平尾富士        1155.8m                                                                                                                                                                                                          
  2023.12.3(日)


  晴れ    単独    忍耐の小径より      行動時間:1H22M


@駐車スペース7:05→(2M)→A遊歩道入り口7:07→(35M)→B平尾富士7:42〜52→(35M)→C戻る8:27   
                                                                                                                                 


 
@「市民の森」南の駐車余地から A「忍耐の小径」入口 勾配の強い散策路が続く 最後の階段路
       
B薪が沢山上げられていた。 B標柱と B同定盤 B浅間山
   
B南東 B南西 Bヤキソバパンと B三角点
     
B東側 B小屋内部 龍神池 林道に降り立つ
       
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 山無しのDIYの予定を入れた土日であった。初めての作業に時間的な安全マージンを考慮したのだが、最初こそもたついたが、思いのほか作業が捗り1日で作業終了となった。明日は自由に動けると思うものの、老眼鏡を使うほどの細かい作業と、一番に背筋を酷使し疲れ果てていた。まあこれは慣れないからで間違いない。どこかに行こうにも、なかなかモチベーションが上がってこず、動くことが億劫にも思っていた。一方、土曜日に何処も連れて行ってもらえずに、いつもと違うので悶々としている迷犬が居た。彼のために散歩に出ないと・・・。

 

 西上州や秩父などの地図を見たが、猟期に入った里山は避けたい。信州側の近場で心地よく楽なところ・・・と探すと離山なのだが、先日登ったばかりであり場所を違えたい。ほどほどの場所と探して行く中で、平尾富士に行きついた。ちょうどリンゴのストックが無くなりつつあるので、帰りに軽井沢で買えばいい。

 

 不躾ながら、まだ冬タイヤに換えていなかった。トンネル内とカーブに注意しながら現地へ向かう。佐久の外気温はマイナス9で辺りの風景は白く降雪したかのようだった。行き交う車も凍てついたように真っ白。グーグルのナビは、平尾富士登山口と入れると、北パラダの別荘地を示してしまう。これは間違いなので、南パラダである佐久平パーキングエリア側に進んで、施設手前から「市民の森」への道に入って行く。途中で市民の森への道は左に分岐するが、そのまま進んでゲレンデ下をトンネルで通過した先の広みに停める。

 

 7:05出発。車道を南東に少し下ると、忍耐の小径の入り口がある。名前の通りに散策路の中では一番負荷が大きいルートのよう。急登から始まり緩斜面は僅か。一度歩いていて慣れているのか、迷犬はピョンピョンと跳ねるように登って行く。遅れまいと頑張るが、歩幅を狭くしないと疲れてしょうがない。迷犬の立ち止まる回数が非常に多かった。休憩十分の者と疲労過多の者の差だろうか。

 

 東屋を過ぎ、後ろに気配を感じると思ったらトレランの二人が上がってきていた。これが熊だったらやられていただろう。濃い藪から遠ざかっている。察知する感覚が鈍くなっているよう。二人だけかと思ったら、児童や生徒らしき姿もあり、総勢6名が追い越して行った。先行している二人は走っていたが、後続は急登に筋力が追い付かず歩いていた。軽装の彼らに対し、こちらは過剰な重装備に思えてしまう。何かあった時のリスクの考え方はトレランの場合はどうなのだろう。

 

 平尾富士に到着。既にトレラン隊は下山していた。おかげで誰も居ない山頂を楽しませてもらう。浅間山は既に雪雲の中になっていた。八ヶ岳も広く覆われていた。眼下に佐久平が広がっており、いつもながら眺望が心地いい。山頂風景は城址的で城を置くには最適に思える。年末年始と祭事があるのだろう、小屋内には沢山の薪が入れられていた。そういえば、前回は旗竿にウクライナの国旗が縛られていた。まだ戦争継続中であるが、その旗は無くなっていた。熱しやすく冷めやすいのが日本人なのかも。あとは展望のいい場所は風が強い。千切れたのかも。東側が暖かいので移動するが、見えるのがトイレなので・・・。迷犬とヤキソバパンを分ちあったら下山。

 

 尾根コースを右に見送り龍神の池への急下降路を伝う。ここも登りの場合は「忍耐の小径」と言えるだろう。谷まで下ると、西側に登って行く二人連れが木々の間に見えていた。龍神の池分岐からは忍耐の小径側に進み市道196号へと降りる。舗装林道を北進して駐車余地に戻る。

 

 帰路、軽井沢のリンゴ屋さんに寄ったが営業していなかった。前週も・・・。
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