茶臼山        729.9m      
                    
                                                  
                                      
   2019.3.2(土)


  晴れ    単独    青池地区より    行動時間:41M


@駐車場8:22→(17M)→A茶臼山8:39〜46→(17M)→B戻る9:03


   
@駐車場からは2路あるが、下側を伝った方がスマート。 @駐車場に見える道標。 699高点峰は旗塚。 道が消失する。地すべりで寸断されたよう。
       
下側の道に降りる。 植物園内に入る場所で車止めあり。 植物園側の登山口。 芝池の分岐。復路はここから芝池側へと下る。
     
最後の分岐。まっすぐ進んだら展望場があったよう。 A茶臼山 A角Rの強い雰囲気のある三角点。 A標識
       
西側へと下り、林道に乗る。 諏訪神社 溜池の東を通過し西へ進む。 信里小学校
       
登山届ボックスに入っていたマップ。 石仏も並ぶ。 B戻る。  




 戸隠の丸山を終えて、戻るようにしつつ篠ノ井の茶臼山に向かってゆく。一度長野市内に入り、19号から86号と伝って現地入りした。上州からのアプローチで北から南に伝って現地入りするってのは稀で、逆行しているような感じで少なからず違和感を抱く。私だけかも。茶臼山は、ヤマランのルートコメントにてIAS氏が報告してくれており、その踏み跡をトレースするつもりで入山口は青池地区と決めていた。茶臼山には、地形図を見ても破線路は描かれていない。ただし現地は、ハッキリとした散策路があるようだ。

 青池地区の信里小前に茶臼山を示す道標があり、JAのところを北に入って行く。付近の概略図が最初にあり、その先のJAの施設前には詳細図が掲げられているが、カバーのプラスチックがくすんでおり見られるものではなかった。ここには登山届のボックスがあり、中を開けると、そこに1枚の詳細図が入っていた。茶臼山には全方向から登路があるように書いてあり、山麓各方面に散策路を作りトレッキングコースの場所として売り出しているようだ。先に進むと15台から20台ほど停められそうな広みがあり、ここから林道が上と下に二分していた。

 道標があるのは上側で、残り距離1.1kmとある。伝って進むと旗塚の史跡がある。生坂地区の京ヶ倉に登った時にも同じ名称の史跡を見ている。ここには茶臼山の解説板も立っていた。しかし道はこの先で寸断され、そこにはフェンスが設けられていた。下を覗くと10mほどの崖となっていた。以前はこの先にも道が続いていたようだが、地滑りにより寸断されてしまったようであった。道標に従い南に降りてゆく。出合った道が、駐車場からの下の道であり、最初から下を伝った方がスマートなのだった。林道幅の道で車でも入ってこれるが、この先で植物園の敷地となり車止めが設けられているので、入ってもここまでであった。

 地滑り地形の中を伝って北に向かう。先ほど上から見下ろした場所を左に見ながら進む。枯れた景色の中に、さらに寂れた東屋が見えてくる。ここが茶臼山の南の登山口らしい。道標が案内し道形が上がっており伝って進む。芝池の分岐の先で、道標の無い場所で枝道が右に見える。本道側を進んで行くと進路右側に高みが見えてくる。散策路は直登的ではなく、遊ばせるように大回りするよう切られ。大きく北に振ってから戻るように東に進む。こうなると、北からの道がメインルートってことになるか。道は途中薄くなるので、ここに来る散策者はそう多くないことが見える。

 茶臼山登頂。雰囲気のいい右書きの三等点が待っていた。展望が無く、これがために不人気の場所になっているとも思えた。山は展望があるかないかで人気は大きく違う。長居は不要で、すぐに南への道を降りてゆく。途中で90度進路を西に変えると、出た先は道標の無い枝道の場所であった。そのすぐ先の芝池の分岐からは西に降りて行ってみる。西斜面には灌漑用水なのか自然の溜池なのか、氷結したそれらが見られるそれらを左に見ながらどろどろとした滑りやすい道を降りてゆく。

 T字に林道にぶつかり、戻る方向なので南に進んで行く。進んだ先にお宮さんがあり、これは諏訪神社とのことであった。神楽殿の屋根の上にはしゃちほこが乗っていた。林道を下ってゆくと大ぶりな池が見える。当然ここも凍っておりスケートリンクのように見えた。その東側に細い道が南に登っておりこれを伝う。登り返すようにして進むと、出た先は交番の脇で、普段着のおまわりさんが元気に挨拶をしてきてくれた。信里小の校舎が目立つ地区ではあるが、歩いている道中に子供の姿はなかった。JA前を北に入り駐車場に戻る。

 振り返る。登山ボックスに入っていたコースガイドを見ると、里山であることから、山腹を含めた周回路で楽しむよう3ルート描かれていた。ピストン登山では短時間過ぎるので、大きく歩いた方がいい場所であった。ただしそれらの道が地形図に描かれていればいいが、無いので知っている人しか歩けないのが今。私の最初は、茶臼山は藪山だと思っていたほど。




 
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