大峯     300.8m       

 
   2016.5.1(日)    


   晴れ   単独   林道より    行動時間:13M 

 ※鹿捕獲用くくり罠注意
                 


@旧登山道入口12:58→(7M)→A大峯13:05〜06→(5M)→B林道に戻る13:11


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@地形図の破線路は現存している。ストリートビューではよく判らないが、現地入りすれば判る場所。 @入り口はタイガーロープで塞がれていた。 いきなり藪化している中を進む。 胸丈以上、頭まで没するような藪を分けて行く。ただし道形はある。
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Aベンチが現れ山頂到達。以前は園地のように管理されていたよう。 A三等点 A大峯より神津島 山頂はトーチカが在ったように中央が掘れている。
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山頂には柵が在り、園地の雰囲気がある。 付近、細く掘れた跡が多い。戦時中の通路と見たが・・・。 B林道に出る。




最高峰の宮塚山の後は、平成新島トンネル以北の山として新島山と阿土山に行くが、どちらもバリケードにより予定していたよりも手前で停められ、サッと登れないようなので作戦を練り直し翌日に行く事にした。観光を経てトンネル以南に戻ってゆく。

 

 島南は、時計回りか反時計回りか迷ったが、時計回りで進むことにして、最初にあるのが大峯。ここは事前にストリートビューで入山口を確認していた場所。地形図には破線路が上がっているので、それを確認したかったのだが画像では判らなかった。

 

 現地入りすると、薮化した道形が上がっており、すぐに破線の場所と判った。入り口はタイガーロープで塞がれ、公的には進入は止めているよう。そしてこの付近もくくり罠が多く見られる。路上駐車して道形に入ってゆく。

 

 いきなり深い藪となった。シダ類の枯れた葉が瞬時に衣服を汚す。分けながら、踏みつけながら進んで行く。道形の幅は2mほど在ったのだろうか、ほとんど自然に戻りつつあった。途中あまりにも酷いので薄そうな東側に逃げる。すると掘れたような、掘ったような筋が見える。私には戦時中の身を隠す通路に見えたのだが、実際は判らない。進む尾根に対し真横に通過している場所もあり、2ヶ所ほど跨いでゆくと山頂が待っていた。

 

 山頂には柵がされベンチも見えた。トーチカが在ったのか垂直に掘れている場所もある。微かに雰囲気は園地を残しているが、完全に過去の場所になってしまったよう。通行不可にしたのは南にある防衛省の関係かもしれない。山頂からは神津島が見えていた。往路を戻る。

 

 藪を逃げた場所も真っ向勝負と突っ込んで行く。バリバリと音をさせ、頭から枯葉を被りながら、この後に訪れる人の事を思って道を復元させてゆく…って事でもないのですが。歩いた感じでは、元々の道形の場所より東側の斜面の方が植生が薄い感じであった。

 

 タイガーロープを潜って車道に戻る。

 


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