城山     694.7m       

 
   2016.11.12(土)    


   晴れ    単独    飯綱神社側より    行動時間:6M 

                 


@城址入口5:32→(3M)→A城山5:35→(3M)→B戻る5:38


     
@城址入口 二の丸 本丸の場所の休憩舎 本丸跡は山頂の一段下。
       
A城山。日中なら展望台。 A三等点 B飯綱神社前に戻る。神社は、夜間は白熱球が灯っていた。




 三週続けて山仲間と集う予定が出来、この日がその最後の三週目。上田市は真田町に集まることになるのだが、周辺での落穂がほとんどなくなってしまっていた。近隣で一番近い残っている場所は千曲市以北辺りとなり、千曲市と長野市南部付近をごそごそと歩くことにした。幸いにも里山が沢山あり、その全てで三角点がある7座を準備した。

 
 2:17家を出る。大きな綺麗な月が出ていた西上州だったが、碓氷峠を越えるあたりから深いガスに巻かれ月とも疎遠となってしまった。行事開催の上田市を通過し、千曲市を経て川中島の所で19号に乗る。いつものことだが、この19号は煽られることが多い。何回通っても嫌な印象を持つ。この日もそうであった。

 
 経路3時間で現地入りする。19号を離れ更級橋を渡って東に進み、住平地区を経て稜線まで上がって西に進む道に入ってゆく。予想していたより道幅が狭く、アプローチは西の日名橋側からの方が良かったようだ。車のヘッドライトを頼りに進んでゆくと、目の前が少し開け赤い鳥居が現れる。その先には白熱球の明かりが灯っていた。飯綱神社なのだが、誰も来ないであろう様な場所に明かりは必要があるのかと思ってしまった。

 
 ヘッドライトで和田之城址の標柱を左に照らし入山してゆく。なぜか辺りからラジオの音が聞こえてきていた。こんな時間にこんな場所でと、幻聴かと思ったが間違いなく先ほどまで聞いていたNHKの放送が聞こえている。畑があって、そこに農作業時に忘れて置かれたものが鳴っているのだと思うことにした。

 
 登ってすぐ右側に貯水施設のようなものがあり流れの音が強くしていた。道の状態は良く伝いやすい。最初に見えるのが二の丸の大地で、その上の東屋の造られている場所が本丸の場所であった。そのすぐ上が城山の最高所であった。

 
 城山の山頂には、柵が作られ展望台的場所となっていた。この時は真っ暗だが、日中なら展望のいい場所と判る。それには、眼下の集落の明かりがポツリポツリと見えていた。良い月の夜のはずだが、信州エリアはガスがかかっていた。三等点を最後に拝んで往路を下る。

 
 車に戻り、往路と違えて日名橋側へと降りて行く。驚いたことに、神社のすぐ下に民家が点在していた。3軒ほど見えるがみな住んでいるのが判る。こんな場所に住まいしているとは・・・。下界と隔絶しているように思うのだが、雪が降った時には上り下りが車でも大変と思えた。よって、先ほどのラジオの音は、ここからなのであった。早起きなのだろう室内に明かりが灯っていた。

 
 19号に出て、次の五百山に向かってゆく。






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