地附山   733m        大峰山   828m (830m)      
                                             
                                      

   2017.10.9(月)


  晴れ     単独     歌ヶ丘より  行動時間:2H41M


@七曲り下8:37→(4M)→A東大地震研究所前8:41→(17M)→B物見岩8:58〜9:00→(18M)→C地附山9:18〜20→(26M)→D大峰山(大峰城)9:46〜52→(23M)→E地震研究所前10:15 →(3M)→F七曲り下10:18 


   
@七曲り下の駐車余地(2台分)からスタート。 A東大地震研究所前の入山口 A入山口の地図にはロープウエーの記述も見られる。 二つ目の分岐
       
物見岩下の岩井観音を参詣 岩ヤのゲレンデ。V級ほどで、一部W級の場所があるよう。アプローチが良く練習するのにちょうどいい場所と思える。 B物見岩から長野市街俯瞰 Bソロで楽しむ岩ヤが居た。
     
左大峰山、右地附山 スキー場のトップ跡地 C地附山 C祠と標柱
       
C地附山の最高所は藪の中 Cヤッホーポイント。展望のいい山頂であった。 分岐に戻って大峰へ D大峰城下。
       
D西側の踏み跡を伝っての最高所はここに至る。 D東側を巻き込むと、百葉箱などの観測施設がある。さらに奥に。 D細いリッジになった高みがあり、その場所から東側を見ている。 D大峯山展望台と銘板に読める。章文館の伊部高夫さん記述の地図を参照しており、最高点まで行かなかった。
     
D東側の薮に入ったらこの通り。 入山しての最初の分岐の場所で、往路の道と合流 E地震研究所前に出る F七曲り下に戻る。



 

 好天の体育の日、出張疲れで気持ちが山に向かなかったものの、なんとか繋ぐ感じで長野市の大峰山と地附山に向かう。以前から何度も近くを通り、登ってしまおうかとも思っていた場所ではあるが、今回は北側のチョンボコースではなく南側からしっかりと歩くコースを辿ることとした。

 

 7時に家を出る。この出発時間で既に前向きでないことが判る。上信越道を110km/h定速で進み長野インターで降りる。七曲り下の分岐点に着いたのは8時半を回っていた。今日は食料も水も何も持ってきていない。朝の散歩な雰囲気なのだった。そして足許は長靴。山をなめているわけではなく、ただただ長靴が好きなのだった(笑)。

 

8:37スタート。どこに入山口があるのかと山腹を見上げながら探しながら進むと、尾根の末端にも踏み跡があり、東大地震研究所前に公的な入山口が在った。ここに見える古い地図にはロープウェーと書かれており驚いた。先日訪れた伊豆の様な観光ロープウェーを想像する。東屋を左に見て山道を進む。最初の分岐は物見岩経由ルートを選ぶ。二つ目の分岐は霊山寺への道を右に見送り大峰城側の道を辿る。すると分岐から2分ほどで岩井観音の岩壁が現れる。観音様をお参りしてから岩壁を見上げる。たくさんのボルトが打たれておりゲレンデであることが判る。公的な場所のようで、霊山寺に利用者は申し込む旨の書き物も見られた。こんなにアプローチのいい場所にゲレンデが在るのなら、長野市在住者なら出勤前にトレーニングも出来てしまう・・・。

 

岩の右に見える尾根にも踏み跡があるが、岩ヤのもののようで、そのさらに右に緩い道が上がって行っている。岩井観音から7分ほど進むと物見岩の展望地で、ここは長野市街が一望出来てとても気持ちのいい場所であった。どんな岩場なのかと下って行くと、ソロのクライマーが装備を解いているところであった。「毎回が反省ですよ」と謙虚な言葉を吐き真摯な利用者であった。「何級くらいですか」と尋ねると、「V級がほとんどでW級が一部ある」と教えてくれた。荷物は下になくここに在る。そしてギアの中にユマールも見える。降りて登ったのが見えてきていた。

 

物見岩から進むと、地附山と大峰山との分岐となり、最初は地附山側へと進む。緩斜面がやっと勾配が増した感じで登る感じとなる。登りあげるとスキー場だった頃のロープトウのモーターと滑車が残っている場所となる。今からはセンブリの群生地となるようでロープが張られていた。ここからは再び緩い道となる。北面には林道も見える。北から来れば汗せずに山頂に着くのだろう。最初に見えてくるのがヤッホーポイントで、その上が山頂であった。

 

地附山到着。祠が鎮座し、そこに標柱が立っていた。厳密な最高所は南の藪の中のようではあった。藪の中には薄い踏み跡が通っている。多種の野草が多く、自然観察会などをするにはちょうどいい場所のようにも見えていた。往路を戻って行く。モーターの場所には、やはりセンブリは見られなかった。分岐まで戻り大峰山側へと進んでゆく。途中に林道幅の枝道があるが塞がれていた。遊歩道な感じから登山道を感じる勾配となり、西へと駆け上がる。

 

大峰城の場所に到達。章文館の地図を見ていたので、北側の830mの高みを気にしていなかった。城のある場所の周囲で最高所はどこにあるのかと、最初は西側を回り込み探し、次に東側の百葉箱のある場所を進み、その北側の場所が最高所と判った。三角点があるはずであるが野草が茂り、それもヌスビトハギでズボンがびっちりと覆われてしまった。あまりにも多いのでハチかアリに攻撃されているような気持になり急いで城の南側に戻って払い落とす。北に最高峰が在ることをこの時に完全に見落としていた。駐車場の下降点から歌ヶ丘へと降りてゆく。

 

大峰山からの道も緩やかな九十九折で快適。付近の学校からの吹奏楽が、街に近いことを感じさせてくれる。往路の最初に見た分岐の場所に出て、東屋を右に見て再び東大地震研究所の前に立つ。七曲側へは車道歩きなので、カーブでもありちょっと注意が必要。いいスピードで突っ込んでくる車もある。そして七曲り下の余地に到着。ここで着替えをしていると、七曲り側から一台の車が突っ込んできた。七曲りに登って行く車を避けようとしたためであるが、上から降りてきて右に行きたいので分離帯を左にして右に入り、対向車線に乗ってしまったよう。1mほど横を土煙を上げながら爆走して行った。危ないところだった。車通りの多い場所に停めるのは危険と思えた。

 




   
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