高和良比三等点
1504.9m
2025.7.5(土)
晴れ 単独 大門峠から 行動時間:32M
@池の平駐車場5:45→(1M)→A大門峠交差点5:46〜47→(12M)→B高和良比三等点5:59〜6:04→(11M)→C大門峠帰り6:15〜16→(1M)→D駐車場6:17
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| @池の平「開拓の碑」前駐車場 | @開拓の碑 | A大門峠 | A入山口。ややモシャモシャ |
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| A道標 | Aトレイル全体図 | 低い笹原の中に道形が続く。 | 根本付近の食害が目立つ。 |
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| 古い土手沿いを進んで行く。 | 1490mの肩から先 | B高和良比三角点峰 | B無傷の三等点 |
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| B山名板はなくトレイルの道標が立つ。 | B南から | Bヤキソバパンと | B北から |
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| C大門峠帰り。高速通過車両が多いので注意。 | D駐車場に戻る。 |
週中に親族に不幸があり、葬儀が執り行われる土曜日。喪主の意向もあり出向かない事になったのだが、本来は現地入りしていたことを思うと、この日の山は自制した計画にしておこうと思った。気にせず遊べばいいのだが、気にしてしまうのが私でもある。
白樺湖の北に大門峠があり、そこから北東に尾根道が上がっているのが地形図に読める。その行き止まりのピークに高和良比三等点が埋設してある。当て字とは思うが、ワラビを漢字表記したのを初めて見た場所でもあった。その場所をグーグルマップで見てみると、行き止まりの場所からさらに町界上の尾根に道形が続いているのを知った。調べるとこれは「中央分水嶺トレイル」の一部で、美ヶ原から長門牧場まで全38Km繋がっていることを知った。道が描かれているが藪化している場所もある中では、このトレイルの存在は有益であり、道形が伝えることが予想でき、負荷が少ない場所と判った。
4時に家を出る。明け方まで雨は尾を引き、フロントガラスを濡らしながら白樺湖へと向かって行く。途中のコンビニでは、山に向かうハイカーの姿もありハイシーズンに入っていることを気づかされる。大門峠の南には広い駐車場があり駐車には困らない。石を模したものを乗せたモニュメントと、大きな「池の平開拓の碑」が目立つ場所でもある。すぐに準備に入る。
大門峠は変則交差点で、さらに起伏により見通しが良くない。そこを通過車両が高速で通過してゆくので注意が必要。その交差点の北東に、中央分水嶺のトレイル入り口が在るのだが、予想ではもっと明瞭な道かと思ったら、あまり歩かれないのか入口はややモシャモシャしていた。ここにはトレイルの道標と全体図も掲示されていた。雨の後であり、足元を濡らすこの草地が続くのかと危惧したが、10mほど我慢するとその先は一筋の道形が導いており、周囲は低いササの植生だった。食害で笹が低くなったのか、鹿の警戒音が近くからしており、何頭も走り去る様子が目視できた。
古い道形がこのトレイルの左右に見える。そして東側に小さな土手が続き、ここに放牧地があったことを示していた。そこに沿うように道は進んでゆく。高度を上げてゆくと、大門峠からの通過音は小さくなってゆく。1490mの肩に乗り上げると、その先は平坦な尾根筋となり向かう先に高みが見えてくる。
あっさりと高和良比三等点峰登頂。山名標識は無いがトレイルの道標が標石の東側に立てられていた。その標石は予想外にも無傷であった。簡単に登れるこの場所なら、割られている可能性もあると思った場所だが、きれいな無傷の標石が出迎えてくれた。北進してきたトレイルは、このピークから北東に降りて行っていた。迷犬はその方向に降りて行こうとしていた。ヤキソバパンを取り出すと拍子抜けしたような表情で、”ここまでなの”と少し小首を曲げていた。だが、そんなことより食い気で、次の瞬間からヤキソバパンに視線はロックオンしていた。早々に朝食として迷犬と分かち合う。そして帰路に。
大木としてはシラビソの植生があるが、その根元付近をシカに齧られていた。よく見るのは、立ち位置での首付近の高さを齧っている食害痕だが、ここは根元付近。そこが一番おいしいのだろう。短距離で名残惜しいのだが、とても気持ちいい尾根筋であった。ササが低いので見通しがいいってことがそう感じさせているよう。樹林帯の中で展望は全くないが、不思議なほど気持ちがいい。鹿が多いようなのでダニも気にしたが、付着は皆無であった。高度を下げて行くと、大門峠を通過してゆく車の音が強くなってゆく。
峠に戻り、あまりにも負荷が少ないので西の1540m峰に上がって、南の1490高点に降りてこようかとも思った。がしかしここに立っていると、通過してゆく車が速く危険で車道歩きは避けたいと思え、次の芦田村二等点に向かうことにした。