赤谷四 等点 1974.4m 細山四等点 1857.3m 2025.5.24(土)
くもり 単独 蓼科山七合目登山口より 行動時間:1H48M
@七合目冬季バリケード5:23→(21M)→A赤谷登山道取付き5:44→(15M)→B赤谷四等点5:59〜6:04→(10M)→C蓼科スカイライン赤谷登山道出合6:14→(12M)→D細山四等点6:26〜29→(12M)→E蓼科スカイライン出合6:41〜42→(29M)→F七合目登山口7:11
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| @蓼科山七合目登山口の大河原峠側のバリケード。 | 途中に見られた小鹿の・・・。 | A赤谷道取付き マーキングと踏み跡。さらに東側にもう一本道がある。 | 入ってすぐの古道標識 |
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| 1925m付近。快適尾根。 | 1920m付近。峠のような場所。 | 大岩を背負った石祠の場所。 | 道形が尾根の西を進みだす場所が、赤谷三等点岩峰の場所。東に這い上がる。 |
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| 南から見る赤谷四等点埋設岩峰。 | 最後はロープが流してある。 | B赤谷四等点岩峰頂部。 | B赤谷四等点 |
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| Bロープの支点になっている岩 | B南から見る。南端に起立した岩あり。登れる。 | B北から見る南側。痩せた場所で足元注意。 | Bヤキソバパンと |
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| 北西側から見る赤谷四等点埋設岩峰。 | 石祠帰り。中央左上の石前に祠。 | Cスカイラインに戻る。往路の取り付き点より東に出た。 | C出た場所から見るNTTの施設側。駐車余地が4台分ほどあり。 |
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| C出てきた場所。こちらには古道標識は無かった。 | 1893高点 | NTTのアンテナ施設。施設裏(北)からは笹の海。 | 北蓼科無線中継所。 |
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| 笹の海を分けてゆくと植生が弱まる場所が現れる。その先が細山点埋設場所。 | D細山四等点埋設場所到着。西の高い場所に埋設。 | D笹の中に国土地理院の標柱が見え、三角点の場所が判った。 | D標柱と標石は少し距離がある。左下に標石。 |
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| D細山四等点 | NTTアンテナ施設帰り。笹区間は道形無し。 | Eスカイラインに戻る | 途中の林道蓼科線への下降点。 |
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| F七合目に戻る。 |
午後より野暮用があり、ささっと登れる場所をと蓼科山の「赤谷道」上にある、赤谷四等点と細山四等点を狙ってみる。ちなみに、この日は午後から降雨予報の日であった。赤谷道は赤谷古道とも呼ばれ、北の望月側よりのルートで、廃道化されているのは蓼科スカイライン以北。なので赤谷点はいいとして、細山点は藪化している予想はできる。それでも南のアンテナ施設までは道が拓いてあり、漕いでも短距離と思えた。蓼科スカイラインは、まだ冬季モードで全線通過はしておらず、西側は七合目登山口までで止められていた。東はJAXAの施設まで。逆に車では入れてしまうと、2点のピストンでも短距離であっけないほど。この冬季モードはちょうどよかった。
3時に家を出る。望月に入りグーグルのナビは虹の平を通らせる案内をしたが、確か佐久市は望月少年自然の家の南分岐で封鎖していたはず。さすがのグーグルもミスったかと、迷うことなく長門牧場側へと上がって行く。一帯はやや濃いガスが垂れ込めていた。女神湖の先からスカイラインへと入って行く。さすがに天気予報に影響されているようで、七合目登山口駐車場には7台しか停まっていなかった。その東端のバリケード近くに停める。準備をしていると、ご夫妻らしい男女が大河原峠側に進んでいった。ザックは背負わず、大きな望遠レンズの付いたカメラを持っていたので目的は分かり易い。
5:23行動開始。進んでゆくと、すぐに先ほどの二人に追いついた。ご婦人から「犬のお散歩ですか」と声を掛けられる。まあそうなのだが、そう見えるか・・・と微妙な心境になる。山ヤらしく見えなくなってしまったか・・・と、しょっと微妙な心境。足元が長靴なのが影響しているのだろう。「山登りです」とも「散歩です」とも答えずに、「この先の古道を伝おうと思って」と返すと「気を付けて」と言ってくれた。山の心得のある方々だったよう。
