高倉山 850.2
2019.7.6(土)
くもり 単独 村界尾根を往復 行動時間:52M
@取付き4:46→(30M)→A高倉山5:16〜20→(18M)→B戻る5:38
@村界尾根の東側からが取付き易い。 | 尾根には道形とリボンが続く。 | 道形はあるが時期的に野草が覆う。 | この表示あり。 |
ワラビが茂りモシャっとしていたり・・・。 | モシャモシャの場所もある。 | 上側のブナの倒木。やや抜け難い。通過後振り返る。 | 山頂直前も道形を野草が覆う。 |
A高倉山山頂。ここもワラビ畑。 | A三角点もワラビの中に。 | A三等点 | A南側に進むとブナ林。 |
A南に進んで行く道形。 | A南から北を見ている。 | A三角点の北にある絶縁テープ | 尾根上の標柱 |
下側の倒木。 | B尾根末端。中央上に、右の写真の標識が見える。この尾根末端はかなり急峻。 | B舗装林道から見える標識 | B東側の駐車余地。3台分ほど。 |
栄村には二つ高倉山があり、一方は栄村の民話に語られる高倉山で鳥甲牧場の北に在る。今回の高倉山は民話に出てこない方で、野沢温泉村との村界尾根に存在する。マイナーピークであり、先陣を切ってSK氏が登ってくれたので、二番煎じで登るのは楽であった。氏により村界尾根の道形が紹介されているのだった。
1:00家を出る。飯山で降り地走りしてゆくのだが、ナビは平滝駅前を通過するように案内していた。無視して野沢温泉側から登って行く。くねくねと長い経路に、ナビの言う事を聞いていればと反省した。目的の尾根末端に着くも、それらしい道形が無い。正確無比なSK氏が嘘を言っているとは思えず探すと、東に回り込んだ場所に工事看板があり(この時だけかも)、その場所から上になんとなくある踏み跡を見つけた。駐車余地はそのさらに東側に3台分ほどあり都合がよかった。
4:46行動開始。舗装林道からの最初は分けて進む野草の場所で、5mほどで斜面となるが、木々を掴みながら登らないとならないほどの勾配がある。登っている人が居るような居ないような雰囲気の場所であった。ただし、尾根に乗ってしまうとしっかりと道形があり、マーキングも在った。取り付き点が違ったのかと、その部分は帰りに確認することにして山頂を目指す。
道があり安心して進むものの、この時季はワラビが道を覆っており、邪魔なそれらを折りながら進んで行く。道の所々で「筆界基準」と書かれた標柱が埋まっているのが見える。その数と同じほどにマーキングも見られる。夜露で足元を濡らし、雨具を履いた方がいい場所ではあった。中腹くらいまで上がると、さらにモシャッとしだし、その先ではモシャモシャとしだす。すべてワラビであり知れたものではあった。
古木の倒木があり、上に乗るとヌルっと滑った。障害物はこれだけかと思ったら、その先でブナの大木が道を覆い、こちらは通過が楽ではなく、跨げずに潜るようにして通過した。そして山頂が近くなると道形が何処にあるのか不明瞭になる。西側にあるのかと樹林の中に入るもそれらしい道はなく、戻り南に突き進む。
高倉山の三角点は、ここでもワラビの中に在った。ワラビ畑と言っていいほどの植生で、その先の南に進むとブナの大木が並び、一転して荘厳な雰囲気の場所となり日陰となる。道形はここを経て南にさらに進んでいた。村界上にずっと進んでいるように思えた。ちなみにと、SK氏の伝った西斜面を見る。下草が少なく伝いやすそうな場所に見えた。
往路を戻る。少し城址のような堀切に思える地形がある。上も平らなことから、無かったとしても城に適する地形に思えた。道形に沿って降りて行き、さて尾根に乗り上げた場所となる。そこから先の尾根はガクンと切れ落ちている。ここに道があるのか・・・と思って下って行く。踏んだ痕はゼロじゃないようだが、伝っていないような斜面であった。舗装林道に降りる最後がこれまた急で、1.5mほどずり落ちて着地した。東側の場所の方がはるかに楽であった。伝ってきた尾根を見上げると、赤い標識が上に見えた。それでもここから上がるのか・・・。
振り返る。尾根の東側に回って取り付くのが一番容易であろう。朝一なら雨具を履くことを推奨したい。何年かに一度は、刈払いをするのだろうけど・・・。