鼻曲山     440m       愛宕山     393.7m   
            

 
   2016.2.27(土)    


   晴れ    単独     カイ立場西側ルートから   行動時間:57M 

                 


@入口7:44→(6M)→Aカイ立場(峠)7:50→(12M)→B鼻曲山8:02〜03→(11M)→Cカイ立場再び8:14→(12M)→D愛宕山8:26〜27→(10M)→Eカイ立場三度8:37→(4M)→F入山口8:41



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@グリーンラインから黒山地区側へ1kmほど降りた場所。 Aカイ立場 A峠らしい峠の場所。 途中の表示
minamimine.jpg  kitamine.jpg  ogamiyama.jpg  kaitatebahutatabi.jpg 
B鼻曲山南峰 B鼻曲山北峰 鼻曲山から見る越上山。 Cカイ立場再び
textutou.jpg soreru.jpg atagoyama.jpg  hyoushiki.jpg 
途中の鉄塔。西側を進む。 愛宕山は登山道は山腹を巻く。赤テープの場所から尾根に取り付く。 D愛宕山 D標識
yontou.jpg  kaitatebamitabi.jpg  nagareno.jpg  toucyaku.jpg 
D四等点 Eカイ立場三度 小沢の脇に登山道がある。 F戻る 




 越上山の次は鼻曲山と愛宕山を狙う。起伏を重要視するとグリーンラインから取付くのがいいとも思ったが、距離を優先して黒山地区側に1kmほど下った場所から入山することにした。この沢ルートの入り口には余地がなく、そこから50mほど下った場所に余地がある。それでも無理をして入山口前に停めてしまう。

 

 イバラがズボンをひっかくような沢ルートの最初であったが、足元を邪魔するのは最初くらいであった。流れの横を伝う道は小ぶりながら心地いい。勾配の強くなる場所からの登山道はやや荒れてはいるが、歩き易い道より少し負荷があった方が楽しいのだった。

 

 乗り上げた場所がカイ立場と名が振られ峠らしい峠となっていた。まずは鼻曲山を狙うべく西側への道を進む。この先が如何わしい。岩場に設置された行政の標識に「上級者ルート 入山禁止」などと書かれている。ただし訂正線が引かれている。どんな場所が出てくるのかと思ったら、たしかに尾根上には岩が出ている場所があるが、タイガーロープがしっかり流してあったり、無くてもいいほどの場所で危ない感じは全くなかった。正真正銘のいたずら書きであったようだ。

 

 鼻曲山は南と北に高みがあり、そのどちらにも標識類は無い。分岐道標には山名を記してあったにしては、目的座は素っ気ない場所となっていた。踵を返し、再び上級者ルート(笑)を戻ってゆく。

 

 カイ立場に戻り、次は愛宕山を狙うべく北側に進んで行く。巡視路となっているようで、峠には標柱も立っていた。ややもったいない感じに高度を下げてゆく。そしてその先は尾根上が刈り払われた鉄塔の場所を通過してゆく。ここは頂部ではなく西側を進むのだが、少しイバラが足元をひっかく。

 

 愛宕山は登山道は山腹を進んでしまうので、途中から尾根側に取付く。その場所にはしっかり赤テープがふられいたずら書きがされていた。好事家の踏み跡を伝って駆け上がってゆく。

 

 愛宕山は東側が少し開けており明るい山頂であった。小さく四等点が埋まり、なにかこの山にお似合いな等級にも思えた。木製の標識があり、そこに「一路安平」と書かれた布が縛られていた。西側の木の根元には御護摩が山名入りで置かれていた。来た道を戻る。

 

 三度カイ立場。新旧の道標がある中で、土の上に置かれた木柱に「自分自身に対する認識を変えれば人間は変わる」と書かれていた。抽象的でいまいち伝わってこない。頭をひねる。あとは下るだけなので降りたも同然。こんな時にいつも何かある。荒れているので、注意せねばならなかったのだが、ここで躓いて転倒し、いい感じに膝を強打した。全て自業自得。少し足を引きずるようにして入山口に戻った。


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