7合目登山口から10分ほど進むと、道の真ん中に何か落ちていた。遠目にも予想ができ、それはシカのオロクであった。小鹿であったので、冬季の事故ではなく春になってからの事故のようだった。可愛そうだがこれが自然。路肩にはそれに相対して花畑のように春の花が咲いていた。小さなこれらの花は、車で通過したのでは目に留まらないだろう。歩いて初めて楽しめる、小さな花なのだった。
地形図からはの市町界のラインは、南から北に直進したら1920mの高みから北西に屈曲している。このラインを跨いだ先で、まだカーブの突端まで行かないうちに、山手側にマーキングが見られ踏み跡が登っていた。ここから這い上がるとすぐに、タイガーロープで縛られた黄色い標識が見られた。「蓼科山古道 赤谷登山道」とあり、ルート上に乗ったのがすぐに確認できた。ただ、利用者は少ない様で踏み跡は薄く、最初は笹とシラビソとの植生の際を登って行く。そして最初の高みの1920m峰を乗越すと、やや峠風味の場所が現れる。この時、1台の車がスカイラインを大香川峠側へと登って行った。塞がれていたのを通過できているのだから、峠の売店の関係者なのだろうと思うことにした。
峠地形から僅か1分登ると、露岩を背にした石祠が見られ、南にはしめ縄も張られていた。祠の周囲を見ても削られた痕はあるが、文字が彫られた場所は無く、かなり古いものと想像できた。拝礼してから先に進む。この辺りからは道形が濃くなってゆく。その道は、尾根に対し西側に見られ2031高点側に進んでいた。目的が蓼科山であれば素通りでいいが、今回は標石を拝むことが目的なので、ここで踏み跡(登山道)を離れ東に這い上がって行く。埋設してあるのは、普通の尾根の肩のような場所だと思っていたが、そこから見える埋設ポイントは岩頭とも岩峰とも言える場所であった。浅間北麓の、熊の清水四等点のような岩の上の埋設ポイントだった。北に進んでゆくとロープが垂らされている岩登りの最後だった。東側の岩が西にせり出しており、それが為に登り辛い場所になっていた。
赤谷四等点到達。南北に細長い岩峰で、特に東側に切れ落ちており注意が必要な場所だった。北端に1mほどの岩頭があり、その上にあがることもできる。たぶん、ここからは少しは展望が得られるはず。残念ながら今日はガスの中であった。三角点は自然石ではなく、コンクリートと金属の構成だった。とりあえず本日の最高点であり、早々にヤキソバパンを出して朝食とする。ここの岩場は、小型犬は這い上がれないだろう斜度と段差であった。当家迷犬は難なく自力で這い上がっていた。
岩頭からの下降は、迷犬は助けを乞うかと思ったが、不安ではなかったようで、大きくジャンプして着地していた。西に下り道形に乗って戻って行く。そうそう、石祠は麓側を向いているのではなく、大河原峠側を向いていた。尾根の最後は北に進み、往路とは違う場所でスカイラインに出た。これにより近接して2本の取付きルートがあるのが分かった。そして古道標識があるのは西側のルートのみであった。
カーブの場所には4台分ほどの余地がある。登山用に造られたのか、アンテナ施設に関わる余地なのか・・・。ここからチェーンゲートを跨いで北進してゆく。途中に1893高点があるが、林道幅はその高みを掘り下げて切られている。進む先に大きなアンテナ施設が見えている。近づいていくと、手前に駐車スペースがあり、西から回り込むように道が切られ施設に入るように造られていた。その施設を右に見ながらフェンスの際を進んで敷地北端に出る。
アンテナ塔の敷地からは笹の海だった。破線の場所なので、その名残があるとか鹿道があるだろうとも思ったが、残念ながら無かった。それでも背の高い植生ではなく腰丈ほどだったので、分けながら進んでゆく。なかなか植生は弱まらず、弱くなるのは細山の僅か手前で、埋設されている場所は再び深い植生になっていた。
細山四等点は、西寄りの最高所の中にあり、まず国土地理院の標柱が見つかり、その西北西600mmほどの位置に埋設してあった。ここも真鍮仕様で、赤谷点と同時期に設置されたようだった。この仕様なら三角点マニアに割られることもないからいいが、御影石の方が味があると思ってしまう。樹林の中で展望のない場所であった。予定の2点が拝め帰路に。
どこかに道形が無いかと探すと、尾根の西寄りに薄く細い獣道のような筋が見られた。伝うも途中で有耶無耶になり、アンテナ施設まで拾うことはできなかった。場所を選ばないと深い植生のところもあるので注意したい。アンテナ施設まで戻ればもう、それこそ登山と言うよりはお散歩となる。スカイラインに戻り、舗装路を戻って行く。御水泉自然園へは麓側はかなり注意看板が出ていたが、上側の入り口である「林道蓼科線」の下降点分岐には、何も出ていなかった。まあここから入って行く人はいないのだろう。
七合目に戻る。駐車場には9台停まっているだけであった。アンテナ施設より北側の笹藪からだろう、かなりダニが付着していた。細山点へは虹の平側から登ろうかとも思っていたが、これでよかったのかもしれない。
