長平山   85m            荒井山   71m 

  
  
2018.4.11(水)


  くもり    単独    前渡北町より   行動時間:21M


@入山口10:06→(1M)→A広見10:07→(4M)→B長平山10:11〜12→(4M)→C広見再び10:16→(6M)→D荒井山10:22〜23→(4M)→E戻る10:27


   
@891番電柱の場所から入山 Aすぐにある広見。写真中央やや右より山道が始まる。 A山道入口 続く道形の様子。よく踏まれている。
       
途中で岐阜基地がよく見える。 B長平山のパンザマスト B平成22年設置 B山頂の東側に丸い穴がある。
     
B東から見る西側 北西麓にコンクリートの塊を多く見る。 C広見再び。この場所から基地側を見ると隊員の姿があった。 道形の終点から藪を漕いで基地のフェンスへ。
       
フェンス沿いを伝う。基地側は歩き易いがこちらは・・・。 C荒井山山頂 C基地側にパンザマストが立つ。 C西側には、南からフェンスが上がってきていた。
       
C長平山と荒井山にはQZW氏のリボンが下がる。 南東へと下る。 途中の捕獲檻 荒井山側より見る長平山
     
降りてきた場所。個人宅の通用路だった。 D駐車場所に戻る。




 各務ヶ原市に小用が出来たので、未踏座の低山を予定する。上手く商談の時間に影響しないように動かねばならないのだが、一方ではあまり早出できない事情もあり、やや滑り込みの神頼み的な計画でもあった。低山での3山なので、場合によっては端折ろうと思った。

 

 岐阜基地の南に、集まるようにして3座存在する。ここをTAI氏が登ったと聞いたのが、ミレニアム前後だったと記憶する。いつか登ろうと思っていた場所であった。西の三井山は2004年に登っており、この時も仕事に託けての行動であった。今回も同じパターン。

 

 5:40に家を出て、すぐに上信越道に飛び乗る。信州に入ると風が強くなり、雨も加わり予定遂行できるか気になった。恵那山トンネルを抜け出ると、何とか持ちそうな曇天となっていた。それでも時間の問題だろう事も読める感じだった。小牧ICで降り、渋滞に混じりながら進み愛岐大橋で木曽川を越える。こんもりとした高みが左前方に見えてくる。不動山の南側は岩壁で見栄えのする景観であった。ここは最後に登ることとして岐阜基地の南側へと進んでゆく。

 

 車道が一番北に入っている道を選び前渡西町を北に進んでゆく。駐車余地が無いものの車通りはほとんどないようで、路上駐車とした。畑では農作業をされている方が居り、声をかけようと思ったが、ここはかけない方が身のためと思い準備を急ぐ。荒井山と長平山との鞍部へと入って行く道が在り、入り口には891番のコンクリートポールが立っている。ここから入山とした。

 

 北に進む道形にはチェーンがあり、車では入れないようになっていた。進んだ先にコンクリートが敷かれた広見があり、その北東側に細い山道が見え、ここを伝ってゆく。なにか岬の散策路の様な細さの道で緩やかに高度を上げてゆく。すぐ北側には基地の滑走路があり、重油の焼けた匂いと爆音が轟いていた。途中には、その基地側に降りて行ける枝道もあった。

 

 道形は終始ハッキリしており、途中で基地が良く見渡せる場所もある。ここには空き缶がたくさん落ちていた。これらは投棄した雰囲気であった。再び樹林に入るように進んでゆくと、目の前にパンザマストが現れる。じわっと汗をかいたほどで到達した。1座目。

 

 長平山にはQZW氏の朽ちたリボンが下がっていた。東に尾根を進んでみると、何か別に立っていたのか、丸い穴が残っていた。尾根上なのでそのまま東に進めるような印象はあった。時間の制約があるので15mほど進んで戻る。往路を戻り降りてゆく。途中の斜面にはコンクリートの塊が見える。離島なら遺構と思えるが、ここは何だろうか。枝道に入り基地側に降りてゆく。基地の声が近くなり向こうからも見えるほどになってしまうので、ここでも慌てて引き返す。こちらは基地内ではないので気にしなくてもいいのだろうが、福島の大滝根山の時は、敷地の外から敷地内を撮る行為も注意された。この事があり敏感になっている。

 

 鞍部の広見に戻り、そこから北に続く道形の先を見ると、フェンスの所にカーキ色のシャツを着た隊員の姿を見つけた。こちらを見ていないようではあったが、慌てて隠れるように西に足を進める。なぜにこそこそしてしまうのか・・・習性かもしれない。北西に入る道を進むとすぐに行き止まりとなり、そこから藪を進み自衛隊敷地のフェンスの所へ行く。フェンスの北側には立派な道が在り歩き易そうであった。フェンスの南は、切り株などがあり躓きながら進むような場所であった。

 

 荒井山。当然だがこちらにもQZW氏のリボンが見られた。そのまま西に進むと、南麓の墓地の敷地の延長だろうフェンスが上がってきており自衛隊のフェンスとでT字を作っていた。相変わらず爆音が聞こえる。日ごろこれらに慣れていないのでかなり気になる。付近の人はこれが毎日だと思うと可哀そうに思える。住めば都かもしれないけど・・・。

 

 下山は適当に南東に降りてゆく。特に道形は見えないが、足元を邪魔する植生もない。降りてゆく先に、こんな場所に罠の檻が仕掛けてあった。農作物に対しての防御と言う事だろうが、こんな煩い場所でも野生動物は住みつくのだろうかと疑問を持つ。檻のエサ台を見ると、管理されずほとんど放置されている様子に見えた。この場所から南西に道が在り、進むと舗装路に乗る。これは駐車場所から見えた道で、住宅があることから私有地としての道のようであった。カイヅカイブキを左右に見ながら降りてゆき車に戻る。残り30分。急いで不動山へと向かう。

  

 

 
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