丹後山     283.6m     

 
   2016.5.2(月)    


   くもり   単独   東側車道より    行動時間:13M 

               


@取付き12:09→(4M)→A丹後山12:16〜17→(3M)→B北東山腹の洞窟12:20→(2M)→C車道に出る12:22


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@車道から見上げる。左側が最高点。完全に岩山。写真中央の罠の場所から入って行く。 中に入ると道形らしい場所が山腹を巻いていた。地形図に見える実線路の廃道化した場所となろうか。 適当な場所から登り始めるが、ゴツゴツした大岩を伝って登って行く。 登る先が明るくなり少しホッとするが、意外と藪が濃く行動が鈍化する。
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A丹後山山頂には鉛筆のように削られた杭が立っていた。 A北西側の様子。 A標柱の基部に三角点が眠る。 A三等点
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Aツツジが見事であった。 A山頂から見下ろす車道。岩山ってことが良く判るだろう。 帰路は西に下り、鞍部から北に降りて行く。 B大きな洞窟があった。防空壕にでも使っていたような・・・。
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道形の最後は少し土手のようになって車道に出る。 C車道に戻る。 C車道から道形の方を見る。何も道標は無く不明瞭。なぜかここにはくくり罠が無かった。




 

 新島での最終座。これが登れれば完登となる。車道から近いしその可能性は高いのだが、なにせ見るからに岩山であった。脆いようにも見えフタコブラクダの様な山頂は、鬼の角のようにさえ下から見え怖さがあった。

 

 ここもくくり罠が並ぶ。その一つから南に入ると、広い道形の在るような場所となった。山腹を巻きこむように存在し、どうもこれが地形図に見える実線のように思えた。それが巻き込む北東の場所から取付くのだが、大岩が折り重なる場所で、ほとんど岩登りの場所であった。そこに難しさはないが、スリップしたりぶつけたら痛い場所となるので硬い足場を気にしながら登って行く。

 

 登る先が開けてくる。同じ場所を下ることも想定しながら、その場合の足の置き場も考え登ってきていた。ここなら下りに使ってもいいだろう。下から見て想像していた通りの、大展望ピークに到達する。

 

 丹後山到着。たまたまだが、ここを最後にしてよかったと思える場所であった。この島はほとんどの場所で藪山であったが、そんな藪山の中で、ここは美しいツツジが出迎えてくれている場所であった。それこそ新島全山完登を祝っているかのように花を添えてくれていた。それと、三等点があるのだが、その脇に立つ木は自然木にも見えるが、その最上部が鉛筆のように削られていた。車道を見下ろすと、そう高度差はないものの周囲にガスが巻きだしたおかげで高度感が増していた。海側の展望もよく、この日はそうでなかったが、快晴の日であれば360度の展望となる。

 

 下山は相似峰側に降りて、その手前鞍部から北東に降りて行く事にした。高山の稜線の様な場所を伝い降りてゆく。何か障害があるかと思ったが、意外やすんなりと行動できた。鞍部からも特に危なげなく降りて行ける。登路はこちらを選んだ方が良かったようだ。そして往路の道形の場所に降りて丹後山側を振り返ると、そこに大きな口を空けた洞窟が在った。中を覗くと深く長く広い。防空壕にも見えたが、人工的な穴ではないように見えた。道形を車道側に進むが、車道からの入り口は小さな土手のようになっており、車道側からは道形があるようには見えない感じであった。

 

 ここは真北から入山し、洞窟を左に見て斜面を登って鞍部に突き上げるのが最楽な安全ルートとなるだろう。そしてこの山の適期は春のツツジが咲くころ。


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