行人山     870m  
            

 
   2016.1.16(土)    


   晴れ   単独   816高点より  行動時間:9M 

                 


@ブドウ畑側(816高点)8:14→(5M)→A行人山8:19〜20→(3M)→B降り立つ8:23


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@816高点より東尾根を登る。東側に建設会社の敷地があるが、出入りがあるので駐車場所には配慮が必要。 緩斜面の尾根。 上部は棚地形が多くなる。 A広い山頂大地。そこにポコポコと墳墓のような小さな高みが点在する。
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A高みの2箇所に祠がある。北の祠。 A南の祠 A南から北を見ている。 B降り立つ。道向かいはブドウ畑。




 天狗ノ鼓に登った後は韮崎に向かいつつ若神子の2座を登る予定。まず最初に行人山に行く。

 

 増富温泉側より下り塩川に沿った23号線を進んで行くと、平バス停の先で根古屋神社の大ケヤキの案内看板が見えてくる。その道標に従い集落内に入ってゆく。東に進むには地形図に見える道を伝ったのだが、地図の更新が遅れているようで新しい道が出来ていた。ここでは地形図どおりに道を選ぶと、コンクリート舗装の古い道でややドキドキするのだった。そして舗装路面でありながら新道との出合いで車の底を擦るオマケ付き。

 

 城山側に入ってゆく道が右に見えたら、当初はこの辺りに駐車して城山との2座を併せて踏もうと思っていたが、車道はどんどん高度を上げてゆくようで使わない手はない。途中には「ヴィンテージファーム」なる施設の道標が現れ、その矢印の方向に進んで行くと、ブドウ畑の先にそれらしい建物が見えてくる。左に行人山を置きながら巻き上げてきた形となり、816高点の所には建設会社の敷地があった。広く停めようかとそそられたが、何か動物的勘でその前の路上駐車とした。

 

 東尾根の末端は、道路側はコンクリートの壁があり登り辛い。建設会社の敷地との間に道が在り、そこを5mほど入ると、尾根側に踏み跡が上がっている。この踏み跡が尾根にも続くのかと思ったが、途中でよく判らなくなってしまった。すると、駐車した車の横に1台のダンプが停まった。私の車を物色している様子が判る。先週の寸又峡でのジモティーと思考は同じだろう。あまりにも停めている時間が長いので一度降りようかとも思ったが、ここくらいの標高差なら山頂を踏んでから降りてもそう大差なく、上に向かって急ぐ。

 

 1分ほど停まっていただろうか、ダンプは動きだし建設会社の敷地に入り荷台の土砂を降ろしだした。敷地に入れずに良かった・・・。上に向かって行くと、勾配の緩い中にさらに緩くなるような棚地形が現れる。道形による棚なのかと思ったがそうでもないようだった。そしてその先が広い広い山頂部であった。

 

 行人山の山頂は、何処が最高所と判らない平らな場所で、そこに直径3mほどの墳墓のような土を盛ったような場所が点在している。全部でいくつあるかは数えなかったが、そのうちの二つに、かなり古い祠が立っていた。行人と言う名に、行者の山と言うこととなり、何か信心に関わる場所だったに違いないと思えた。徘徊したかったが、先のダンプの件があり、急いで降りてゆく。

 

 往路の場所よりやや南側に、薄い踏み跡があった。かなり薄いので上からは見えるが、下からの登りでは見えなかったようだ。尾根末端あたりであやふやになるので、往路に判らなかったのもしょうがないと思えた。その尾根の末端まで戻ると、もう一台ダンプが増えていた。運転手に挨拶をするも、怪訝そうな表情をしていた。まあ、こんな場所から降りてくれば普通に怪しいだろう。逆の立場ならそう思う。

 

 次の城山に向かう。

 


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