丸森山        969.2m                                                                                                                                                                                                          
  2024.3.9(土)


  晴れ    単独   南麓より      行動時間:9M


@入山口10:18→(3M)→A丸森山10:21〜25→(2M)→B戻る10:27 
                                                                                                                                 


 
@地形図の破線路を伝う。膝つきな感じの急登が待っていた。 途中で2回道形が横切る。 頂上直下。なにせ直線路。 A丸森山頂上
       
A「富士桟間大神」とある。裏面にもびっしりと文言が彫られている。 Aオリエンテーションの標識? A南の石碑も大きく高さ2m幅1.5mほど。 A丸森山から見る南八ヶ岳
   
A三角点を掘り出す。 A四等点 A南側 急下降
       
B降り立つ       




 旧諏訪郡落合村の古地図に、中央にポツンとありかなり目立つ丸森山。八ヶ岳の寄生火山と言えるのか、やや距離があるので違う感じでもあるが、地理地形上の面白い位置に存在する。地形図で見ると南から破線路が登り、藪山ではなさそうなことが判る。ただし登山目的としてはアプローチが短時間過ぎる。何処かとはしご登山で計画しようとしばし保留にしておいた。そんな中、須玉町に「ちゃっかりやま」と言う珍名座が見つかり、ここと抱き合わせにすることにした。

 ちゃっかりやまを登り終え、長坂町を通過して小淵沢にズレ、越県して富士見町に入る。信濃境駅を目指し、そこからは村落内の道を西進してゆくと目の前にお椀を伏せたような高みが現れてくる。登路入口は民家の横で駐車スペースは1台分。他にないかと西側に行くが、2カ所で黄色い車止めがされたスペースがあるが、この時季はまだ除雪の壁があって突っ込めなかった。短時間なのでと登山口脇に戻って停める。すぐ横と道向かいが民家で、気にしつつ準備をする。山腹に別荘施設があるのか、林道幅もここから登って行っていた。

 登りだすのだが、思いのほか急登で胸突きと言えよう斜度だった。通常なら九十九を切りながら登るような場所に、真っすぐと道形が続いていた。途中で東側からの道が横切る。こちらは斜度がゆるく切られ新道のよう。その交差点付近に「1」の看板が見えた。さらに北進してゆくと再び道形を横切る。それらを串刺しにするように真っすぐ北進してゆくと雪のたっぷり乗った山頂が待っていた。

 丸森山登頂。「富士淺間大神」と彫られた大きな石碑があり、謂れや村の成り立ちなのか裏にもびっしりと彫られていた。山頂部は広く、北に行くともう一つ大きな石碑があった。さらにオリエンテーリングで見る看板があり、途中に見た「1」はそれだったのかと判る。山頂北にも数字を振ったものが見られた。木々の間から編笠や西岳を望むことができる。三角点の場所はプラスチックの杭が見えすぐに判った。ただし点は雪の下で予想をつけて掘り返す。南西と北東角が僅かに割られた四等点を拝むことができた。道形は西北西側にも在るようだった。

 南に戻り直線路を下る。低山巡りの日であったが、風の強い日で高所はかなり寒かったろうと思う。雪雲が覆った八ヶ岳が常に見えていたのでそう思うのかも。




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