浅間隠山
1756.8m 安高山
1460m
2021.5.4(火)
晴れ 同行者あり 南麓登山口より 行動時間:2H52M
@駐車場6:37→(1M)→A登山口6:38→(41M)→B1538高点7:19→(31M)→C浅間隠山7:50〜8:09→(43M)→D安高山西側鞍部8:52→(9M)→E安高山9:01〜10→(7M)→F西側鞍部(登山道に戻る)9:17→(10M)→G登山口9:27→(2M)→H駐車場9:29
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@駐車場から | A登山口 | 安高山西鞍部 | 細い登山道 |
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B1538高点 | 前衛峰 | C浅間隠山 | Cヤキソバパンと |
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C登頂者は多いが静かな山頂。 | C浅間山 | C北 | C東 |
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C北東 | D安高山西側鞍部再び。西高山側へは自然木でバリケードがされている。 | E斜面はササが枯れ歩き易い。 | E安高山最高所 |
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E退色したリボンが見られる。 | E東側に塩ビの杭がある。 | E東端の高み | E山頂には、熊棚や寝床が見られた。 |
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E東側から見る山頂。 | 西側の道形 | F登山道に戻る | G登山口の路肩も賑やか |
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H駐車場は駐車待ちの車も |
みどりの日に軽登山のリクエストがあった。ただし雪の上は嫌だと言うので、少し標高を下げつつ、それでも夏日になる予定なので出来るだけ高所で探す。高速は使わず、出来るだけ県内で完結するような場所。
安高山は浅間隠山の南にある。駒髪山と岩淵山は踏んでいるので、付近での未踏査はここだけだった。登って心地いい大展望のある浅間隠山と抱き合わせにして、ちょっと寄り道とばかりにバリエーションを入れて登ってみることにした。安高山の方は公的な道の無い場所であり、ササの植生が強ければここのみ単独。弱ければ同行とした。
6時に駐車場に到着する。さすが2百名山で県外ナンバーが多い。まだ仮眠中の車もありエンジンがかけっぱなしになっていた。助手席の人は手持無沙汰な感じでスマホを操作している。運転手は寝ていた。他人との同行登山も同調せねばならないので大変である。助手席の人単独であれば、出発できている。準備を終えた湘南ナンバーの単独女性が先行してゆく。
6:37駐車場を出発し、登山口から入山。登山道は以前に対しだいぶ荒れてしまった印象がある。ここもまた19号台風の影響かもしれない。先行女性がカウベルを鳴らしながら登って行くのが見える。かなり歩かれている歩調であった。周囲からは下手くそなウグイスの声が聞こえていた。
安高山西の鞍部からは、安高山側に進まないよう自然木でバリケードされていた。間違って進んでしまう人が居るのだろうか・・・。浅間隠への登山道は狭く、犬連れでの行動はすれ違いに気を遣う。よっていつも以上に遠くを見やり、下山者を早くに確認するようにした。そうこうしていると黒いマスクをした若者が早々に下山してきた。
1538高点のある肩まで上がると、右に前衛峰、その左に本峰が見える。先行者のカウベルはもう聞こえなくなっていた。前衛峰を経ると、黒土の地面が柔らかく泥濘ぽくなっていた。霜が降りる季節はここが最後の難所だろう。二人目のすれ違い者が降りてきて、「いつも一緒に登っているのですか」と迷犬を見て声をかけてくれた。
浅間隠山到着。5人の登頂者が居たが、まったくもって静かな山頂で、みな新型コロナを意識しつつ登頂しているようであった。周囲は大展望。浅間はまた冠雪したので見栄えがする。溶けては降り、この春には3回くらい白く冠雪したと記憶している。山頂に愛犬家は居ないようで、周囲は気にしつつも無視しているようだった。大休止のあと往路を戻る。
さすが200名山であり、続々と登って来ておりすれ違う。狭い登山道なので結構苦慮した。途中泣きながら「歩くのイヤ」と発する両親に連れられた女児が居た。そこに迷犬。そのお母さんが「大きな犬いるよ」と女児に言うと、今の今泣いていた顔が晴れ、触れあった後は嘘のように楽しそうに登りだして行った。微笑ましく背中を見送る。いいきっかけを作ってやれたようだった。好む嫌うはちょっとしたきっかけ。
安高山西の鞍部から、木のバリケードを避けて東へ登って行く。一筋の薄い道形もあるが、これは山頂まで導くものではなく途中で有耶無耶になっていた。南側には刈払いした斜面があり、人間は伝えるが犬は歩き辛そうにしていた。
安高山到着。標識でもあるかと思ったが無く、退色したリボンが下がっていた。少し東側に進むと塩ビの杭が埋設されている場所があった。東へは緩く下っているが、何かありそうなので進んで行くと、東端にはこんもりとした高みがあった。ただ最高所は西の最初に乗り上げた場所となる。小休止したら戻って行く。
西に下り登山道に戻る。途切れることのない感じで登山者が登って来る。登山口に戻ると路肩は賑やかで、駐車場に戻ると、駐車待ちの車が待っていた。急かされるような視線の中で着替えねばならなかった。この日は下側の駐車場も満車で、キャパオーバーのようであった。まあ入山数が駐車スペースで制限できるので、これはこれでいいのかもしれない。