高反山   1130.8m                                                                                            
   2016.12.30(金)


  晴れ    単独     南麓林道より  行動時間:30M


@林道途中9:02→(5M)→A林道終点9:07→(9M)→B高反山9:16〜23→(9M)→C戻る9:32


   
勝山地区内の最初の道標 急登直線路手前に獣除けのフェンスあり。通電中。 途中道標のない分岐があるが、西に進む。祠が見えたら正解。 林道が尾根を乗越場所には防災無線のアンテナ施設がある。高反山の分岐まで戻る。
       
@ここからスタート。先に車を入れたが駐車余地がない。林道の分岐あたりに停めるのが適当。 車で突っ込んだ最終地点。カー部の場所に大岩が落ちており曲がれなかった。その前に、ここまでも突っ込んでこない方がいい。 A林道終点。Uターン場所はない。 最初のピークの先の鞍部。
     
高反山の最後はロープが流してある。 B高反山には上野村の標識が設置された。 B達筆は置かれた状態で残っていた。 BKumoも見られる。
       
B三等点 B檜峠への道も切られている。 B南側の展望。 B山頂南に展望台あり。足場が悪いので要注意。
       
B麓側の大展望。 C戻る    




 落穂となっていた小倉山を目指す。しかし小倉山だけでは詰まらなすぎるので、高反山を再び登ることにして2座の予定とした。

 上野村の道の駅から北に進むと、勝山の集落に入ってゆく小路がある。新しく整備したようで、造成地の様な雰囲気にもなっていた。そこから地形図に見える実線路を伝ってゆく。以前は無かったが、北に枝分かれする分岐点には上野村の道標が立っており高反山を示していた。

 畑の中を登ってゆくと、急登の直線路手前に獣除けのフェンスがされ林道を塞いでいた。最初これが開けられず、どのように開閉しているのかと構造を悩んでしまった。知らないと判らない・・・。よく観察したら、西側のポールを上に抜く仕組みで、抜いたものは南に鉄棒が刺さっており、それに差し込む構造であった。南側の鉄棒の存在が先に判り、抜く動作にも繋がった。

 急な坂道はタイヤが悲鳴を上げるように空転している。落石も多く歩いて上がる方がいい場所ではあった。しかし麓の道標には登山口と書かれた道標があり、この先のどこかに登山口が無ければならない。通常なら登山口まで車は入れるだろうと解釈する。しかし・・・四駆の車でなければ酷な道が続き、途中の高反山の道標を無視して先に進むと、上野村の防災無線のアンテナ施設の場所に乗り上げた。さらに林道は尾根を乗越して北に続いていた。地形図通りである。

 林道を戻り、分岐点から高反山側へ進む。車で突っ込んでゆくのだが、かなりヤバイ感じの道となる。霜のせいだろう路面が緩くなっており畑の中を走っているような感じであった。さらに勾配が強い。四駆にして唸りながら上がってゆくが、途中のカーブの場所に落石がありターンすることができない。やむなく急こう配をバックで下り、途中の余地に停める。

 林道終点まで入ろうと思っていたが、そう甘くはなかった。歩き出し林道を上に向かってゆく。先ほど車で登った先を歩いてゆくのだが、入らずによかったと思える状態で、途中にはヌタ場もあり、林道終点地にはUターン場所もなかった。無理して突っ込んだら、300mほど、急こう配をバックで降りねばならなかったことになる。

 林道終点から尾根に取り付き、途中平坦な尾根筋を経て、最後は急登でロープを流しているような直下となる。直上するコース取りもあるが、南側にトラバースしてゆく道も存在し、こちらの方が楽に登れる。

 高反山の山頂には、一連の上野村の立派な標識が建てられていた。そのせいで達筆標識が無くなっているかと一瞬危惧したが、強靭な生命力で縛られていない状態で地面に置かれていた。Kumoが縛られていたので、共締めしようかと試みたがダメで、元の状態にしておいた。

 西上州らしい周囲展望で、南側が鋸歯のようでより西上州らしい。檜峠側へのルートは以前は藪道であったが、こちらも上野村が拓きなおしたようであった。南側の展望台でと進み、勝山や新羽側の麓の展望を楽しむ。ここは足場が悪く、ちょっとドキドキしながら展望を楽しむ場所であった。2001年の記憶が少しづつ戻ってくる。

 往路を戻り車に戻る。林道を戻って、途中から小倉山へと向かう。

 

 
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