浅間山荘三等点     1169.3m               


  2025.11.22(土)


  くもり     単独      八風湖ルグラン駐車場より    行動時間:1H27M


@ルグラン駐車場6:19→(4M)→A大平林道側6:23→(9M)→B分岐に戻る6:32→(18M)→C変則四差路1060m6:50→(24M)→D浅間山荘四等点7:14〜19→(15M )→E1035m分岐7:34→(12M )→F戻る7:46
                                                                                                                                                                                                                                                        


 
@ルグラン軽井沢の駐車場から うっかりして大平林道に入ってしまう。 A大平林道ゲート前。ここに車を入れてもいいかもしれない。私的な敷地ではないよう。 Aピッキオの注意看板
       
Bルグラン側に戻り分岐を左に入る。 林道名は不明だが、こちらにもゲートあり。980m付近。 ゲートから見える位置に大量の倒木あり。これにより使っていない林道と判る。車は入ってこない。 995m付近。東に枝道がある場所。林道状態は良くフラット。
   
1030m付近。ササの植生は低く、見通しのいい場所が続く。鹿もかなり見られた。 C1060m付近の変則四差路。直進側は流れに寸断され、1.5mほどの高低差が出来ていた。 東への実線路に入って行く。水線左股を跨ぐ場所。ここでも林道は寸断。 林道状態はとてもいい。
   
上から振り返り変則四差路を見る。 1060mで水線を跨ぐ。ここも林道幅が流れで寸断。 1070m付近。進む先に十字の構造物が見えてくる。 キリスト関係のものかと思ったら、別荘地内のみゆき通りを示す道標だった。
       
1070mの分岐。この先は分岐点がかなり多い。 1085mの分岐。東へ。 1135m付近の分岐。東へ 作業林道と破線路が出会う場所。1130m付近。
       
1130m付近から見下ろす尾根上。破線路の場所だが歩道幅は見えない。 1160m付近。作業林道最上部終点地。Uターン余地は無く、クローラー用の作道のよう。 D最高所に境界標柱 D最高所の北東3mほど、少し下がった位置に標石が埋設されている。
       
D東北東側に配水施設。破線路はこのためで、尾根より東側に道があるよう。 D北東から山頂。 D無傷の四等点。傾斜点扱いだが、それほど傾いているようには見えない。 D珍しいことに、防障石が辺の位置ではなく角位置に配置されている。
       
帰路は西に下る。1150m付近。快適尾根。 八風山側の廃別荘地 尾根南に道形が上がってきていた。1150m付近。 上からレマン湖
       
まだ新しい熊の糞も複数カ所で見られた。間違いなく生息域。 上から八風湖 E1035m付近で、往路の林道に戻る。 ゲート帰り
       
判読不能になった八風山への道標。 山の神に挨拶をして・・・。 F駐車場に戻る。




 勤労感謝の日を含めた三連休。二日前に
週末に行くと連絡があり、それこそ急に二男家族が帰省した。孫らの目的は迷犬と戯れることなので、長時間連れ出しているのは可哀そうであり、近場でささっと登れ戻れる場所を選ぶ。
 

 

 週中のニュースで、「浅間山荘事件」山荘管理人さんがお亡くなりになったことを知った。建物はレイクニュータウンの別荘地内で一般人が立ち入れない場所にある。失礼だが、興味はあるが見たことが無い人がほとんどだろう。そのレイクニュータウンの西側の高みに四等点が埋設してあり、なんと点名が「浅間山荘」なのだった。事件の建物と同じ名前であり驚いた。多くの点名があるが、ここもある意味で珍名点だろう。別荘地内にはいろいろな名前の建物がある。その中で、間違いなく事件現場を引用したと思えた。他にも名前を選べたと思うが、思い切ったすごい名前の場所でもあった。 

 

 点名とは別に、国土地理院側では「傾斜点」として成果不良点扱いになっていた。それでもいいから標石を拝んでみたいと思えた。あとは、どのくらい傾斜すると不良扱いになるのかを知りたかったこともある。現地で曲がっていても、傾斜点扱いになっていない場所もある。なにか傾斜の意味合いが違うのか、いずれにしても現物を見てみたかった。アプローチは、当然レイクニュータウンには入れないので、八風湖側から林道を伝うことにした。 

 

 4時半に家を出る。西上州側は晴れ予報の日であったが、軽井沢に上がると冬の雰囲気でどんよりした曇り空に、時折ガスが垂れ込めていた。外気温は0。発地地内の舗装路では白く霜が覆っている場所も多かった。本音を言うと、ルグラン軽井沢の駐車場には停めたくないのだが、その先の林道沿いの余地にスタッフが停めるようになってしまったに、取捨選択でルグランの場所しか残っていないのだった。早出のスタッフが早朝から続々と出勤してきていた。それら従業員の目があり、やや後ろめたいが準備に入る。 

 

