車山     226.9m       

 
   2016.11.5(土)    


   晴れ   単独     東麓から入り南麓に下る   行動時間:27M 

                 


@遊歩道入り口5:39→(5M)→A鉄塔下5:44→(5M)→B車山5:49〜51→(8M)→C金毘羅神社口5:59→(7M)→D戻る6:06



     
@東麓の遊歩道入り口。入口からの先が、笹に覆われルートが判り辛い。 笹を分けて進むと、巡視路が現れホッとする。 A鉄塔下もモシャモシャで背丈ほどの笹が生える。 鉄塔先の分岐道標
       
銭形城址からの道が本道のようで、新しい刈り払いがされていた。 直下は急登。 B車山 B三等点
   
B祠 B北東側のみ開けている。 南に降りると、この場所に出る。神社なのか? 車道に出ると金毘羅神社入口とある。
          
南麓から見上げる車山 C戻る     




 車山の地形図をスマホで開くと、東側に3ルート、入り口としては4カ所見られる。東麓の住宅地内に行き、ちょうどそこに朝の散歩の女性が居たので、ルートを訪ねてみたが、答えるのも嫌そうに拒否された。まだ暗い時間であり、怪しい人に見えたのだろう。自己防衛手段としては正しいと思えた。

 

 北東側の実線路に車で入ってみるが、上側の道は路上駐車的に停まり先に進めず、その南側の入り口からは私有地みたいな場所となって、共にバックで引き返す。次に三叉路北側の場所は、ハッキリと「車山遊歩道」と出ており判りやすい。ここまできたらもう一つも確かめようと西に行くと、山の神があり入り口のように見えるが、よう壁工事がされて以前と状況が変わっているように見え、登路が見いだせなかった。こんなことから、三叉路の北側の場所から入山する。

 

 5時半を回っているが、まだ暗くヘッドライトで入山する。畑の場所を過ぎると、その先は笹薮の中の道となる。やや道形が怪しくなってゆく。これは破線路なのでしょうがないと思っていたが、すぐに道形を失うほどに笹薮に入ってしまった。もしかしたら、明るかったら判るのかもしれないが、あちこちに進んでみて、最後はやや西北西に進むと、その先で巡視路道標のある場所に出た。

 

階段を登ってゆくとその先で鉄塔下となる。巡視路に乗ったので気を抜いていたが、鉄塔下も背丈ほどのササで覆われた場所であった。これでは藪山状態で、楽に登ろうという今日のスタイルから外れる場所であった。それでも入山してしまっているのだからしょうがない。さらにはマイナーな場所でありしょうがないかとも思える。少し西に進むと手書きの道標があり車山側を示していた。この藪の中のどこかに道形があるのかと探すもよく判らない。困ったなーと西に進んでゆくと、目の前が開け、そこには最近の作業らしい切り拓いた道が現れた。先ほどの見た道標に合致させると、銭形城址側から入山すれば、状態のいい道で登れたよう。そんなこととは知らないのでしょうがない。

 

これまでとは雲泥の差の道を伝って上に登ってゆく。直下にはロープを流してある場所も見られた。登山道としてこのルートは管理されているようであった。薄明るくなった頃に山頂に到着する。

 

車山登頂。中央に祠が鎮座し、少し場所を譲るような位置に三等点が埋まっていた。北側のみ展望がある場所でそこそこ見通すことが出来る。西への縦走路の道標も見える。当初予定の下山路は往路のピストンと思っていたが、山頂から南へ降りて行く道が在り、何となく面白そうに思え伝ってみることにした。

 

急峻の下りで、途中から大きく南西側にズレて行き、その先でまたまたササの茂る場所が出てきて、その笹薮の中に廃屋が現れる。右に見ながら進むと民家の納屋らしき前に出る。出た場所には「車山」と書かれた道標も立っているので、抱いていた後ろめたさはなくなった。建物の前を西に行くと、「金毘羅神社→」と書かれた大きな青いコンテナが見える。ここが神社なのか、先ほどの廃屋が神社だったのか・・・。車道の場所に出ると、そこにも金毘羅神社とあり、通ってきた側を指しているようであった。そしてこちらにも車山遊歩道の文字が見える。遊歩道にしては…往路も復路もモシャモシャであった。

 

舗装路を伝って南麓から東麓へ戻ってゆく。夜も明け、今日がスタートした感じ。6時を回り、そろそろ宝登山に向かってもいい時間となっていた。前座の5山を終えて最終目的地に向かってゆく。



 
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