丸島峯     230m       

 
   2016.5.1(日)    


   晴れ   単独   防衛装備庁ゲート脇より    行動時間:12M 

 ※鹿捕獲用くくり罠注意
                 


@ゲート前13:24→(7M)→A丸島峯13:31〜32→(4M)→B戻る13:36


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@ミサイル試射場のほかにこちらにもゲートがあり進めない。監視カメラがあり見られている。 地形図では尾根上に破線路がある。現地のその場所はこんな感じ。フェンス沿いを行く。植生が濃く、重い樹木が多い。 途中のザレ斜面。北側のこの斜面はよう壁工事がされた跡があり、風化か崩落してしまっているのが見下ろせる。 まだフェンスが続く。フェンスの向こう側は防衛装備省の敷地。
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途中から見える南側の自然地形。絶景!! A丸島峯山頂到着。 A西側の様子。神津島遠望。 A東側の様子。先ほど登った大峯。
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Aなんと言ってもこの景色が最高。 Bゲート前にはユーターン場所のような余地があり、そこに駐車した。左の尾根側には無数にくくり罠が仕掛けてある。




 ミサイル試射場側に進むと、ゲートは空いているもののしっかりと門兵が居て来訪者を監視していた。その視線に慄いてユータンして丸島峯側へ進む道に入ってゆく。こちらも進んだ先には防衛装備庁の施設が在りゲートされている。高い位置に監視カメラが付いており見張っていた。

 

ゲートから15mほど戻ると1台分の余地がある。おそらくゲートに対するUターン余地と思った方がいいだろう、そこに突っ込み山頂へ急ぐ。ここもストリートビューで事前学習していたので、その通りの現地で判り易かった。

 
 
ここも尾根側にはたくさんのくくり罠が仕掛けてある。鹿に対する掃討作戦が実行されているようである。ゲートに一番近接した罠の場所から尾根に上がる。ここですぐに西に向かねばならないのだが、現地地形が北に誘うような地形で、少し進行方向を間違えてしまった。意識して西に振った方がいい。最初は笹薮で、そこを抜けると多種な常緑樹が待っている。すべてフェンス際を進んで行くのだが、強情なものも多く、獣になった気分で四つん這いで進むような場所もある。

 

中間地点くらいで密生して進めなくなる場所が出てくる。ここは北に振るのだが、ここがザレ斜面で、見下ろすと崩落の対策に工事したような残骸が見える。結果として自然の方は強く、人間の力が及ばないって事になろう。諦めたのか崩落以降での工事はされていないようであった。流れやすい足場に注意しながら抜けてゆく。

 

抜けた先もフェンス際を行く。フェンスの向こうに見える谷には見事な白い断層地形が広がっている。そこに緑の植生があり、白と緑のコントラストがとても綺麗であった。最後の登りを経て山頂に到達する。

 

丸島峯は360度開けた展望ピークであった。その代り風があるとモロに体感することになるが、なにせ展望のいい場所は気持ちいい。先ほど登った大峯も見え、早島側も見事と言うほかない。式根島と神津島も望め、登ってよかったと思える場所であった。人工物は一切なかった。

 

帰りは、ザレ斜面に入った場所もフェンス際を無理やり忠実に伝ってみる。密生しているので、負荷は多くなるが、足を滑らせる危険はなくなる。伝って感じたが、植生の薄い場所を選んで進んだ方がこの尾根はいいと思えた。晴れていないと、早朝を外さないとびしょ濡れになる場所でもあろう。

 右に防衛装備庁の建物が見えてくる。車道に飛び出すところは監視する誰かが見ており、不審者に対し警邏に来ることも想定する。言い訳や言い逃れの言葉を少し用意し、少し下っ腹にしからを入れてフェンスの終わった場所からゲート前の車道に飛び出す。監視カメラの視線を背中に感じながら車に戻る。この後はそそくさとこの場所を去るだけだった。一切悪い事をしていないのに・・・。

 

一つ。罠があるからって入山禁止になっているわけではない。罠があるから注意と掲示板には書いてあるだけであった。入山は可。合法的な行動においては・・・。

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