 6:19行動開始。山の神を下から仰ぐようにして旅の安全をお願いする。その先の分岐を右に大平林道側に入って行く。ゲートの場所まで進み、そうだゲート前に停めればよかったと広いゲート前を見て思った。ゲートを越えて進み、流れを左に置いて進みながら、アレッ太い水線の右岸を進まねばならないはずと地形図を見返し間違えに気が付いた出だしからチョンボで戻る。ゲートの所には、ピッキオらしい熊に対する注意書きが掲示されていた。軽井沢での熊との共存姿勢には賛同したい。Y字分岐まで戻り左(東)の道に入って行く。 

 

 右岸側の林道にも980m付近にゲートが在った。そこに注意書きもあるが、林道名が記されてはいなかった。ゲートの先30m付近に大木が倒れていた。これにより使われていない林道と判る。そしてこの日に通過する車両が無いことが判り伝うにあたっての気分が楽になる。995m付近で道幅が広くなり、ここは東側に枝道が見られた。向かう方向としては合致しているので入ってみたくなったが、林道の先の様子も踏査したかったので、そのまま南へ進んでゆく。 

 

 道の状態はとてもよく、フラットで緩斜面、周囲は広葉樹なので季節的に見通しもいい。そして下草としての笹があるが、ほとんど膝丈以下なのでグランドカバーのようで奇麗だった。白い尻毛のシカが何頭も見られる。見通しが良く隠れる場所がないので狩猟するのはいい場所だろう。おそらくは禁猟区のように思うが・・・。地形図に描かれていない枝道がいくつか見られる。八風郷とレイクニュータウンとに挟まれる地形であり、ここも開発の候補地だったのかもしれない。 

 

 1060m付近に変則四差路が現れる。西に破線路の林道幅が上がっており、南への直進側は、幅2m深さ1.5mほど流れに削られていた。よって車で入ってもこの先には進めない。東への実線路側も流れにより掘れて寸断されており、水線の場所の以前が想像できなかった。掘れた先はとても状態が良く続いていた。東進してゆくと、1060m付近で一番東側の水線を跨ぐ。ここも幅2m深さ1mほどの段差になっていた。足元をドロドロにしながら対岸へ進んでゆく。 

 

 笹の生えた林道幅を登って行くと、向かう先に十字の構造物が見えてくる。なにかキリスト教関係の施設か墓地でもあるのかと思ったそこは、東に出てみると別荘地の舗装路で、みゆき通りを示すトーテムポールのような道標だった。1070m付近だった。西に戻り再び林道幅を伝う。この先からたくさんの分岐が現れることになる。1070m付近で東を選び、1085m付近も東へ。1135m付近も東へと選ぶ。かなり細かく作道してある場所だった。 

 

 東に進んだ1130m付近で、地形図の破線路と出合うだろう場所となるが、尾根上には道形は無かった。この時は廃道化しているのだと思えた。西に向かうとY字分岐で上側の道を選ぶ。そして最後の分岐が1140m付近。ここは東へ向かう道を選ぶとその先で終点となった。終点地にUターン場所は無いので、クローラ用の道だったよう。ここからは山頂まで薄い踏み跡が続いていた。 

 

 最高所には頭を赤く塗られた境界標柱が埋められていた。そこから見る北東尾根上に、国土地理院の角木柱が見られ、最高所から3mほど離れ、標高は300mほど低い位置に埋設してあった。浅間山荘四等点到着で、標石を見るも傾いているようには見えなかった。ここは名前も珍しいが、防障石の配置も珍しかった。通常は標石の辺の位置の外側に配置してあるが、ここは角の先に配置してあり四辺ではなく四つ角を守っているような形であった。ここから東北東を見るとそこに、配水施設のコンクリート構造が見えた。と言うことは、破線路の道形は尾根上ではなく尾根の東側に存在することが判った。破線路は別荘地の配水施設への連絡路であった。山体の東側は傾斜が強いので、もしかしたら「浅間山荘」が見下ろせるかもと期待したが、木々が邪魔をして建物を分別できる状態ではなかった。 

 

 下山は西尾根を利用する。ここも笹が低く歩きやすい。そして割と遠望が楽しめる尾根だった。八風山側はガスが垂れ込めていたが、北側眼下にはレマン湖も見えていた。進むこと1150m付近で、尾根南側に林道幅が上がってきていたので降りて行く。さらに西に進むと、1140m付近で尾根を乗越して北側に道が続いていた。ここの少し手前にはそう古くない熊の糞が見られた。さらに西に進むと、八風湖も見えるようになる。そして道は南斜面を降りて行く。1075m付近にも熊の糞が見られた。そして降りて行く先に、往路に通過した林道が見下ろせるようになる。 

 

 1035m付近で往路の林道に降り立つ。北に戻って行く。大平林道の方は大きく荒れてしまっているが、こちらはさほどではない。右岸と左岸での違いは、地形的な部分だろう。大平林道のある左岸は流れに近いところに林道があるためだろう。ゲートに戻ると、ゲート前の建物前までに車が停められていた。スタッフの駐車場のようだが、ここのスタッフはあちこちに停めていることになる。施設建物が分散しているからだろうとは思う。再び山の神に挨拶をしてから駐車場に戻る。まだ8時前、駐車場は4割ほど停められていた。ここも客用と兼ねた従業員の駐車場になっているようだった。 

 

 次の発地三等点側に向かう。 


 

   
                                                   戻る