらつきが生じると言う薬を飲む。

 馬背峠に居ると思い込んでいるので、迷うことなく峠に到着しての、「右」の山へと入ってゆく。太郎山に対する馬背峠なら、それ(西進)で正解。しかし馬越峠でその(南進)ように行動していた。この時には気づいていない。

 新雪の乗った、少し薄い踏み跡を追って登ってゆく。地形図よりいやに急な道が続くとは思っていた。そして、なかなか思うような地形にならないことも気になっていた。でも歩いてゆけば着くだろう。地形図と違う場所も多く体験しているので、こんな場所もあるだろうとも思っていた。左腕は相変わらず冷感が強くなり、薬のせいか思考回路はボーッとしているのが判る。

 何かおかしいと思いつつも足は前に出る。尾根が屈曲するピークには、三峰権現と掘られた標識と、そこに祠があった。窓に対して屋根が90度曲がっている。ルートが違っているとの知らせと思えばよかったが、さらに先に進む。雪の量は増してゆき雰囲気としては良くなるのだが、こんなに時間のかかる場所ではない。そう思っていると、目の前に顕著な高みが見えてきた。こんな形状が見える場所ではない。間違えと気づき引き返す。妙徳山東側の1230mまで登りあげていた。

 峠に戻り、そこに見える表示を見ると、「馬越峠」と書かれていた。現在地が判り、太郎山とは違う場所に居ることが判り、2座目に予定していた藤山を先に登ることにした。藤山は当初は城址としてのルートで北東側から上がろうと思っていたが、馬越峠から北進することとした。

 峠からの入口には大洞山と書かれたプレートが見える。道の状態は良く、妙徳山側に比べ明瞭であった。間違えを踏まえ、大きくアルバイトをした感じとなり、やや気が焦る。

 847高点峰は、大洞山と山名がふられ、いくつもの学童登山のプレートが残されていた。ここには薬師堂への道と井上山への道があり、井上山側へと向かう。やや大きく標高を落とすので、戻る場合は少し負荷になる。

 藤山の場所は完全に通過点のような尾根で、人工物は一切なかった。その先で右に送電線鉄塔を見る。前後して巡視路の分岐点があった。その先が井上山。

 井上山には、割られているが一等点であろう三角点が埋まっていた。測量の基準点との事であるから、そうであろう。そしておそらく藤山は地元では井上山なのだろう。一応、三角点の場所と事典の座標は違うので分別するが、たぶん井上山=藤山なんだろうと思えた。

 往路を戻る。藤山の座標の場所は、やはり通過点。鉄塔を見て、大洞山への登り返しが辛い。でも、辛いほどに登った後の達成感があるのは確か。大洞山の山頂で、各プレートの裏を見て、児童の中にキラキラネームが無いかを探す。既に12時を回ってしまっていた。次の薬を飲まないと・・・またボーッとしなければいいが・・・。

 馬越峠に戻り、山新田地区へと降りてゆき、往路に見た分岐の場所から、太郎山を指し示す林道へと入ってゆく。
 
 
  



                          戻る