天狗山     670m       

 
   2016.9.22(木)    


   雨   単独   轟側林道より    行動時間:23M 

 
                 


@林道途中駐車場11:12→(5M)→A尾根分岐11:17→(M)→B天狗山11:18〜19→(1M)→C尾根分岐再び11:20→(2M)→D白倉神社11:22〜28→(2M)→E尾根分岐三度11:30→(5M)→F戻る11:35


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@林道途中の駐車場から植林帯斜面を登る。 @入口道標 ガスが巻き、周囲は植林の幼木ばかりで何処を伝えばいいのかよく判らず登って行く。 A尾根に乗った場所の分岐
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B天狗山 B行政の標識。この場所は三角点ポイントではないので地形図読み670mではないかと思う。 B三角点ポイントではないので、在るのは図根点。 B久しぶりにKUMOを見る。
bunkihutatabi.jpg shirakurajinjya.jpg tengu.jpg  onekaeri.jpg 
C分岐再び。草地の場所が往路。 D白倉神社に立ち寄る。 D天狗山に登ったら、天狗様に会っていかないと・・・。 E三度分岐
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植林帯途中のルートが横ズレする場所。往路で、ここでの進路が良く判らず足踏みした。 F駐車場となる広み。林業作業の駐車場も兼ねているのだろう。 宝積寺は屋根の改修中であった。  



 
 祭日なので信州方面にでも行こうかと思って地図を用意していたが、またすぐに週末を迎える事を思うと県内でゴソゴソしたほうが無難かと思えた。県内はかなり未踏座は減ってきており、それはそれで行き先を探すのに苦労する。ここはヤマランのルートコメントを見たほうが無難と覗いてみると、地形図には載らない、山名事典の初版にも載らない山が掲載されていた。ちなみに山名事典は初版しか持たない。擦り切れるほどに使い赤鉛筆やマーカーですごい事になっているのだが、それがための愛着があるから。で、甘楽町の白倉神社の上の「お天狗山」が有効座に加わった事を知る。小幡富士も近くにあり2座狙える場所。ただし雨。

 雄川堰から小幡藩の楽山園を右に見て雄川に沿って上流へと向かって行く。轟地区に入ったら、宝積寺側へと上がって行き、その場所を左にするようにして林道を奥へと進んで行く。寺の近くには「お天狗山」と道標が記してある。舗装林道を上がって行くと途中でダート道になる。高度を上げると普通乗用車では腹を擦る様な場所が続く。見越して四駆で来ている。行政の標識が所々にあるが、肝心のお天狗山を示す標識が分岐の場所にないので、そこで迷う。スマホで地形図を広げカーナビと照らし合わせるようにして予想して曲がってゆく。林道に縦に流れの筋が入らないように谷側に水を逃がしている場所が多い。上部駐車場までに20箇所以上ある感じであった。普通乗用車が腹をするだろう場所はここである。

 駐車場を左に見て、まだ先に林道が続いていたので登って行く。ここからはかなりハードルが上がり、滑りやすい地形と鋭利な石がゴロゴロしている場所が繰り返される。当然ここでは四駆にしないと登れずLoギヤで歩くように登って行く。その林道からの枝道も多く管理されている様子が見える。いい感じで稜線へと行けるのかと予想したが、軽四がユーターンできる最小限のスペースを最後に野草の中に道形は消えていた。何度も切り返して登って来た道を降りて行く。下りもLoギヤだった。ツルッといって谷側に落ちたら、そこでThe End。登りより下りのほうが慎重にならねばならなかった。結局、登らねば良かった・・・と思うのだった。

 駐車場に戻り、そこから見る周辺は植樹帯で、それがガスの中に不思議な光景に見えていた。幼木を守るためにビニールの覆いがしてあり、それが濡れて白く見え、なにか塔が林立しているように見えるのだった。長靴を履いて傘をさして道標のある場所から上がって行く。30mほど上がると微妙に方向が傾いた標識が立っている。植林地内には今居る場所の東側にも作業道があり、そこに乗り換えるような指示なのかと理解してズレて進む。これでいいのかと半信半疑で伝って行く。植林地内を斜行するような道を行くと、尾根に乗り上げ、そこに再び道標が立っていた。間違えではなかったよう。

 分岐から天狗山の示す側に進むと、こんもりとした高みに行政の標識が立っていた。三角点らしき石柱があるが、これは図根点であった。北側にはKUMOが縛られていた。三角点も拝んでいこうかと思ったが、それより白倉神社に興味があり、踵を返して戻って行く。そして先ほどの分岐の場所から南西側へと下って行く。

 足元が滑りやすい中を行く。ガスが垂れ込めた中にいきなり白倉神社が現れる。そう広い場所ではないが、事前情報では往時はかなり賑わった場所との事で、それを思いつつ参詣をした。再び尾根分岐まで登り上げ、植林帯の中を降りて行く。周囲では獣の動く音がしていた。

 駐車場に到着し、そのまま車に乗り込みゆっくりと林道を降りて行く。途中、菊ヶ池の方へと進んでみたが、途中が荒れていて車では無理であった。林道を降りて行くと、こんな日に、こんな場所に、女性が傘をさして上がってきていた。何処かに車を置いて少しだけ歩いたのかと思ったが、降りて行っても付近に見当たらなかった。私が通過したときに、深く傘を下げ顔を隠すようにしていた。何か怪しい・・・。茶色を基調にしたチェック柄の折り畳み傘を持ち、外見は50代くらいに見えた。

 小幡富士も狙ったのだが、南麓の実線林道が最奥の家の前を通過場所で、そこが私的の土地のように使われ車で塞がれ通れなかった。雨なので藪漕ぎを最小にしようと道形を追いたかったがダメそうなので諦める。とりあえず北麓と西麓も車で確認し、次回狙う下見をして甘楽町を離れる。


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