高山 1682m
2016.9.24(土)
くもり 単独 富士山スカイライン11.1kmポストより 行動時間:43M
@11.1kmポスト上側余地8:09→(3M)→A谷筋に入る8:12→(17M)→B高山8:29〜30→(3M)→C南峰8:33→(16M)→D車道に出る8:49→(3M)→E余地に戻る8:52
@11.1kmポストの西側の余地から。さらに高鉢山駐車場側に進むともう一つ余地がある。 | A車道を離れ谷地形に入って行く。 | すぐに谷を離れ南峰の斜面に取付く。鹿道が多く、付近は笹枯れの斜面。少し山腹にいたが、再び谷の中に戻る。 | 鳥獣保護の赤い看板が目立つ。 |
谷を詰めて行くと、このようなコケの美しい場所が現れる。ここから左岸側へと、高山へ直登する。 | B高山山頂は広い地形で最高所が探し辛い。 | Bリボンの縛られた場所 | B冬季のものだろう、2.5mほどの高さに縛られたリボン。 |
C南峰のほうが1682高点峰より居心地が良い。 | 西側斜面を下って行く | Dスカイラインに出る | 11.1kmポストは、下側からは見えず、上側から降りてくると対向車線側に見える。 |
E余地に戻る |
高鉢山を終え次は高山に向かう。そう離れていないので駐車場を同じくして登ってしまうおうかとも思っていたが、向こう側にも停められる余地があるようなので車を移動してゆく。高鉢山駐車場のトイレのある場所から数えて二つ目の余地がそことなる。手前にもう一カ所存在するので間違えないようにしたい。11.1kmポストの西側が正解。
上から降りてくると逆側駐車のような停め方になるので気になったが、まあ問題にはならないだろうとそのまま出発する。高山側に進んでゆくとその西側に谷が入っている。MLQ氏はここを使って往復したようだ。現在の周囲は笹枯れで、もっと手前から入山しても問題なかったが、そんな中でもより歩きやすいのは、この谷地形の場所であった。
小谷に入ってすぐに、東側の斜面にある道形に乗る。おそらくシカ道だろう、緩やかに登ってゆく。道形を繋げるようにして山腹を北に進んでゆくと、先の方に赤い人工物が見えだし、何だろうと再び谷地形の中に入って進む。赤い看板は鳥獣保護区を示すものであった。こんな場所にも入ってくる人が居るので立ててあるのだろうが、どれほどの人が目にしているのか・・・。
そのまま谷地形を詰めて行くと、谷を埋め尽くすように苔の自然美の場所が現れる。その下地は溶岩など噴石の堆積とすぐに判るものだった。少し立ち止まって一帯を見落とさないようにと隈なく眺める。とても美しい自然美と思えた。言うならば「苔の滝」であった。ここを登って踏み潰すのは忍びなく、この場所から高山へと突き上げて行く。もう僅かな距離だった。
高山到着。富士市の有名山(名前のある山)の最高所、それにしては地味な、それこそマイナーピークの雰囲気満載な場所であった。赤布が縛られ、手の届かない高い位置にピンクのリボンも垂れていた。冬季のものだろう。笹枯れで見通しはあるが、枯れていない時だったら、とても圧迫感のある場所であっただろうと思えた。あまり居心地が良くないので南峰も寄ってゆくことにした。
南に向きながら進んでゆくと、なにかむず痒いので見てみると、ダニが腕にくっついていた。まだ噛んでいなかったので指で跳ね飛ばす。私のような不味い血でなく、もっと美味い血があるはずだと・・・。そんなことをしながら南峰に着くのだが、先ほどの場所に対し断然こちらの方が居心地がいい。雰囲気として高山と名付けたいのはこちらの方であった。ここからの下山は西に降りて行く。
緩い斜面に踵を入れながら、ガッガッとストライドをのばして降りて行く。往路の赤看板の少し上側に出て、一度通って見慣れた地形を再び伝ってゆく。スカイラインは途絶えることなく往来があり、それが聞こえていた。途中ピンクのリボンは西側の小高い場所へと登って行った。登ってゆくと言うよりは、設置者は降りてきて高山を経てさらに高度を上げて行ったのだろう。出発地点は高鉢山駐車場辺りとなろうか、冬季なら車で入れないので、そうとはならないか・・・。
車道に出て緩やかに登りあげて行く。今日はスカイラインを歩きながら何台も車を見ているが、半数以上がトヨタのハイブリッド車であった。ここが全てではないが、世の中の比率を現しているのだろうとは思う。駐車余地に到着。次の二子山を目指す。