宝登山     497.1m       

 
   2016.11.5(土)    


   晴れ   単独     北麓より   行動時間:2H5M 

                 


@北側施設前7:05→(33M)→A宝登山7:38〜8:51→(19M)→B戻る9:10



     
@北麓の施設前より歩き出す。 ロープウェー麓駅からの林道と合流。 小動物公園は時間前 A宝登山山頂
       
A標識 A南側の武甲国境側 A三等点 A奥宮
   
Aヤキソバパンが映える A頂上駅から見る山頂側 A5000山登頂を達成したJI3NXK氏 ロープウェー麓駅に向かう林道からの分岐点。
           
B施設の場所に戻る。マークからは霊園となっている。       




 車山を終え寄居町側より長瀞町へと入ってゆく。コンビニでヤキソバパンを仕入れてから宝登山神社へと登ってゆく。KUMO氏から伝えられた山頂集合時間は8時。逆算すると7時にはメンバーは麓を出発するだろうと考え、ここへの到着は7時に対し15分前としていた。しかし誰一人現れない。神社の駐車場とロープウェーの駐車場とがあり、場所を違えているのかと、3回ほど往復したが、7時になってもメンバーは現れなかった。不思議に思いつつも、おそらくは北側の林道を使った大チョンボコースで登るのだろうと予想して、帰りの足を揃えることからも北側の林道から入ることにした。駐車料金も取られない事からも。

 
 白山神社側に行き、上に続く舗装林道を行くと、途中左にプレハブ小屋があり、沢を跨ぐように道が折れている。私がチョンボコースから登っては時間が余ってしまうので、ここから入山することにした。急なコンクリート舗装路を上がってゆくと、よく判らない白い建物が現れる。地形図の表記からは霊園と判るが、そうなると管理棟となるようだ。ここから林道はダートになり上に続いているが、轍を見ると入って行っている車もあるようであった。ここから歩き出す。

 
 雑草の茂った林道を登ってゆくと、途中には簡易トイレが置いてあったりする。そして出発から4分後、ロープウェー麓駅からの林道と合流する。歩きながらトランシーバーを点けると、ある周波数でメンバーの声が聞こえていた。まだ着いていないようでロープウェー駅に向かっているようであった。割り込み話を聞くと、現在の9:40始発を7:40始発と間違えて把握していたらしく、行動の状況が理解できた。私は8時集合と思って登っている中で、9:40に乗られたら大変なことになるので、チョンボコースがあることを伝える。「皆で相談して決める」との事で交信を終えたのだが、チョンボコースがあるのに使わない人らではないとは判っていた。

 
 向かう先に赤い屋根の建物が現れる。茶屋なのかと思ったら、これが小動物園であった。時間前なので中を覗くこともできない。その脇から上に行く道が在り、伝って行くとあっけなく山頂に到達した。9割9分林道歩きの経路であった。

 
 宝登山は樹林の生い茂る山頂で、南に出ると蝋梅と寒桜の植林帯があり、そこが展望場であった。8時にはまだ30分もあり、まずは奥社を参詣する。ここの狛犬はオオカミとの事。次にロープウェーの頂上駅に降りて行く。植栽の美しい園地となっており、日差しも暖かく居心地のいい場所であった。鐘があったので一撃し谷間に音色を響かせる。誰もいない頂上駅でしばし寛いでから、再び登り返して行く。

 
 山頂南のベンチで日差しを浴びながら武甲国境の展望を楽しんでいると、ポツリポツリと西側から登山者が現れた。間違いないヤマランの猛者諸氏であった。いつものようにすぐにトランシーバーを握り交信に入る部分は、職人を見ているかのような一連の動作であった。その後、本日の主人公である
NXK氏の表彰式に入る。5000山に登頂した人を目の当たりにしたのであった。天気も良く、場所選定も良く、そして山の名前もいい。記憶に残る場面に出会えたことになる。この後、KUMO氏が持ち上げたノンアルコールビールで乾杯となる。久しぶりに顔を合わせたメンバーであり、あっちの山、こっちの山と、その他の積もる話で終わりが見えない感じ。そこに主人公であるNXK氏が腰を上げてお開きとなる。

 
 下山は私1人別ルートであり、下山後の再会を話して急いで下る。途中、奥社の所では売店の娘さんとおばあちゃんが上がってきており、焚火をしながら開店の準備をされていた。階段を下り、林道を競歩状態で降りて行く。途中動物園のスタッフとすれ違うのだが、窓全開で彼らは挨拶をしてくれた。清々しい。分岐から霊園側へと向かい駐車地点に戻る。

 霊園下のプレハブ小屋分岐の場所で、再びメンバーと合流し、10分ほど歓談してから帰路に就く。全員がソロハイカー、去り際も清々しい。





 
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