大仙山     180m       

 
   2017.9.24(日)    


   くもり    単独    仏舎利塔東ゲートから   行動時間:23M 

                 


@チェーンゲート(駐車場)5:08→(6M)→A正夢観音5:14→(5M)→B大仙山5:19〜22→(9M)→C戻る5:31


     
@チェーンゲート(駐車場)からコンクリート林道を登る。 鐘堂のある広みに着く。 A広みから階段を上がると観音堂 コルの場所に鳥居。階段の反対側が最高所。
       
B大仙山。人工物は一切ない。 B南側が開けている。 Bコルに戻り三角点峰に上がる。碑が立つ。 B金毘羅宮
   
B上部をコンクリート補修された三角点 B北側がわずかに開けている。 観音堂に戻る。 Bチェーンゲートに戻る。
          
B駐車場の様子。7台ほど停められる広さがある。足許はやや泥濘。      




 畑毛温泉は大仙家に宿をとっていた。朝飯前にと、暗いうちに宿を抜け出し大仙山に向かう。この行為は、泊まり逃げのような感じで、いつも宿を抜け出すときに後ろめたさがある。温泉街を北に進み富士見館さんの北側を東に入って行く。どん突きの丁字路を南に進んでゆくと、東側に大仙山への道標が現れ、細い山道が上がっている。この山道の最初が狭くドキドキする。軽四なら余裕があるが、1885mmの車幅ではほとんど余裕はなく恐る恐る登る感じであった。人が歩いていたら、人とのすれ違いも出来ないような幅であった。それでも南進する道が東に変わると、やや広くなるのでホッとする。


 広くなった先が分岐で、家屋も見えたので、“こんなところに”と思ってしまった。地形図を見ると温泉マークがあり、源泉宿って事だったのかもしれない。分岐する道を東側に進んでゆくとお地蔵さんが立つ丁字路となる。北と南にルートが分かれるが、南のルートを進む。道は広く狭いのは最初だけであった。南進していた道が東進に変わると分岐となる。左の道より右側の道の方が広いので右側に入ると、その先のカーブの場所でチェーンゲートがされていた。そしてそこには駐車場と書いてあった。


 時計は4時45分。函南町の夜明け時間を調べると5時8分と出てきたので、それまでラジオを聞きながら待つことにした。ヘッドライトを消すと周囲は真っ暗であった。外に出ると足場が緩い。長靴を持ってくればよかったかと思えた。そして懐中電灯かヘッドランプも持ってくればよかったと思えた。


 5:08チェンゲートを越えて歩き出す。夜明けの時刻だが、全くの暗闇でスマホの画面の明かりを路面に当てながら歩いて進む。幸いしたのは、林道はコンクリート舗装がされていた事。よくグリップしてくれ、夜露で濡れることもなかった。九十九折になった道を進み、途中石垣のような場所が見えたら、その先で鐘のある場所に出る。この場所でもまだ暗く信仰の場所に居ることに対し、不躾さと、ちょっとした怖さを感じるのだった。山手側への暗い階段を登って行くと、白い六角の建物が現れる。お参りしてからその脇を通過してゆく。後で分かったが正夢観音と名があるようであった。


 山道を東に振るようにして登って行くと、コルのような場所に登りあげ、向かって左に金毘羅宮と書かれた鳥居があり階段が登っている。より高いのは右側となる東側の方。ただしこれまでの山道に対し少しグレードが落ちた感じの踏み痕となっていた。ここは高い方へと進む。


 大仙山登頂。南側が開け展望が楽しめた。山頂には一切の人工物は無かった。東へ進んでいるような道形も良く判らない。と言うより、まだ暗くてよく見えないってことが一番であった。すぐに登ってきた尾根を下って、鳥居をくぐって反対側へと登って行く。最初に碑があり、その奥に祠が鎮座していた。金毘羅宮ってことで間違いないであろう。そして上部をコンクリート補修された三角点がある。ここでの展望は狭く、北側に狭く開けていた。薄明るくなった函南の街は、まだ夜景として見える感じであった。下山。


 足元に注意しながら山道を下り、観音堂の所に戻る。再び挨拶をしてからコンクリート舗装の林道を降りてゆく。少し足元が濡れるかと、雨具と簡易長靴を持ってきたが、出番は無かった。チェーンゲートに到着する。樹林におおわれたここは、まだ薄暗いままであった。


 ブレーキをかけつつ狭い林道を下り宿に戻る。

 


                         

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