宮塚山 432m
2016.5.1(日)
晴れ 単独 東側林道より 行動時間:9M
※鹿捕獲用くくり罠注意
@取付き点10:37→(5M)→A宮塚山10:42→(4M)→B林道に戻る10:46
426.6峰のアンテナ群。ここは車で上がれる場所。 | 最高所から見る三角点があるだろう場所。かなり探したが見つからず。 | アンテナピークから見る南側。 | @取付き点。この島はほとんどの杣道の場所にくくり罠が仕掛けてある。ここもそう。 |
藪は藪だが下草が無く快適。 | 航空測量用のプレートに見えたが、他のゴミだったかも。 | A宮塚山山頂(新島最高点)よりアンテナピークを見る。 | A東側の様子 |
下りは尾根を外し谷に入る。道形があるような無いような・・・。至極快適。 | 出た場所はこんな所。林道側から撮影。 | B林道側から引いて撮影。林道脇に側溝が在り、大きく踏み抜き足を痛める。 | B駐車の様子。この写っている範囲でも、林道左右に3箇所ほどくくり罠が仕掛けてある。 |
B40番の所から入るとアプローチしやすいだろう。 |
コンサイス山名事典は20万図ベースなので、そこに読める現アンテナピークで記載されているよう。日本山名事典になって2.5万図記載の北の高みとなった。ここが新島最高峰。しかし今現在でもアンテナピークで宮塚山としている部分が多い。ましてや三角点もアンテナピーク側に設置している。最高点がやや霞んでしまっているのが新島なのだった。
宮塚山に向かう林道に入るには、徒歩かバイクか車の選択しかない。自転車の乗り入れがなぜか禁止されている。レンタカーを借りて、本村側より登って行く。富士見峠までもしたたか長く、そこからさらに北に進むと、大きなアンテナ群が見えてくる。分岐に特に道標は無いが、それらしく判る場所で曲がって行くと、そのままアンテナピークの最高所まで乗り上げることが出来る。
426.6m峰で、三角点が在るはずであり探し始めるが、なかなか見えてこない。山頂でありながら白砂の地面でかなり柔らかい。抜けたか隠れているかどちらかなのだが、アンテナ施設北西の高みに上がってもそれらしいものは無かった。ナビを出してプロットした場所に行ったが、結局探せず・・・。やや残念だが、とても展望のいい場所であった。そして展望のいい場所は風が強い。この日はやや強く、砂が舞って長居するには酷であった。
林道に戻ってさらに北に行く。先ほどアンテナピークから最高峰は見ていたので、おおよその目星をつけながら進んで行く。先にロラン局跡地を見てから戻るように最高峰を狙う。林道が宮塚山と最短になった場所から入山したいのだが、この島は、この島の林道は凄い数のくくり罠が仕掛けてある。仕掛けてある方式は一定なのでわかりやすいが、その数に圧倒される。ここも、見える範囲に3つほどあった。
くくり罠を跨いで入山する。意外と下草は無く藪ではあるが歩き易い。途中、航空撮影用にも見えるプレートが落ちていたが、ここには三角点はないのでそれは違うだろう。進む先が明るくなってくる。顕著な判りやすい山頂になっていた。
宮塚山山頂。先ほどのアンテナピークが良く見える。一応周囲は遮られる事無く見渡せる山頂となっていた。しかし最高峰にしては寂れていて淋しい雰囲気の場所であった。おそらく、罠のおかげでほとんど入山する人はいないであろう場所。となると、行くのは罠の無いアンテナピークとなるが、実際はアンテナピークの土地にも罠は散見できた。何処にでも仕掛けてあるのがこの島であった。
下山は登った場所より少し北側の谷形状の所を降りて行く。道形があるような地形で、往路よりはるかに歩き易い場所であった。入山するならここでの往復が正解だろう。林道が北東に向かいだす屈曲する辺りに入り口はある。
林道に戻り、富士見峠で展望を楽しんでから本村に降りて行く。
山名事典の誤記は二つ。「山頂まで本村から車道が通じる」「山頂は平坦」。この記述はアンテナピークに関しての解説で、432峰は円錐形の山頂部で、それでもって藪山だった。
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