大芝山   1210m  
                                             
                                      

   2018.1.13(土)


  晴れ    単独     善知鳥峠より    行動時間:1H8M


@登山口6:48→(35M)→A洞ノ峰分岐7:23→(5M)→B大芝山7:28〜30→(26M)→C戻る7:56


   
@善知鳥峠側入山口駐車場 @詳細な絵図が掲げられている。 途中に道標が置かれている。 最初の鉄塔
       
巡視路分岐 九十九折りが終わると緩やかな一本道。 38番鉄塔 3本目の鉄塔を潜る。
     
A洞ノ峰との分岐 A大芝山の肩とふられている。 山頂への緩やかな尾根筋 B大芝山
       
B古い標識と新しい標識 Bエリア的に「山雅一番」と書いて欲しかった。サポーターも登るだろう。 B山頂から霧訪山 大芝山の肩から洞ノ峰
       
鉄塔の場所からの展望。八ヶ岳が見事。 峠を挟んだ対岸は伐採地。 C駐車場に戻る。




 霧訪山に登った時に、通常なら大芝山も抱き合わせにするのだが、当日同行者が居たために残してしまっていた。ポツンと残り、どこか抱き合わせにと思っていた中、東の高尾山もまだ踏んでいないことに気が付いた。それでもまだ物足りない。勝弦山も登ろうと計画してみる。

 
 1時家を出る。内山峠で佐久に入るとマイナス12℃を示していた。和田峠は旧道で通過する。スタッドレスを新品に交換したので、より雪を求めたのである。それと、新和田の通行料をケチるために(笑)。諏訪に降りて20号を伝い、みどり湖の脇を通過し153号へとショートカットしてゆく。深夜帯でありながら、国道だからだろう往来は多い。最初は善知鳥峠の駐車場に停めたが、登山口駐車場もあるようであり、北にわずかに移動する。ここでは外気温はマイナス8℃であった。

 
 6:48歩き出す。樹林帯を横切るように進むと林道幅に出合い、その林道幅で進んでゆくと「分水嶺登山口」と書かれた木片が地面に置かれていた。ここからしばらくは九十九折を繰り返す。いつものことだが体のエンジンがかからず寒い。細かいステップにして運動量を増やすことをする。これにより九十九折が終わる辺りでじんわりと温かくなってきた。

 
 紅白の鉄塔を潜る。その先で巡視の路分岐があり、分岐する側は伐木で塞がれていた。7時を回って来光があり、辺りがモルゲンロートとなり赤く焼ける。登山道上の積雪はうっすらある程度。二本目の鉄塔は右に見る。38番と振られていた。次の三番目の鉄塔の場所が展望地で、八ヶ岳側が綺麗に見える場所であった。白き峰々がクッキリと見え、その展望に足が停まる。

 
 大芝山の肩の分岐点。見える洞ノ峰も顕著な高みでそそられるが、今日は足を運ばない。予定していれば善知鳥峠からではなく西から入山している。その方が綺麗な円弧の軌跡になるから。緩やかな尾根道に沿ってゆく。小動物の足跡が見えるがシカなどは居ないのか、彼らの蹄跡を見ることは無かった。

 
 大芝山到着。標柱と標識が無ければ通過点のような場所であった。新しい標識の方は前橋ハイキングクラブの椛澤氏のものである。行政かアンチか、取り外そうとした痕が残る。信州の松本に近い場所であるのだから、サッカーチームにちなんで「山雅一番」と書いて欲しかった。そして山名の前に「ルー」と書きたい衝動に駆られる。タレントの伊集院さんは、こんな衝動が強すぎて日曜お昼のラジオ番組を降りたそうだ。そこまでではないが、カテゴリー3くらいだろうと自覚している。南には木々の間になんとか霧訪山の山容が見える。

 
 往路を戻って行く。3番目の鉄塔の場所は、たぶん鉄塔が無かったらここまでの展望は無かったのだろう。拓かれたので見える展望でもあろう。下側に紅白の鉄塔が見える。体が温まっているので快調に降りて行ける。153号を挟んでの反対側の伐採斜面が、その作業痕が幾何学模様のようにも見える。前週に青梅でも見たばかりだが、伐採地は汗して働いた跡が見えるようで嫌いではないのであった。だんだんと排気音が強く聞こえてくる。それと同時に排気ガスの臭気も強く感じられるようになる。峠の構造からか、溜まりやすいようだ。

 
 駐車場に戻り、次の高尾山に向かってゆく。






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